「陽菜。お前、わしのチンポを舐められるか?」
ご隠居様から聞かれて、陽菜はにっこり微笑んだ。
「唾を着けるんだね。入れてくれるんだね!」
「ああ、お前に入れてみたいと思ったんだよ。
小便が出るところだが、舐められるかい?」
「うん。ご隠居様のここ、全然おしっこ臭くないもん。」
陽菜は小さな口を開け、ご隠居様のチンポを舐め始めた。
舌を出してペロペロと舐め、やがてパクっと口の中に入れてしまった。
陽菜は淫売をする女のように、口でご隠居様を逝かせようとしてはいない。
あくまでも、ご隠居様のチンポが自分の膣に入れるのに滑りを良くするために、唾を塗り付けるつもりでのことだった。
ところが数々の女と遊んだ経験のあるご隠居様にとっては、それが新鮮に感じられた。
上目遣いに自分の顔を見ながら、頬を窪ませて子種を無理やり吸い取ろうとするような商売女の顔より、目を閉じて幼いなりに懸命にしゃぶってくれてる陽菜が愛しく思え、遠い昔のことまで思い出してしまった。
ずっと、ずーっと昔、ご隠居様が若ったころ、暴れて回ってたご隠居様をなんとか落ち着かせようとして、親が無理やり結婚をさせた。
相手は遠い親戚の、ご隠居様より大分年下の女学校を出たての少女だった。
親に逆らいたい気持ちから、その少女を乱暴に扱ってしまった。
口でしろ!と褌を外して顔の前に若く硬いチンポを突きつけた時、そっと目を閉じて恐る恐るご隠居様のを口に含んだ新妻の事を思い出して切なくなった。
あいつも口でするなんか思ったこともなかったろうに、健気に懸命にしゃぶってくれたものだった。
そう思うと、もうずっと前に亡くなった妻と陽菜が重なって思えてしまった。
その時、懸命にしゃぶってる陽菜の舌先が、ご隠居様の鈴口、尿道をつつくように触った。
「おうっ!」
ご隠居様の背筋に電気が流れ、久しく味わうことのなかった痺れるような感触が股間に走った。
小便ではない。
粘りと充実感がある熱いものがチンポを流れている。
それが、尿道から迸る。
ああ、何十年ぶりか..!
たまらない気持ちの良さに、いつの間にかご隠居様は陽菜の頭を両手で挟むように押さえてしまっていた。
陽菜は驚いた。
熱いドロッとしたのがいきなり出てきた。
つんとした特別な匂いがする。
口に溢れちゃう。
でも、ご隠居様が頭を押さえてるから、吐けないよ。
「ぐふっ、ぐふっ!」
小さな口の中に溢れたドロドロは、喉から鼻まで溢れちゃいそうだ。
息が..、苦しいよ..。
混乱する中で、陽菜は夢中でそのドロドロを嚥下してしまった。
すんなり呑み込めた訳ではない。
粘りがあり、痰が喉に貼りつくような感じで、なかなか食道の方に流れていかなかった。
しかし、一度呑み込むと、口の中に余裕が出来たせいか苦しくなくなり、さらにもう一度嚥下出来た。
今呑み込んだのは何だろう?
おしっこじゃないよね。
おしっこの匂い全然しなかった。
かわりにすごく違った匂いしたけど..。
苦いみたいな、しょっぱいみたいな、それでいて薄い甘味もある不思議な味する。
しかし利口な陽菜には、ご隠居様の様子から、このドロドロがご隠居様のチンポから出たことは、とても大切な意味があることなんだ、と察することが出来た。
あの優しいご隠居様が、私の頭を押さえるくらいだもの。
きっとすごく大切なことだったんだろうな。
今はもう、ご隠居様は頭を押さえていない。
かわりにいつものように、優しく頭を撫でてくれている。
何かよく分かんないけど、私、ご隠居様が喜んでくれること、出来たみたいだな..。
陽菜はそう思いながら、今はもう柔らかくなったご隠居様のチンポをまだ口に入れて舌を動かしていた。
ご隠居様はしばらく、長らく忘れていた射精の気持ちよさの余韻に浸り、無意識に陽菜の頭を撫でていたが、はっと気を取り直した。
わしは陽菜の口で射精出来た。
そうだ!陽菜は?
慌てて下を見下ろすと、陽菜はまだご隠居様のチンポを両手で下から持ち上げるようにして口に入れていた。
口に出したのに、吐き出してないのか!
わしのを、全部飲んでくれたのか!
若い妻も、初めてわしのを口に受けたら、困ったような顔をして呑み込んでくれたな。
陽菜もあいつと同じか..。
ご隠居様は、これも久しく忘れていた事だが、目頭が熱くなるのを感じてしまった。
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