勝也のチンポを触った感覚は、志帆にとって全く初めての事ばかりだった。
お肉なのに、カチカチなんだ。
中に骨が入ってるの?
そして、熱い!
火傷しそうだわ!
先の太いところ、赤黒いところが特に熱いよ。
志帆が次々に新しいところを触っていったのではない。
勝也が志帆の小さな手を取って、半ば無理やりに触らせていったのだった。
先端の鈴口、尿道口を触らせた時、もうガマン汁が出ていた。
「これ、おしっこ?」
目を見開いて聞く志帆に、勝也は
「違うよ。
これは可愛い女の子を見たりしてエッチな気持ちになると出る汁なんだ。
ぬるなるしてるよ。
汚なくないから触ってごらん。」
と説明すると共に、また強引に志帆の指をそこに導いた。
志帆は触った瞬間、「熱いお湯!」と感じた。
もちろん人間の体内から出た体液が、そんなに熱い筈はない。
しかし初めてばかりの経験の志帆には、生身の男性のチンポの先から出た汁は、本当に熱湯のように感じられた。
志帆の指先に着いた熱湯は、あっと言う間に冷えてしまったが、勝也から言われて、それが着いた人差し指を親指と擦り会わせると、二本の指の間にぬるぬるした感触が感じられた。
「ぬるぬるしてるの分かる?」
勝也から聞かれて、志帆は素直に頷いた。
「男のチンポが女の子の膣に入る時に、滑りを良くするオイルみたいなものだよ。」
「これは本能的に出るものだから、セックスを本当にする、しない、に関わらず、可愛い女の子や素敵な女性が近くにいたら、自然に出ちゃゃうんだ。」
勝也は志帆の無知につけこんで、半ば本当だが、自分にとって都合の良い性知識を披露した。
「だから、今僕のガマン汁が出てるのは、志帆ちゃんが可愛いから。
僕の本能は、可愛い志帆ちゃんとセックスしたい、って言ってるけど、それを脳の中の大人の理性が、まだ志帆ちゃんは小さいから無理にしちゃいけません、って押さえてるんだよ。」
と都合の良い説明をした。
志帆にとっては、
「やっぱりこのお兄ちゃん、私とセックスしたいんだ。」
とある程度の恐さは感じたが、それ以上に、
「それを自分に打ち明けてくれたってことは、お兄ちゃんは正直な人なんだ。」
と好意的に感じたのだった。
勝也が、さらに
「これって、男も女も一緒だよ。
志帆ちゃん、ちょっと自分の割れ目、触ってみて。
熱くてぬるぬるした感じ、しないかな?
あっ、恥ずかしかったら僕は他所を向いとくから。」
と言ってわざと志帆に背中を向けた。
志帆は正直、パンツも脱いだころから、割れ目の辺りが自分でも熱い気がしたし、おしっこをしたい訳でもないのに、軽く内側にもじもじするような違和感も感じていた。
多分一人ならとっくに触って見ていただろう。
それをズバリと勝也に言われて、羞恥と共に自分の身体への興味も膨らんだ。
「お兄ちゃん、そのままちょっと向こうを向いててね..」
そう言うと、志帆はそっと右手の人差し指を自分の割れ目に当ててみた。
確かに熱いし..、本当に湿ってる。
おしっこかしら..?
いや、本当に..、お兄ちゃんが言ったみたいに..ちょっとぬるって感じする..。
えっ?これって、私の本能は、お兄ちゃんのこと好きで、セックスしたいってこと?
あっ、でも、私の頭の中でも、子供だからセックスしてはいけません、って分かってるわよね。
だから、大丈夫だよね..。
そう思ったのだが、その指が膣の入口から新たに熱い汁がジワーッと出て来たのに触れ、さらにその汁を着けてクリトリスに触れてしまい、身体がビクンっとなった時、
「私って、悪い子なんだ..。」
と思ってしまった。
一人でそっと自分のクリトリスを触って、不思議な気持ちになるのは、志帆一人だけの秘密の筈だったのに、今自分自身に偶然を装ってに触ってしまったのだった。
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