「えっ、こ、困る。私、困るよ。」
志帆はちょっと慌てだした。
「一人でなら、パンツでやるけど、お兄ちゃんと二人だと...」
やはり、いかなりは無理か。
では、ワンクッション置いて..。
「そうかあ、僕はさっき言ったとおり、大人のヌードしか撮ったことないから、女の子の裸ってピンと来ないんだ。
やっぱり恥ずかしいものなの?」
「恥ずかしいよお。本当だもん!」
「よし!じゃあワンピースだけ脱いでスリップなら?」
「スリップ...、着てない...。」
実は勝也は、志帆がワンピースの下はパンツだけなのは分かってた。
伊達に乳首の透け具合を観察してた訳ではない。
「うーん、パンツだけじゃ恥ずかしい、となるとワンピースで泳ぐ?
家、近くでしょ。この生地なら、少しくらい海の水に浸かっても色落ちや縮みなんかしないよ。」
「でも、そんなことしたら..、お母さんから..」
「だから僕が一緒に行って、訳を話してあげる。
これでもお母さんが許してくれなかったら、僕が新しいワンピースを買ってあげるね。」
そして志帆の返事を待たずに、志帆のワンピースの背中に手を回し、チャックのツマミさしに手を掛けた。
「やん...!」
志帆が身悶えたが、勝也は強引にチャックの摘まみを引き下げた。
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