やがて愛美は、可愛く逝った。
全身をひくっ、ひくっ、と痙攣させながらも、二人の母親のような大きな声は出さず
「は、はるかくん..」
と小さな声で呼び掛けるように言うと、ガクンと一気に力が抜けた。
それと同時に、前回の時と違い、かなりの量のさらっとした液体が愛美の割れ目から吹き出した。
口を着けている遥にとって、ちょっと意外だったが、そのまま唇を密着させて飲めるだけ飲み込んだ。
僅かに口から漏れた分がフローリングの床を濡らしたが、それも遥が口で吸い取った。
あはあはと可愛く荒い息をしている愛美を見ながら、母親二人は
「これって、汐でしょう?」
「すごいわね。私達、出した事無かったわよね。」
「愛美ちゃんって、本当にすごい素質があるんじゃない?」
「でも、それって雅代の息子のおかげだよね。
遥君、すごいよ..。」
と真面目な表情で話していた。
遥はすごく満足、いや感動していた。
僕の舌で、愛美ちゃんが前よりすごく感じてくれたんだ。
この水分って、愛美ちゃんが気持ち良すぎて、おしっこ漏らしてくれたのかな?
いや、お母様のおしっこは飲ませていただいた事があるけど、匂いとかかなり違ってたみたい。
でも、今は愛美ちゃん、幸せそうな顔してすやすや眠ってくれてるから、きっと辛かったりして出した物じゃないよね。
そう考えながら、身体を起こすと、そっと眠ってる愛美の髪の毛を撫でるのだった。
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