いよいよショーツを脱ぐ時になって、紗奈は急に
「ちょっと待って!
私、あそこ洗ってくる!」
と言い出した。
思春期の紗奈にしてみれば、たとえ兄とは言え、自分の股間を晒すのは辛い。
しかも、今は夏の暑い時期で、ショーツの中は汗ばみ蒸れているはず。
せめて、お風呂のシャワーで一度洗っておこうと思ったのだ。
貴雄にしてみれば、いよいよ妹のあそこを見れるか、という時になって拍子抜けしたのも確かだが、反面、「妹も普通の女の子らしい羞恥を感じてるんだな」、と可愛くも思った。
無理に洗うのを止めさせる理由もない。
貴雄は紗奈に、洗いに行くことを許した。
紗奈は一階の浴室に下りていったが、なかなか上がって来ない。
貴雄が少しやきもきしたころ、やっと上がってきた。
上は制服のブラウスのままだが、下は白いバスタオルを巻いている。
「ごめんなさい。
私、あそこが臭い匂いして、お兄ちゃんが嫌だったら悪いって思って...。」
青かった顔色を赤くした、妹の精一杯の恥じらいの表情は、貴雄の背徳の興奮を高めていった。
しかし、貴雄はそんな興奮を、出来るだけ紗奈に覚らせないようにと、努めて冷静な口調で言った。
「下半身に巻いてるバスタオルを取って。」
二階に上がってきた時には、もう覚悟が出来たのだろう。
紗奈は貴雄の前で、腰に巻いたバスタオルを解いた。
小学生の低学年、確か二年生くらいが二人でお風呂に入った最後ではなかったろうか。
その時は、真っ白なお腹に、くっきりと縦線が一本入っているだけの下腹部だった。
腹部全体がぷっくり膨れた、いわゆる幼児体型そのものだった記憶がある。
ところが、今貴雄の目の前にある妹の下半身は、同じ真っ白でも幼児期の肌とは違い、半透明な温かみと滑りを感じさせる白さだった。
下腹部も円やかな丘のような盛り上がりになっていて、その丘の中心部に、思春期の恥じらいそのものを表すような薄いほやほやとした発毛があった。
貴雄は思わず、ゴクリの生唾を呑み込んだ。
「俺の妹は可愛くてきれいだ!
守ってやりたい!」
と言う兄としての意識と
「魅力的なロリータだ。
無惨だろうが酷かろうが、摘み取ってやりたい。」
と言うロリコンサディストの意識が混ざりあった。
紗奈は紗奈で、兄の視線が自分の一番恥ずかしい部分に釘付けになっているのを肌で感じていた。
まるで突き刺さるようだった。
立って見られるだけで、これだけ恥ずかしいんだ。
今から浣腸されるために、お尻を見られる。
その時は、その前の割れ目の方もきっと...。
恥ずかしいよー!お兄ちゃん、見ないで..!
そう言う思いで、頭の中が混乱していたが、やがて
「私、お兄ちゃんが、好き!
だから、お兄ちゃんに任せる!」
と思えるようになった。
すると気持ちも落ち着いてきた。
「お兄ちゃん、浣腸されるのに、どんな姿勢になったら良いの?」
と紗奈から貴雄に聞いたのだ。
本当に治療目的なら、左側を下にして横向きに寝かせて浣腸すべきだ、と貴雄は知っている。
しかし、貴雄が紗奈に命じたのは、四つん這いだった。
「嫌がるだろうな..」
半分そう思いながらだったが、貴雄の意に反して、紗奈は素直にフローリングの床に四つん這いになり、お尻を貴雄の方へと向けた。
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