2週間後、テーブルの上に並べられた自分をせめるための道具を前に、遥は僅かに顔色が青かった。
太く長いガラスの浣腸器には、200ccと目盛りが書かれている。
その向こうには、ガラスの大きな容器にゴムの管が繋がっているイルリガートル。
ゴム管の先には、長さが10センチ以上あるノズルが取り付けられている。
様々な太さ長さで、でこぼこや捻りが着いているディルドー。
円錐形で一番太い部分の下が括れたアナル栓。
それらの道具を使って、母親である雅代が、こ遥の未経験のアナルを辱しめ、辛くしてくれるのだ。
覚悟はしていた。
きっと痛くて辛い拷問になるのだろう。
でも、それが敬愛するお母様からされるのだ。
それを想像している間は、遥は甘美な妄想に浸っていた。
しかし今、それに使われる道具の数々を、目の当たりに見せられると、やはり少年らしい恐怖も感じない訳にはいかなかった。
特に、テーブルの真ん中に置かれた赤い生ゴム製のパンティー。
その全部に取り付けられた黒いディルドーは、かなり正確に男性器の形を模倣していた。
真っ直ぐではなく、バナナの様に上に反った形で、括れた溝の先の先端部分、つまり亀頭は一際横に太く、禍々しい形をしていた。
最も太い部分で4センチ。
これをお母様が嵌めて、僕のアナルに突き立てるんだ。
そう思うと、恐さと興奮がない交ぜになって、顔色は青ざめているのに、胸は激しく鼓動して張り裂けそうな気持ちだった。
雅代はすでに全裸で正座している息子の前で、それまで穿いていたベージュのパンティーを脱ぎ捨てた。
そして、テーブルから赤いペニパンを取り上げると、それに足を通す。
生ゴムは雅代の下腹部にぴったりとフィットし、禍々しい黒いペニスは、本当に雅代の股間から生えているのではないか、と思われる程自然に突き出でいた。
「どう?私に似合うかしら?」
母親から聞かれ、遥は
「とても..、強そうです..。」
と答えてしまった。
雅代は怒るかと思いきや、微笑んでくれた。
「この形はね、私の夫、お前のお父さんのチンポにそっくりなんだよ。
カタログで見て、本当に似てたから買ったんだ。」
そう言うと雅代は、父親のものと似ていると言う人工ペニスを、遥の鼻先で上下に振って見せた。
「お前、お父さんのチンポは、見たことある?」
養母に聞かれて、遥は幼い頃、父と母と三人で温泉に入った記憶が呼び起こされた。
逞しい身体のお父さんと、優しかったお母さん..。
しかし、そんな甘い思い出に浸る暇は無かった。
「ほら!これがお父さんのだって思って、キスしなさい!
お前をこの世に生ませた事に感謝してね!」
そう言うと、雅代は可憐な息子の口元に、人工ペニスを突きつけた。
「は..い..」
遥は、それが父親のチンポだと思おうと努力しながら、口の奥まで受け入れた。
雅代は、息子に父親のをフェラチオさせると言う背徳の妄想に興奮し、生ゴムのパンティーの内側を熱く湿らせた。
それから、本格的な遥のアナルへの責めが始まった。
ガラス製の浣腸器によるグリセリン水溶液の注入。
遥は浣腸は初めてだと言うのに、最初から200ccの薬が注入された。
グリセリンの効果が現れる前に、腸の中に勢いよく液体を注入された刺激に、既に遥は激しく動転していた。
こ、こんなに..。まだ、入ってくる。
もう、もう苦しい..。
僕のお腹、壊れるんじゃないかしら..。
それは、苦しいだけでなく、未知の責めに対する恐怖でもあった。
やがて、大量の液体の注入による苦しさに、グリセリンの排便を強く促す効果が加わった。
床に四つん這いになったまま、遥は全身に鳥肌をたて、自然に胴震いがした。
「どう?辛い?」
雅代の問いに、いつもなら
「お母様、僕、大丈夫です。」
と健気に答える遥も、今回は
「あの..、お母様..。僕、お腹が痛いです..」
と正直に訴えざるを得なかった。
※元投稿はこちら >>