四人は、それまでお茶を飲んでいた上品な部屋から、別の部屋に移動した。
「あっ!」
愛美は小さく悲鳴をあげた。
そこで見たのは、自分が今の母親に初めて会った時に使われたの物。
婦人科の診察台だった。
親子となってからも、母親から命じられて何度か上がったことがある。
でも、それは見るのがお母さんだけだったから..。
今日はお母さんのお友達の雅代様、それにその息子の男の子までいる。
愛美の顔が青ざめてきたのを見た冴子は、
「愛美。どうしても無理なら、ノラナクテ良いのよ。」
と言ってくれた。
ちらっと雅代様の息子を見た。
きっと私のいやらしい姿、見苦しいあそこを見たくてギラギラしてるはず。
昔の父親がそうだったみたいに、野蛮で下品な目付きで..。
しかし、そうではなかった。
遥は、性欲とも、大きく股を拡げることになる愛美を蔑む気持ちとも関係ないような、天使のような顔のままだった。
一度目を伏せた愛美は、もう一度ちらっと遥を見る。
ギラギラした性欲まみれの下品な男の証拠、女の子を虐めたる肉の道具である下半身のあれが、大きくしていない..。
愛美には、ちょっと不思議だったが、自分が直ぐに遥に犯されるのでは無いのかもしれない、と思う反面、犯されても耐えるだけ、それがお母さんの望んでることだから..、とそれを否定する気持ちが混ざりあっていた。
婦人科の診察台に上がるには、母親の冴子が手を貸してくれた。
細い両足を大きく広げて固定される。
男の子の遥の視線が、自分の性器に注がれてるのは感じられたが、もう自分で辛いとか恥ずかしいとかを考えない事にした。
愛美の両足を冴子が固定している間に、雅代が愛美の両手を固定した。
「ごめんなさい、愛美ちゃん。
でも、こうされた方が、どんなことをされても仕方ないって思えるから、気持ち的には楽よ。」
こう言われて愛美は、雅代様に自分の気持ちが読まれているみたい..、とぼんやり感じた。
部屋の中には四人いる。
そのうち二人は大人の女性で、着衣のまま。
一人は美しい男の子で、全裸。
最後の一人が、全裸で婦人科の診察台で足を広げられた愛美だった。
立場的に愛美が一番恥ずかしく惨めな状態だ。
雅代様が息子に何か言ってる。
私を犯すように、って言ってるんだろうな..。
愛美は自分の股間に、遥の息づかいを感じた。
直ぐ近くで見てるんだ。
何人も女のここを見たけど、この子のは汚いな、って思われてるんだろうな..。
あの鬼畜な父親から、さんざん犯され、いやらしい道具で弄ばれて、怪我をして、今の優しいお母さんに助けられたんだ。
だから、普通の女の子みたいに清らかでも可愛くも無いはず。
そんな醜い私のここでも、雅代様から命令されてからって、この男の子は犯すんだろうな。
痛いだろうか?
いえ、お母さんが私が犯されるのを望んでるんだから、痛くても恥ずかしくても、お母さんが喜ぶようにしなければ..。
顔は無表情のままだったが、愛美の幼い心の中は、これから味わう辛い事に必死に耐えるよう葛藤していた。
あっ、触った!
愛美は、性器に何かが触ったのを感じた。
指先かしら?
きっと指で、私の小さなひだを捲ったり、クリトリスを剥き出しにしたり、割れ目全体をぐっと拡げたりしようとするんだわ。
いえ、きっとざらざらした指を、膣に入れてくるに違いないわ。
しかし、愛美のそこが感じたのは、ざらざらした荒れた男の指の感触ではなかった。
自分の性器に触れているのが、相手の身体のどの部分なのか、愛美には経験があるから分かる。
この男の子..、私のあそこを舌で..。
鬼畜の父親は、愛美の性器を舐めるより、自分の大きいごついチンポをしゃぶらせる事を好んだ。
愛美が性器を繊細に舌で愛撫されるのを覚えたのは、今のお母さんに引き取られてからだ。
父親から襲われる悪夢に魘された愛美を抱き締めてくれ、首筋から胸、脇から足の付け根と優しくしなやかな指で愛撫してくれ、いつの間にか最後の一枚も優しく脱がしてくれたあげく、愛美の一番繊細で柔らかい部分に唇と舌を当ててくれた。
それからは、愛美は今のお母さんが全てになった。
それが今..、お母さん以外の人が..、自分と同じ歳の中学生が..、それも天使のようなきれいな男の子が、私の性器に口を着けて舌で舐めてる!
「ああっ!」
心を殺してる筈の愛美だったが、全身に悪寒にも似た緊張が走り、思わず小さな悲鳴をあげた。
いや..、嫌だ..。
私の大切なところを、お母さんだけがしてくれるやり方で、男の子がしてる!
やめて..。嫌..。
それでも愛美は、強い自制心で心の声は口からは出さなかった。
しかし、涙が流れ始めた。
そんな愛美の診察台に固定された手首を、お母さんである冴子は、優しく握ってあげる。
遥の舌は、愛美の割れ目の中のひだやクリトリスの間を隅々まで舐めて清める。
遥も、女性の性器に口で奉仕したのは、これまでお母様だけだった。
お母様の性器に心を込めてご奉仕したら、熱く濃厚な蜜がご褒美として与えられた。
いや、遥にとってはご褒美なんか副産物に過ぎない。
お母様にご奉仕している。
お母様に気持ちよくなっていただける。
それが遥の喜びだった。
今、お母様の命令でご奉仕している女の子は、お母様とは全く違っていた。
作りも小さいし、なによりガチガチに緊張しているのが分かる。
遥を積極的にうけいれてくれるお母様とは、違うんだ。
舌で触ると、それを嫌がってるように、太股や下腹の筋肉が緊張した。
しかし遥は、その女の子の性器に口でご奉仕し、女の子を気持ちよくさせることが、お母様から命じられた自分の仕事だと思うと、一心にそうするしか選択肢は無かった。
お母様はある程度舐めると、今度は繊細な舌使いより少し荒々しい動きを好む。
でもこの子には、お母様よりずっと優しく繊細な舌使いでなくては..。
ひだの間など複雑に入りくんだ部分も、舌先でこじ開けるのではなく、出来るだけそっと優しく、触るか触らないかと言うくらいに舌を接触させる。
ひだの間にある汚れも、お母様のとは匂いも味も違う。
お母様のような豊潤ではなく、いかにも若いつんっとした刺激臭がする。
汗やおしっこのような匂いも強かった。
愛美は今日出かける前、お母さんから言われて身体をちゃんと洗ってきていたが、それでも若い女の子の新陳代謝は、わずか数時間で大切な部分に、汗だけでなく女の子特有のおりものによる汚れも着けてしまっていた。
お手洗いに行った時も、もちろん拭き取ってはいたが、それでも僅かでもおしっこは残る。
舐められている愛美自身、そんな事は十分分かっていた。
お母さんにご奉仕してる時は、お母さんのそんな汚れを舐めとることが、愛美にとっては嬉しいことだ。
しかし、お母さんから口でしてもらう時は、お母さんに自分の汚いところを舐められるのが、心苦しくてたまらなかった。
今、初めて会った男の子に舐められている。
思春期の愛美にとって、羞恥の極みだった。
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