ほとぼり冷ましの2週間が過ぎ、俺達はまたYのマンションに集まった。
あれ以来毎日緊張して過ごしたが、俺達の誰かの周辺に聞き込みが入ったり、駅に警官らしいのが立ってたりすることは、俺達が気づく範囲ではなかった。
陽菜は何とか隠し通せたらしい。
JSをレイプした場合、本人は恥ずかしくて親にも被害を話せない場合が多いが、母親が気づくことが多いらしい。分かりやすいのが、ショーツの不自然な汚れだ。
だから俺達はあの日、コトが終わった後、陽菜に新しいショーツを履かせた。大量に中出したので、どれだけ丁寧に拭いてやっても時間がたてば精液が逆流してきてショーツを汚す。家に帰ったらすぐに、朝から履いていたのに履き替え、汚れたショーツは誰にも見つからない場所に隠しておき、ほとぼりが冷めたら駅のゴミ箱とかに捨てるよう、陽菜に指示した。おそらく彼女は、その通り行動してくれたのだろう。
発覚するリスクがなさそうだとなれば、次の計画だ。話し合いの結果、2人目のターゲットはMが調査を担当した子に決まった。名前は分からなかったので、俺達はその子を[葵]と呼ぶことにした。
Yが12人の中から、陽菜と葵と、あと1人を選んだ時。Yが葵の画像を指差したトタン、Mは待ってましたとばかりに身を乗り出し
「いいだろ?その子!」と興奮した様子で言った。だが画像のその子は、大きなピンク縁のメガネを掛け、一心に参考書だかに見入っている、昭和の頃ならガリ勉とか秀才とか呼ばれそうな子だった。
俺達の反応が薄いので、Mは自分でマウスを操作して、別の画像を表示した。メガネっ娘が、メガネを拭くために外した、貴重な一瞬を捉えた一枚。メガネを取った葵は、ビックリするような美少女だった。
Yの冷静な分析が始まった。
「これだけの美貌をこんな色気がないメガネで隠してるということは、多分この子は男子にチヤホヤされるのがイヤなんだろう。女子のやっかみとかも。勉強のジャマだと思ってる。それに、この立ち位置だ。」
Yは別の画像を表示した。葵は、いつも乗る車両の後ろの端にある、大型トイレのドア前に立っていた。ボタンを押すと自動で開く幅の広いドアは、トイレ本体の壁から一段奥まっている。その窪みに半分身を隠すように、葵は身体の右側をドアに持たせかけて立っていた。
「ここだと、乗ってきた客からは目につき辛いし、無防備な身体の前側も半分くぼみでガードしてる。完璧な痴漢対策だ。この子は以前、ひどい痴漢に会ったことがあるんじゃないかな」
Mが俺を見てニヤニヤしているので、俺は真顔で何度も首を横に振ってみせた。
「だがこの隠れ家は、裏を返せばこの子自身が逃げられなく取れなくなる場所でもある。」
確かに、トイレのドアの前の通路は他より狭くなっているだけに、混雑時の圧迫はひときわだろう。もしこれで前後を俺達に挟まれ、右をトイレドア、左をあとから乗ってくる乗客の身体に押されたら、何をされても他の場所へ逃げることはできないだろう。
このYの分析を元に、俺達はその日、計画を練った。陽菜の時にレイプまで達成できたので、葵の場合も最終目標は、挿入して処女をいただくこと。今度はMの番だった。場所は…葵にとっては皮肉なことに、彼女が痴漢から身を守るために頼りにしている、このトイレの個室の中、と決めた。ただし、ドアの前で生乳首やクリを弄っても、彼女がメロメロにならなかったら、レイプは断念するつもりだった。
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