「うっ、お、お兄ちゃん。
苦しいよ..。」
抱き締めた妹の、柔らかくか細い身体の心地よさに、つい力が入りすぎてしまった。
ちょっと気を付けねば。
衝動のままに、妹の処女を奪ったりしたら、後々悩むことになるかも..。
貴雄が腕を離し、
「ごめん、ごめん。
紗奈、可愛すぎ。」
と謝ると、紗奈も機嫌を治した。
「ちょっと痛かったのけど...」
はにかんだ微笑を浮かべて、
「本当は、もっと痛くされても良いんだよ..」
と言ってくれた。
こいつ!
兄貴を挑発しやがって!
こんなに可愛く挑発されたら、いじめてもっと可愛くしてやらない訳にはいかないな。
貴雄は、テーブルの上の赤いバイブを手に取った。
スイッチを入れて、うねうねと動くのではなく、震動機能が主なことを確認した。
紗奈は兄がバイブを手に取ったことで、ちょっと緊張した。
あれって、男の人のあれの代わりに、女の人のあそこに挿入して、虐めるものだよね。
お兄ちゃん、今からあれを私のあそこに入れちゃうのかしら?
初めて入れられるって、痛いって聞いた..。
ううん、痛いのは良いんだけど..。
出来たら私、あんなのじゃなくて、お兄ちゃんのを入れられたいんだけど...。
そんな紗奈の思いが分かったのだろうか。
貴雄は紗奈の腕を掴んで、ソファーに座った自分の太股に座らせながら、
「心配するな。
まだ、お前の処女をいただくことはしないよ。」
と言った。
痩せた紗奈を太股に座らせても、スポーツで鍛えた貴雄には、かえってその重みが心地良いくらいだ。
「お前、胸は触っても大丈夫か?」
大丈夫か?って言われても、他人に触られたことないし..。
「大丈夫だと思うけど..」
と答えるしかなかった。
「これを、お前の胸に当てるから」
兄は右手に持ったバイブの震動を弱にすると、左の太股に座らせた妹の胸に当て始めた。
いきなり乳首へ、ではない。
首筋から鎖骨のところに、触るか触らないかのように、軽く当ててきた。
わあ、くすぐったいみたいなエッチな感じする..。
でも、耐えきれないって程じゃないや。
いえ、気持ち良いかも..。
ところが、バイブが佐奈の薄い乳房の脇へと進むと、猛烈なくすぐったさ、いや、本当はくすぐったさに似てるけど、もっとエッチな感覚が当てられてるところから、乳房全体から乳首の先端、さらにそこから、下腹の奥の方までビンビン響いてきて、我慢出来なくなってきた。
「やだっ!くすぐったいよ!」
紗奈は、両手で胸を覆って、バイブから逃げようとした。
貴雄から叱られた。
「ダメじゃないか!
このくらいの刺激に耐えられないと、とても将来、エッチなんて出来ないぞ。
おっぱい、隠すんじゃない!」
「でも..、本当にくすぐったいんだよ..」
「それを我慢しなくちゃ!
そんなんだったら、おっぱい隠せないように、紗奈の両手を背中で縛っちゃうぞ。」
両手を背中で縛られる...。
大好きなお兄ちゃんから...。
聞いた途端に、紗奈の心が甘美な思いに充たされた。
「紗奈、縛られちゃうの?」
「ああ、縛っちゃう。
可愛い紗奈だから、お兄ちゃんはいっぱい虐めたいんだ。
虐めても逃げられないように、縛っちゃう。」
紗奈は、ごくんと生唾を呑み込んだ。
「お兄ちゃん..。
紗奈を..、縛っても..良いよ..。」
色白の紗奈の顔が、真っ赤に紅潮している。
息もハアハアと荒くなり、子供のくせに性的な興奮をしている女性特有の香りを振り撒いていた。
「よし、縛るぞ。後ろを向け。」
貴雄が命じると、紗奈は素直に後ろを向くと、自分から両手を背中に回した。
本当なら、綿の縄とかあると良いんだが..。
粘着テープで縛るって手もあるけど。
結局貴雄は、自分の男性用の大きなハンカチで、背中に回された妹の細い手首を縛った。
「縛ったぞ。
逃げられるかどうか、ちょっと動いてみろ。」
兄から言われて、紗奈は背中、と言っても実際は腰の当たりなのだが、交差されて縛られた両手首を動かしてみた。
そんなに痛くはないけど、外れない。
私、本当に、裸で縛られちゃったんだ...。
紗奈の可愛い唇から、熱いため息が漏れた。
悲しいわけじゃないのに、目が熱くなって、涙が出ちゃったのは何故だろう?
「さあ、これから紗奈の右のおっぱいを虐めてやるよ。」
貴雄はそう言うと、紗奈を自分の左の太股に座らせ、左腕を妹の腰に回して、逃げられないようにした。
右手に持ったバイブの震動スイッチを入れて、それを紗奈の目の前に突きつける。
「お母さんのエッチなところに入ったバイブだね。
これで紗奈も虐められるんだ。
きっと紗奈も、お母さんみたいにきれいになるよ。」
貴雄がそう言うと、バイブは直ぐに紗奈の右の乳房に当てられた。
薄い乳房の周辺を、円を描くようにバイブの先端が触っていく。
あっ、くすぐったい!耐えられない!
でも、もう私、逃げられないんだ..!
乳房でも、鎖骨から上半分は、それほど辛くなかったが、脇の下から乳房の横に掛けて触られると、じっとしておれないくらい、くすぐったさといやらしさを感じた。
思わず身体を遠ざけて逃げようとしても、腰を押さえた兄の逞しい腕がそれを許さない。
バイブが乳房の下半分、乳房の下の縁に沿って動いた時は、身体がガタガタぶるぶると震えてしまった。
しかし、それを力強い兄の腕が、しっかりと捕まえてくれてるのは、安心できてありがたかった。
優しくて意地悪な兄の持つバイブが、いよいよ紗奈の乳首へと近づいてきた。
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