その騒動以来、愛美は全校生徒から絶対の指示を得た。
最初はイジメに加担した男子達も、いつの間にか愛美を、自分達共通の偶像のように扱うようになった。
遥の人気は前からのとおりである。
3年生になって、遥が生徒会長、愛美が副会長になり、二人揃って演壇に上がると、全校がどよめく程の人気だ。
二人は全校公認のカップルであるのに、その交際は清らかなイメージのままだった。
遥の指がわずかに触れたのに、愛美がびくんっと触れられた自分の指を離したを見た生徒達は、その清純を絵に描いたような仕草にため息をついた。
二人は普段、子供同士のデートなどはしない。
しかし月に一度だけ、それぞれの母親に連れられて会っていた。
ゴールデンウィークに雅代の家で寛いでいるのも、月に一度の親密な合瀬だった。
ふかふかのマットに、全裸でうつ伏せに横たわる冴子の背中から腰を、その娘の恋人である全裸の遥が、優しく丁寧に揉みほぐすマッサージをしている。
「ああっ..、遥君。効くわ..。とっても良い気持ちよ。」
「ありがとうございます。冴子おば様。」
ソファーに座って、全裸の愛美から肩から首を揉んでもらっている雅代も、やはり全裸だ。
「冴子。愛美ちゃんの指先って、不思議な気が出てるみたいね。
肩や首の奥まで、ジンって来るわよ。
こんな柔らかくて可愛い指先なのにね。
愛美ちゃん。たまには遥に握らせてあげてね。」
こう言われて、愛美の顔は真っ赤になる。
四人の時は今でも、遥は無表情、愛美は恥ずかしがりだった。
「雅代..。私、そろそろ遥君に、あれしてもらいたくなったんだけど..」
「そうね。遥、良いわね。」
母親から言われて、遥は
「畏まりました。お母様。
冴子おば様。では、仰向けになっていただいてよろしいでしょうか。」
遥から言われて、冴子はウキウキした表情でマットの上に仰向けになった。
適度に脂肪の乗った、しかし太りすぎはしない太股を大きく拡げる。
白い練り物のような二本の太股の間に、もやもやと黒い翳りがあり、その森の中には赤い裂け目が口を開いていた。
「失礼します。」
こう言うと、遥はその美しい顔を、恋人の母親の陰部に埋めていった。
「あっ!やっぱり..、上手だわ..。」
冴子の声は、直ぐに熱い吐息混じりになる。
「冴子ったら、いつも愛美ちゃんにしてもらってるのに。
愛美ちゃんだって、上手だよね。」
そう言うと、雅代は自分の肩を揉んでくれてる愛美の手に、自分の手を重ねた。
「愛美..、雅代のを..、しておやり..。」
そう娘に命じた冴子の声は、もう喘ぎ声が混ざっている。
「愛美ちゃん、良いかしら?」
雅代に聞かれて、愛美はちょっと恥ずかしげに微笑むと、
「はい、雅代おば様..」
と答えた。
愛美はソファーの前に周り、雅代は座ったまま大きく足を拡げる。
その足の間に、愛美も自分の顔を埋めていった。
母子二組による遠慮ない秘密の集まりだが、あくまでも母親がご主人様、子供達が奴隷であることは変わらなかった。
しかし二人の子供達は、友達同士である母親達が喜んでくれるのが自分の幸せだと信じてる。
今では遥も愛美も、恋人の母親のあそこに口でご奉仕するのに、何の躊躇いもなかった。
「あっ..、愛美ちゃん、上手ね..。
遥とはやり方が違うけど..、やっぱり上手いわよ..。」
雅代は片手で自分の乳房を揉みしだきながら、もう片方の手で、愛美の頭を自分の性器に押し付けていった。
「雅代..、いつも貴女..、きれいな遥君に、こんな事してもらってるわけ..?
羨ましいわ..。」
冴子の声も、絶え絶えになってくる。
部屋の中は、熱い吐息と喘ぎ声、ピチャッピチャッと言う湿った音で満たされていった。
やがて二人の母親は、お互い子供の恋人の口でのご奉仕によって、全身の力が抜けていった。
実際は無意識に、下腹や太股、脹ら脛の筋肉をピクン、ピクンと痙攣させたりしてるのだが、頭の中はピンク色のカーテンが閃き、何度も津波が押し寄せるような快感の波で満たされ、最後には
「あっ、あっ、あ!い、いいわー!いくーっ!」
と、絶叫と言って良いくらいの声を上げて絶頂にたどり着いた。
母親二人が恍惚の余韻に浸っている間、二人の子供はそっと母親達の股間から顔を引き、用意していた熱い蒸しタオルで、その顔や身体を拭き清めてあげる。
最後に、母親の淫液と自分の唾液で濡れそぼった股間と陰毛を拭き清めた。
二人の母親は、愛美が勧めた紅茶を飲みながら、お互い相手の子供の事を誉め合った。
「雅代。お互い、親同士気持ちよくなった事だし、そろそろ子供達にもご褒美をあげなくちゃ。」
「そうだよね。
でも、子供達がご褒美もらってるのを見るのも、私すごく好きなんだ。」
そう言うと、二人の母親は子供達に対して、「あれして、良いわよ。」
と告げた。
途端に愛美は顔を真っ赤にして恥ずかしい毛に俯いたし、無表情を装う遥も、ごくっと生唾を飲み込んだ。
子供達へのご褒美。
それは、初めての日のように、遥が愛美に口で奉仕すること。
雅代は、四人の中で遥だけが男の子であり、男の子の性的興奮は最終的には射精を伴うが、射精してしまうと急速に低下し、時には再起動に時間が掛かることを考えた上で、あえて息子の射精を封じた。
年頃のお前が出したいのは分かってるわ。
でも、射精は私が許さない限りやっちゃだめよ!
雅代は普段から、息子をそのように教育したきた。
だから遥は、オナニーも母親から許可をもらった時しかしないのを、厳格に守っている。
偶然股間に物に当たって、その刺激で出てしまったり、夢精するのはやむを得なかったが、それでも雅代は息子に、自分の精液で濡れた下着を自分で舐めてきれいにさせることまでしていた。
だから遥も、こんな場所ででも射精が許されないことに不満はなかった。
射精なんかしなくても、お母様、おば様と同じく大好きな愛美ちゃんを、気持ちよくさせてあげられる!
それだけで十分だった。
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