「それならあたし、9月から毎週ここに来る!金曜日、学校終わったら、電車に乗って…それで、日曜日の夜に東京へ帰れば、3日間一緒にいられるでしょ?」
翔さんはしばらく黙って、考え込んでいた。
「…そんなこと、お前の母さんが許してくれるか?」
「大丈夫。お母さん、週末も仕事でほとんど家にいないもん。ダメだなんて言わせない!」
「…そうか。ウチの親にも許可もらわなくちゃな」
「そっか…お世話になるんだもんね」
「よし!約束だ。もしそれが実現したら、カノジョにしてやるよ」
「ホント?やった!」
私は裸のまま、翔さんに抱きついた。
それから私たちは、身繕いをしたあと、私のお尻の下にできた血と精液のシミを、洗剤を使ってゴシゴシ拭いた。生乾きの内に一生懸命こすったので、乾くとだいぶ目立たなくなった。
そのあと一緒にシャワーを浴び、宿題の続きを翔さんに教えてもらいながら、おじさん達の帰りを待った。そしてふたりが帰ってくると、全く何事もなかったような顔で出迎えた。
その翌日。
翔さんは初めての時、『明日からは毎日ヤリまくって…』と言った。でも、日中は翔さんは大学の農場の世話に出掛けていて、帰りは夕方だった。2回目をやるとしたら今日なのだが、いつ、どこでという約束をしないまま、夕食の時間になってしまった。
『たぶんこのあと、私の部屋で、かな』
おじさん、おばさんたちと食事をとりながら、翔さんも何となくソワソワしてるのが分かる。
お風呂に入り、おじさんたちにおやすみなさいの挨拶をして、はなれの部屋に戻る。しばらくして翔さんも、隣の部屋に戻ってきたようだ。でも、30分以上経っても、ふたりの部屋を隔てるふすまが開くことはなかった。
私はついに堪えきれず、「翔さん」と遠慮がちに呼んでみた。
すると、ようやくふすまがスーッと開いて、翔さんが入ってきてくれた。
そのまま私の布団まで歩いてきて、私の隣に横になると、パジャマのボタンを外し始めた。
「…私、そこのふすまが開くのをずーっと待ってたんだよ。去年から」
私が言うと翔さんは
「お前、去年あたりからずっと、俺のこと、挑発してただろ」と言った。
「は、初めから、えっちなことしたかった訳じゃないよ?私そういうの、よく知らなかったし…」
「じゃあ、なんであんな?」
「翔さんのことスキになっちゃったから。カラダの関係になったら、カノジョになれるんじゃないかと思って…」
私がそう言った時、翔さんは手を止めて、私の顔を見つめた。
「なんだよ、それなら無理しねぇで、普通に告ってくれたら…」
私は大きく首を横に振った。
「それじゃ、たぶんダメだったと思う。私去年なんか小学生だったし。そんなコドモに告られも、翔さんはきっと断ったと思う。」
翔さんは手を止めたまま、しばらくそれについて考えていたが、
「そうかもな…」
と呟くように言ってから、私の小さなおっぱいをゆっくり舐め始めた。
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