「どうしたの?
しっかりしなさい。」
雅代が声を掛けると、遥は
「お、お母様..、僕、ちんこが..、おかしいんです。」
と不安げに訴えた。
「気持ち良くなかった?お前、射精したのよ。」
と教えたが、遥にとって初めての射精は違和感を伴う不安なものだったようだ。
確かに普通の激しい噴出ではなかったが、慣れない初めての射精だから、幼い身体が整ってなかったのかもしれない。
雅代は手に着いた遥の精液をクンクンと匂い、そして舌で舐めてみた。
昔味わった夫のものとは僅かに違うが、精液には間違いなさそうだ。
「大丈夫よ。これが、お前の精液。
手が汚れたわ。
舐めてきれいにしなさい。」
雅代は、精液が着いた手を遥自身の口元に差し出した。
「お母様の手を汚して、すみません..。」
遥は一言詫びると、舌を出してそっと雅代の手に着いた自分の精液を舐め始めた。
まあ、私が命じたら、自分の精液を舐めてるのね。
こんな天使のような子が、こんなことをするなんて、あの担任の先生も想像出来ないと思うわ。
なんて素敵なんでしょう。
雅代はいつもに増して、自分の裂け目が熱く潤うのを感じた。
雅代は遥にクンニを求め、忠実な息子は母親を満足させるためいつものように懸命に舌を使ってくれたのだった。
二日後、自分が昔から懇意にしている女性の婦人科医師に連絡を取り、遥を診察させた。
婦人科の医師ではあったが、息子の初めての射精の様子が普通と違うようだから心配だ、と言うと土曜の午後は休診なのにも関わらず、直ぐに診てくれた。
「まあ、この子なのね。
なるほど、天使のようね。」
先生には、前もって養子の男の子に対して、性的ないたずらをしてることを打ち明けていたのだが、その為看護師の立ち会いも無しでの診察だった。
先生も遥か美しい少年であるのに驚いた。
普段表情を見せない遥だが、さすがに病院に連れていかれた事で不安な様子だった。
先生は遥に対して、初めは問診を行った。
養母である雅代が立ち会ったが、かなり露骨で突っ込んだことまで聴かれ、遥は答えるのに戸惑い、あるいは羞恥した。
「この先生には、お前の事は全部話しているわ。
大丈夫だから、正直に答えなさい。」
雅代にとっては、それは初めて第三者を加えた遥への羞恥的な責めだった。
先生にも、事前にそれを話してお願いしている。
「今のお母さんの前で裸になることは恥ずかしい?」
「お母さんの裸を見ることは?」
「お母さんからされるのなら、いやらしくても大丈夫なのね?」
「お母さんの粘液は美味しいと感じる?」
「お母さんの手に着いた自分の精液を舐めたのね。どんな味や匂いがしたの。具体的に教えて。」
普通の思春期の男の子なら、医師の先生からの質問でも、とても答えられないような質問が浴びせられた。
普段他人に対しては無表情を装う息子が、羞恥に顔を赤らめ、しかし正直に答えているのは、雅代にとっても興奮できるものだった。
「大体分かりました。
では、身体の方を診察します。
ここで全部お脱ぎなさい。」
先生からそう言われて、一瞬だが遥は雅代に助けを求めるかのような視線を送った。
しかし雅代が小さく顔を振ると、素直に
「はい。」
と答えて着ていた中学校の制服を脱ぎ始めた。
家の中では見慣れた遥の裸体も、病院の診察室と言う非日常的な空間で見ると、雅代にまた新たな興奮を誘った。
トランクスを脱いだ遥は、片手で前を隠そうとしたが、先生から隠さないようにと言われ、気をつけの姿勢になった。
「そうよ。良い子ね。」
気のせいか、女性の先生の顔も紅潮しているように見えた。
もちろん遥も雅代もだった。
病院の医師に対してとは言え、雅代にとっては、まるで大切な息子を貸し出ししてるかのような背徳的な興奮だった。
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