熱い粘っこい汁を浴び、志帆は自分の前にいるお兄ちゃんが、何か特別なことを自分にしたのだ、と思った。
それほど痛くはなかったが、激しい心の動揺から、志帆はシクシクと泣き始めた。
実際犯された訳ではないが、志帆にとっては犯されたのと同じようなショックだった。
泣いている志帆のお腹や胸、そして太股に、勝也は飛び散った精液を塗りつけた。
潮の匂いでも薄まらない強い刺激臭が、志帆の身体をつつむ。
勝也は泣き続けている志帆を立たせ、お尻から背中までその刺激臭を塗り広げた。
そして志帆にワンピースだけを着せつけると、パンツや履き物は持っていた買い物袋にまとめて詰め込んだ。
よろよろする志帆の手を引き、強引にバイクに跨がらせる。
ノーヘルだが、こんな田舎では取り締まりもあるまい。
自分もバイクに跨がると、後ろの志帆に「しっかり掴まって!」と言ってアクセルを吹かした。
疾走するバイクに乗せられ、志帆は
「私、お兄ちゃんに拐われてるんだ..」
と思った。
それは、けして嫌な感覚ではなかった。
強くカッコいいお兄ちゃんから拐われて、もっといやらしいことをされる..。
きっともっと痛いんだわ..、恥ずかしいんだわ..!
でも、良いの..。
お兄ちゃん、私を食べて..!
志帆は被虐的な妄想に囚われて恍惚となった。
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