お兄ちゃんからされた舌責めは、志帆にとって快楽を楽しむのではなく、未知の世界に無理やり連れていかれる不安、恐怖、それと羞恥が入り乱れたものだった。
何より性の知識が無かったことが、恐怖に繋がった。
身体の反応に逆らうかのように、時々志帆の太股に力が入って、勝也の舌を拒もうとする。
それが何度も繰り返された時、とうとう勝也は一度顔を志帆の股間から離すと、志帆の顔に自分の顔を近づけた。
そして志帆の顔を両手で挟むようにすると、
「志帆ちゃん。僕に任せて!
ちょっと恐くても、我慢するんだ!」
と強い口調で言うと、志帆の唇に自分の唇を押し当て、まだ幼い愛液を舐め回した舌を、志帆の口にねじ込むディープキスをした。
お兄ちゃんの舌..。
私のエッチな..、汁..。
うっ..!
強く長いキスで、頭がぼーっとなった志帆の股間に、勝也は今度は自分のチンポを擦り付けた。
いつも間にか、志帆の両足首は勝也に捕まれ、志帆は上半身を岩に寝かされ、両足を高く広く上げられて、その中心の割れ目に、硬く熱いチンポを擦りつけられていた。
かっ、硬い。
大きいよ、恐いよ..。
そんな志帆の気持ちの等構わずに、勝也のチンポは志帆のクリトリスからアナルまでを上下する。
膣口にちょっと押し込むようなふりをすると、
「いやっ、恐い、いやっ..」
と泣かれたが、擦り付ける行為自体はそれほど痛みや気持ち悪さは感じないようだ。
寧ろクリトリスを擦って、志帆の小さなクリトリスが勝也のチンポの鈴口にスポッと嵌まってしまった時、志帆は「ひっ、ひっ!」と動物のような声をあげたが、それは明らかに苦痛の悲鳴ではなく、無意識に上げた快感の声だった。
勝也はこの場で志帆を犯すつもりは無かった。
どんなに上手にしても、膜が破れて血が出る痛みを志帆が耐えられるとは思えない。
それより、これから志帆ともだが、母親とも関係を持ちたい。
勝也は志帆のクリトリスを集中的に、自分の鈴口で擦るのに専念した。
志帆の頭は混乱していたが、両足首を握られている、もう逃げられない、と思ったら覚悟が決まったような気がした。
痛いことをされるだろう、でももう仕方ない、そんな気持ちだった。
ところが、気持ちが落ち着くと、今度はクリトリスに硬いのが押し付けられ、擦りられるのが快感だと分かってきた。
こ、これ..、気持ちいい...。
志帆は自分の口から、いやらしい声が出てるのに気がついていたが、それを止めることが出来なかった。
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