「なんだ。きれいじゃないか!」
妹紗奈のお尻を見た貴雄の最初の感想は、あれだけ思いを込めていたのにも関わらず、意外にも冷静で知的だった。
読み込んだネット小説や体験記等から、思春期で外見は清楚な妹でも、股間の部分は生々しい内臓のような肉の色や色素が沈着した褐色の部分がはみ出しているのかと覚悟をしていた。
しかし、実際に見た紗奈のアナルは、褐色の色素沈着もほとんどの無く、ほぼ周囲の肌と同じ色合いであり、わずかに中心に向かう規則正しく細かな皺によって、ここがアナルだと認識できた。
その皺の直径は二センチ位だろうか。
形はほぼ正円で、直径は1円硬貨よりわずかに大きいくらいだろうかと思えた。
かつてネットで見た、SM愛好家に貸し出された熟年主婦の、使い込まれて変形したアナルとは全く違って、真剣に造形美としても美しいと言っても差し支えないと貴雄は思った。
アナルの周囲の肌には、全く発毛の様子がない。
これも、濃い陰毛を剃刀で剃毛されて、所々赤い剃り傷や青々とした剃り跡を晒す投稿物の熟女とは、全く違っていた。
紗奈も発毛はしている。
しかし、四つん這いになった紗奈の股間を後ろから見ると、アナルの下に続く縦一本の割れ目の左右に、本当に細く柔らかな、産毛に色が着いた程度の陰毛が有るには有る。
しかし実際には、性器を守るという存在価値はほとんど無いように思えた。
まだ剃毛などをするには、早すぎる。
貴雄はそう思った。
「恥ずかしいだろうが、少し足を拡げられるかな?」
貴雄の声に、紗奈は無言で頷くと、おずおずとだが、素直に両足の膝を広げた。
縦一本の割れ目が、わずかに左右に開いた。
中はきれいなピンクだ。
割れ目の外まではみ出してはいないが、膣の両脇のビラは本当に小さく、しかし子供ながらにちゃんと自分の存在を訴えていた。
貴雄は妹のお尻から前にかけての割れ目を、ぐいっと両手で開きたくなった。
しかし、自分のような男の荒れた指で触ると、繊細で鋭敏な器官だから、紗奈はきっと痛がるだろう。
貴雄は割れ目には直接触らず、紗奈の真っ白いお尻の割れ目の出来るだけ前の方に両手を掛けて、左右にぐいっと広げることで、前部の割れ目が広がるのを見ようとした。
まさにそのために貴雄が紗奈のお尻に両手を掛けた時、紗奈が小さな声で言った。
「お兄ちゃん、紗奈の割れ目、拡げて見て良いよ..。」
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