本当ならご主人様は、
「まだ時間になっていない。排便は許さない。」と答えるシーンだが、さすがに可愛い妹が顔を真っ青にしてるのに、そんな台詞は言えなかった。
貴雄は紗奈を助け起こして、2肩を抱くようにして階のトイレへと導いた。
それでも紗奈は、何度か立ち止まり、お尻の筋肉を精一杯締めて、アナルから中身が漏れるのを防がねばならなかった。
貴雄がトイレのドアを開けると同時に、紗奈は便器に座り込んだ。
もう、ドアを閉めて!とか言ってる場合じゃないようだ。
両手で顔を覆うと、お尻からジュッとかなり強い勢いで液体が出た。
これで、大丈夫かな..。
さすがに兄が妹のうんこを見るまでのハードスカトロはきつすぎる。
貴雄はトイレのドアをそっと閉めようとした。
ところが、紗奈が狼狽した口調で貴雄を呼んだ。
「お兄ちゃん、出ない!」
「私、うんこが出ないの!
苦しくてお尻の穴が痛いのに、出てこないの!」
これは、貴雄にも想定してなかったことだった。
紗奈のアナルの内側で、便が大きく固くなり過ぎていたようだ。
少量のグリセリン50薬は、激しく腸内を刺激し、出したい感じは非常に強くなったのだが、固まった便は溶けず、その大きさがアナルの許容範囲以上のままだったようだ。
このような時、追加の注入をすると読んだことはあったが、どの程度の濃度、量を注入したら良いのか分からない。
いや、今の紗奈に「もう一度、さっきより沢山注入する。」と言っても、とても受け付けてくれないだろう。
「出したいの!
でも、中でつかえて、出てくれないの!」
紗奈の顔は、もう涙でぐしゃぐしゃだった。
途方に暮れた貴雄に、紗奈が
「お兄ちゃん、手を握って!」
と訴えた。
慌てて貴雄が紗奈の手を握ってやると、この小さな手で、こんなに力が出るものか?と思うほどの握力で握りしめられた。
そのまま紗奈は、
「うっ、うっ、うっ..」と苦痛の声を上げながら耐えていたが、いきなり
「ブリブリブリブリ!」
と雷のような激しい音がし、大量の便が便器に叩きつけられた。
「出たのか?」
貴雄が聞いても、紗奈は答えなかった。
まだ断続的に、便器の水にうんこが落ちる音もした。
しばらくして、便器に座ったままの紗奈が
「えっ..えっ...、エーン!」
と小さな子供のように泣き出した。
便器にたまった便を、流そうとする意欲も、お尻を拭こうと言う意思も、そして羞恥も無くしてしまったようだ。
貴雄は、小さい時に、泣き出した紗奈を泣き止ませるために、その身体をぎゅっと抱いてやったことを思い出し、便器に座った妹の上半身を抱いてやった。
5分程して、やっと紗奈は泣き止んだ。
そして便器に水を流すと、ペーパーでそっとアナルを拭いた。
全てドアを開けたままで、貴雄は全部を見ている。
紗奈は自分のアナルを拭いたペーパーを、そっと見た。
水のような軟便と、赤い鮮血が着いていた。
便が勢い良く出た時、アナルに激痛が走った。
その時、裂けたようだ。
見守っている貴雄も、ペーパーの鮮血に気がついた。
「尻、すごく痛いのか?」
貴雄の問いに、紗奈はこくんと頷いた。
紗奈はその痛みで、それ以上アナルをペーパーで拭けないのだ。
まだ汚ないのがお尻についているにも関わらず、貴雄は紗奈の身体を持ち上げ、お姫様だっこをすると、身体を斜めにして階段を降りていった。
浴室の床にそっと下ろすと、上半身に着ていた制服のブラウス、キャミソール、思春期少女用のブラと全部脱がしてしまい、それからシャワーを微温にして紗奈の身体を洗い始めた。
最初は腰の部分全体にシャワーを掛け、紗奈の裂けたアナルの痛みが軽くなってから、ここでも四つん這いにさせ、アナルから前の割れ目まで、シャワーで洗い流してやった。
紗奈は大声で泣くのは泣き止んだが、まだくすんくすんとすすり泣きしている。
シャワーで洗ってみたら、アナルの裂傷は僅かで、出血ももう殆ど治まっていた。
その事を紗奈に告げると、やっと安心した表情になった。
身体を洗った後、リビングで紗奈のアナルにそっとオロナイン軟膏を綿棒で塗ってやる。
紗奈はされるがままだった。
最後にアナルに軟膏を塗り終わり、貴雄が紗奈に
「他に痛かったり苦しいところは無いか?」
と聞くと、紗奈はしばらくじっと貴雄の顔を見つめていたが、急に全裸のまま貴雄の首に抱きついた。
礼を言うのではなく、ただただ
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
と言いながら、むしゃぶりついて離れなかった。
貴雄は妹を引き離すために、
「今夜は俺のベッドで一緒に寝て良いぞ。」
と約束しなければならなかった。
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