貴雄は、妹がはっきりと兄から性的な事をされるのを覚悟してる、いや、もしかしたら望んでいるのかもしれないことを理解した。
良いのか?
妹の性器を拡げて見て。
いや、多分今の俺なら、それだけじゃ済まないだろう。
土手(大陰唇)を拡げただけじゃ済まずに、内側のビラ(小陰唇)も拡げたいし、クリ(クリトリス)も触りたい。
いや、クリなんか、包皮を剥いちゃいそうだ。
膣口に二本の指を掛けて、左右にぐいって拡げるような鬼畜までするかも。
待て。
それはまだ、紗奈には早過ぎる。
たとえ今はその気でも、触られた痛さと恥ずかしさで、泣きわめくかもしれない。
賢い妹のことだから、おふくろに言いつけるなんて事は無かろうが...。
貴雄はそこまで考えると、お尻をこちらに向けた妹に、ごく平穏な口調で言った。
「ああ、紗奈のここ、本当にきれいで可愛いね。
俺が紗奈の彼氏ならきっと、食べちゃいたい、って思うよ。」
微妙な表現だった。
俺はまだ紗奈の恋人じゃない、と言うニュアンスと、もしこれ以上エッチな事をするのなら、指だけじゃなく口で愛撫、つまりクンニまでするかも、と匂わせたのだ。
賢い妹は、それを察した。
今はまだ、そこまでされるのは恥ずかし過ぎる..。
いや、今のようにお尻を突き出してるのも、エッチでドキドキの心と、恥ずかしくて泣きたい心が攻めぎ合ってる状態..。
困った。どうしよう..。
兄の方から助け船を出してくれた。
「さあ、用意が出来たら、浣腸するよ。
入れて直ぐしたくなるけど、直ぐに出したら便が残って薬だけ出ちゃう。
苦しくても3分我慢すること。
良いね!」
紗奈は、恥ずかしさを堪えて、また少しだけお尻を高く上げた。
「まず、お尻の穴にローションを塗る。
くすぐったいけど、我慢して。」
そう言うと、貴雄はローションを着けた綿棒を、そっと妹のアナルに当てた。
「ひっ!」
そんな声こそ出さなかったが、やはり紗奈は全身をビクッとさせ、お尻の筋肉に力が入るのが貴雄にも分かった。
当てた綿棒は、痛くないようにそっとだが、アナルの中心部分を何度も擽るように撫でた。
紗奈のやつ、多分くすぐったいか、気持ち悪いだろうな..。
貴雄はそう思いながら、妹のアナルにローションを塗りつける。
一度アナルから綿棒を離したが、もう一度たっぷりローションを着けると、アナルの穴に入れるかのように、縦にして中心の穴をつついた。
「お兄ちゃん、この綿棒を、私のお尻に入れちゃうのかしら..?」
紗奈にとっては、浣腸も恐くて恥ずかしいが、今のようにお尻を弄られるのも辛いものがあった。
綿棒がぐっと押し付けられ、入りそうになった。
自然、紗奈のお尻に、力が入る。
「よし、もう一度塗れば十分だろう。」
兄の声がして、綿棒がアナルから離された。
紗奈は、ほっとした。
ちょっと時間を開けて、またアナルに何か触った。
2度目の綿棒だわ..。
そう思った途端に、それは力を抜いていた紗奈のアナルに、グッと入ってきた。
あっ、違う!
これ、綿棒じゃない!
慌てた紗奈は兄から、
「大丈夫だっただろう。
浣腸器の先端、ちゃんと入ってるよ。」
と言われた。
そして、チョコチョコっとその先端がアナルの中で小さく動かされた。
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