男の子から舐められてるって思わなければ良いんだわ..。
愛美はそう思うように努力した。
滑らかなゴムの道具で、あそこを当たられるだけ。
相手は男の子でも人でもなくて、道具みたいなもの..。
いえ、こんな動きは道具では不自然過ぎるわね。
そうだ!
以前私みたいな年齢の女の子が、怪物から襲われてるいやらしい2次元の画像をお母さんに見せてもらったことがあったわ。
その女の子みたいに、怪物の触手にされてるって思えば..。
私は、怪物から襲われて、食べられようとしてるのよ。
私はお母さんから、怪物の生け贄になりなさい、って言われて、気持ち悪くて恐いけど、それに従って健気に耐えてる女の子。
そう思えば良いんだわ。
愛美は硬く閉じていた目を、わずかに開けた。
そこには、優しく、それでいて心配そうに見守ってくれてるお母さんの顔があった。
お母さん。大好きです..。
そう思いながら、愛美は遥の舌に身を委ねた。
しばらくは、お母さんのために生け贄になると言う女の子らしい美しい想像の世界で遊ぶことが出来た。
しかし、愛美は自分の心とは別に、自分の身体が勝手に変化していくのに、気がついてしまった。
あっ、私、鳥肌がたったり、治まったりしてる。
どうしてかしら?
寒くはないのに..。
遥の舌が愛美の性器を、下から上に向かってずーっと舐めあげた時だった。
遥の舌が膣口から左右のひだの間を通り、クリトリスを下から舐めあげた時、愛美は全身に鳥肌がたち、同時に乳首が触ってもいないのにビンッとなったような気がした。
えっ?どうして乳首?
愛美がまたそっと目を開けて見ると、確かに自分の乳首が、薄い胸の上に三角に尖ったように硬くなっている。
あっ、どうしたの?私の乳首?
だって、虐められてるのは性器なのよ。
乳首は触られてないのに?
遥の舌が、同じ動きを繰り返す。
クリトリスが下から舐めあげられる度に、愛美は乳首に変な感触、刺激といった方が良いのか、ビクンっと電流が走ったような感じがした。
いや、乳首だけではない。
舐められてる性器のずっと奥、生理の時に変な痛みを感じさせることのある下腹の中でも、僅かだが違和感を感じた。
これって、私の子宮が変なのかしら..。
生理は、まだ来週の筈なんだけど..。
とりあえず、乳首が尖っちゃったのをこの男の子に知られたら恥ずかしいわ。
しかし、愛美の身体の異変は、さらに深刻な状態になっていく。
ピチャッ..。
舐められてる愛美の股間で、そんな湿った音がした。
その音が、次第に頻繁になってくる。
この音ってもしかして、私のあそこ、濡れてるんじゃ..!
それは、愛美がお母さんの性器にご奉仕する時や、反対にお母さんが愛美を口で可愛がってくれる時に良く聞く音だった。
そんなこと..、嫌だ!
私が、男の子から舐められて、気持ちよくなってるなんて!
愛美は動揺し始めた。
目を開けて見ると、きれいな男の子が、さっきと変わらずに愛美の性器に顔を埋めて、動かしている。
その動きは、乱暴でも性急でもなく、見た感じは淡々としているかのようだ。
しかし、男の子の顔が動く度に、愛美は股間に電気が走るような、あるいは性器の一部が溶けていくような感覚を覚えた。
だめ!これって、快感みたいじゃない!
私がお母さん以外の人からされて、気持ちよくなるなんて!
それも、男の子になんて!
愛美は、自分の感じているのが性的な快感であることを否定しようとするが、クリトリスを舐められて背中を反らせ、同時に乳首が切なくてたまらなくなっている今の状態は、「感じている」としか言いようがなかった。
愛美は恐くなった。
いっその事、男の子の性器で犯された方がましだわ。
それなら、嫌だけども経験のある痛みだから、正体が分かってるから恐くない。
でも、このままでは、私はどうなっちゃうんだろう?
遥の舌が、愛美の性器だけでなく、アナルまでも舐め、先を尖らせてつつくように、また押し込むように押し当てられる。
ああ、そんなところまで!
だめっ、汚いのよ!
愛美のそこ、そんなにしないで!
愛美はついに側で見守ってくれているお母さんに言った。
「お母さん..、私..恐い..。」
お母さんの言うとなら、なんでも従うつもりだった。
だから、この男の子から犯される覚悟もしていた筈だった。
膣が乱暴にこじ開けられ、身体の奥まで硬くゴツゴツした男の性器が侵入し、胎内をめちゃくちゃに掻き回されて、裂けて血が出ても耐えるつもりだった。
いや、そのまま死んでも構わないと思っていた。
それなのに、今の自分の身体がどうなっているのか?
なぜ、嫌いでたまらない男からされて、こんなに反応してしまったのか?
それが分からないから恐かった。
ついに愛美は、お母さんに助けを求めた。
やめて欲しいとか、言うつもりではない。
未知の不安を感じて、お母さんの命令に黙って従うことが出来なくなったから、それに耐えるための力を貰いたいのだった。
お母さんは優しく愛美の手を握ってくれながら、こう言った。
「愛美..。
お前が恐いのは、男の子じゃなくて、今の自分でしょう?
どうして、こんなに気持ちよくなってるの?って不安なんでしょう?」
その通り抜けだった。
「お母さん、弱い愛美でごめんなさい。
そうなんです..。
私、お母さん以外の人からこんなに気持ちよくされて、どうしたらいいんですか..?」
その声は、泣きながらだったにも関わらず、冴子にも、雅代にも、そして黙々と舌を動かしていた遥にも、たまらなく愛らしく思えた。
冴子は娘の手を再びぎゅっと握ってあげ、
「恐がりのはしかたないわ。
でも、その快感をそのまま受け入れなさい。
お母さんも、それを望んでいるのよ。」
と言ったのだった。
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