その日の夜、今日のお礼を伝えようと梨沙お姉さんにラインするとすぐ返事が帰って来ました。
何度かやり取りをすると明日の日曜日、「時間があったら会わない?」と言われ、今日会ったばかりなのに、憧れのお姉さんにまた会えるんだと思うと嬉しさがこみ上げて来ました。
母にその事を伝えると相手が女性だという事もありすぐにOKしてくれました。
あくる日の午前10時頃、梨沙お姉さんは家まで車で迎えに来て母に挨拶し私を助手席に乗せて走り出しました。
「結実ちゃんおはよう。ポニーテールにしてきたんだ。」
「あっはいっ!梨沙お姉さんがポニーテールが似合うって言うからしてきました。」
「その髪型が一番似合うね。今日の結実ちゃんの服装、私と似てる。白のTシャツにデニムのショートパンツ。私はジーパンだけど。」
「私、シンプルな服が好きで。梨沙お姉さんスタジオで会った時と全然雰囲気が違う。カッコいいです。憧れてしまいます。」
「クスッ…結実ちゃんありがとう。嬉しいわ。」
車内の会話はとても楽しくリラックス出来ました。その後お姉さんに連れられ石黒さんに会ったショッピングモールに行きました。
そこで私に似合いそうな服、少し短めのミニスカート等を買って貰いました。私が恐縮してると、
「そんなに高くないし遠慮しなくていいのよ。これは結実ちゃんへの投資だから。会社から経費貰ってるの。ほらこのインナーも買いましょう。デリケートな胸保護してあげないと。結実ちゃん足も綺麗だから少し露出したほうがいいよ。大人っぽく見えるしね。短めのスカートだと緊張するでしょ?その緊張感が結実ちゃんを綺麗に見せるの。わかる?」
と色んなアドバイスをしてくれました。
「はいっ。ありがとうございます。」
ショッピングモールで軽く昼食を済ませると、
「私の家でゆっくりお話しましょう。結実ちゃんいい?」
と梨沙お姉さんの家に誘われました。
断る理由もなく少しドキドキしながらお姉さんの家に向かいました。
お姉さんの家はワンルームマンションマンションでとても綺麗に整理されていました。
「狭くてごめんね。そこのベッドに腰掛けて待ってて。今飲み物用意するからね。」
「はいっ!全然狭くないです。お部屋綺麗ですし…私の部屋と違って。」
ベッドに腰掛け待っていると私の横にお姉さんが座り、飲み物を渡されました。コップの熱さにびっくりすると、
「暑い時は冷たい物を飲みたいと思うけど体には悪いのよ。少し熱いぐらいの飲み物がいいの。紅茶だけど飲んだ事ある?」
「はいっ何回か飲んだ事あります。」
とコップの紅茶に口をつけゴクンと一口飲みました。
「熱いけど美味しいです。」
「お口に合って良かったわ」
紅茶を飲みながらお話していると突然頭がふわふわしてきてお姉さんに持たれかかってしまいました。はっきりとした意識があったのはここまで。
お姉さんは私が手に持っていたコップをテーブルに置き、私をベッドに寝かせたような…。
それから暫くの時間、私は夢か現実かわからない世界にいました。
お姉さんの顔は見えてるのに、体が動かない。声は聞こえるのに返事が出来ないような。
夢の中でお姉さんは私の服を脱がせていきました。衣装に着替える時お姉さんに胸は見られていたけどパンツまで脱がされると流石に恥ずかしい気持ちが込み上げて来ました。
でもこれは夢、夢なんだと自分に言い聞かせている自分がいました。
お姉さんは私の体に冷たいヌルヌルした冷たい物を丁寧に塗り始めました。
最初は首筋、それから胸…。お姉さんのしなやかな細い指先が私の体を這っていきました。
お姉さんの優しい声が耳元で聞こえてきます。
「結実ちゃん…リラックスして。大丈夫…大丈夫だからね。デビューする前に誰でもする大事な事だから。」
そう聞こえると私の小さな膨らみにお姉さんの指先が触れました。
お姉さんの指は、小さな胸を下から優しく持ち上げるようにマッサージをするように這っていきます。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…。」
お姉さんの指先が乳首に触れると思わず
「あっ…んんんっ…んああっ」
と自分でもわからない声が出てしまいました。くすぐったいような痒いような…初めての感覚。
またお姉さんの声が耳元で聞こえてきます。
「結実ちゃん…大丈夫だよ。リラックスして、リラックスして。結実ちゃんかわいい。もっともっと感じて。」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
お姉さんの声が聞こえると安心する自分がいました。
お姉さんの指先が執拗に敏感な乳首に触れてきます。それは決して痛くなく微妙な強さで…。
「あっ…あっ…んああっ…はぁ…はぁ」
体中が熱くなり感じた事のない気分になっていきました。それは嫌な気分じゃなく心地いいというか、自分でもよくわかりませんでした。
お姉さんの指が胸からお腹へとゆっくり降りてきます。
両足の指先までマッサージされたかと思うと、私の一番大事な部分にお姉さんの指先が滑り込んで来ました。
ビクッと反応する私の体。
「あっ…はぁ…はぁ…あっ…あっ…」
自分でも触った事のない部分に触れられ鼓動が早くなり体がますます熱くなっていきました。
「大丈夫…大丈夫だからね。そうそうリラックスして。」
お姉さんの声がまた耳元から聞こえてきます。
太ももの付け根辺りを執拗に撫でられくすぐったいのに体が動きません。
指先が、私の大事な所をなぞるように何度も行き来しているうちに気持ちが高まって来るというか、得体のしれない何かがゆっくりと込み上げて来るのを感じていました。
「結実ちゃんの半開きの口から吐息が漏れるような息遣い…かわいい。そうそうもっと感じて。」
お姉さんの指先がある部分に触れるとびっくりするような刺激を感じ、動かないはずの体が、お尻が何度もビクッビクッと浮くぐらい反応してしまいました。
「あっ…あっ…はぁ…はぁ…いやっ…こわい…はぁ…はぁ…。」
あまりの刺激に小さな声を上げる私。
「結実ちゃん怖がらないで。ここはクリトリスって言って女の子の体の中でもっとも敏感な場所の一つなの。リラックス、リラックスして。」
お姉さんの声が耳元で聞こえると不思議と怖くなくなっていきました。
お姉さんは指先で私のクリトリスを優しく撫でるように刺激してきます。
「あっ…あっ…んんんっ…はぁ…はぁ」
得体の知れない感覚がすぐそこまで込み上げて来ていました。
「結実ちゃん…我慢しなくていいのよ。すぐそこまで込み上げて来てるんでしょう?」
お姉さんは私の今の感じている様子を何故かわかっているようでした。
敏感な部分を指先で円を描くように優しく撫でられていると、いよいよと言うくらいまで込み上げてきました。
「はぁ…はぁ…あっ…あっ…あっ!!」
いきなり目の前が真っ白になり、お尻が思い切り浮くぐらい体を反らせるとガクッと力が抜け心地いい余韻が私を包みました。
「結実ちゃん頑張ったね。これがイクって感覚なの。気持ち良かったでしょう。余韻を楽しんでね。」
お姉さんの言葉を聞いた後私は深い眠りに落ちていきました。
目が覚めると私はベッドに座る梨沙お姉さんの膝を枕にして寝ていました。
「結実ちゃん…目が覚めたようね。突然眠ってしまったから心配してたのよ。緊張してたのかな?」
お姉さんの言葉にさっきの事は?夢だったの?えっ?とお姉さんを見上げました。
「私…眠ってたの?なんだか変な夢みてたような…。」
「どんな夢だったの?お姉さんに教えてくれる?」
と言われたけど恥ずかしくて言える訳もなく、
「あっあの…なんでもないです。眠ってしまってごめんなさい。」
と言うと、
「いいのよ。自分でも知らないうちに緊張してたのね。お姉さんの家でリラックス出来て良かったね。」
となんだかさっき聞いた言葉。リラックス…もしかしてさっきのが。いやさっきのは夢だった。だって体ベタベタしてないし服もちゃんと来てるし。
と頭の中がこんがらがってる自分がいました。でもさっきの夢嫌じゃなかったと思ってる自分がいました。
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