「あっ、痛かったかい?ごめんね。」
お兄ちゃんは茉美の割れ目から一旦指を抜くと、近くにあったローションを塗ってまた茉美の割れ目へと指を進めた。
テレビの画面には、素人の女性が大きなバイブを挿入されながら顔をしかめているところだった。
やっぱり大人でも、太いの入れられたら痛いんだ..。
茉美の腟口にお兄ちゃんの指が入ろうとしていた。
口を..開けて息したら、楽なんだよね..。
茉美なりに昨夜から経験で学んだことだった。
口を広げて、はあ、はあ、と息をすると、ほんの少しだが、自然に力んでいる下半身の筋肉が緩むような気がした。
その緩む度に、お兄ちゃんの指が少しづつ侵入してくる。
お兄ちゃんの右手は茉美の割れ目を、左手は茉美の右の乳首を弄っていた。
乳首がキュッ、キュッと何度か摘ままれて茉美は、ひっ!と小さな声をあげる。
その瞬間は全身に力が入るが、はあ、はあ、と息をすると力が抜ける。
その瞬間にまた、お兄ちゃんの右手の指がほんの少しだが、ぐっと入ってくる。
「茉美ちゃん、分かる?今、お兄ちゃんの中指、殆ど茉美ちゃんの腟に入ってるんだよ。」
しかし茉美は痛さを弛めようと、はあ、はあ、の呼吸を続けて声が出せない。
それをお兄ちゃんは、入ってるのが分からないのかな?と勘違いした。
腟の中で、指をちょっと曲げて動かしたのだ。
「ほら、ここ。分かるかな?」
茉美はお兄ちゃんの指が、自分の膣の中の天井部分に当たるのを意識したが、その途端に腟内から全身に、ゾワゾワゾワっと電気のような、不気味な侵食のような、不思議な刺激が走った。
思わず頭だけ仰け反って、「くはっ!」と不思議な声を上げてしまった。
快感とはちょっと違うが、エッチな刺激に対するエッチな反応には間違い無かった。
「おやっ、どうしたの?こうすると苦しいの?」
茉美の心配してるふりをして、お兄ちゃんはまた指を動かした。
「うっ、くうーっ!あっ、あっ、ああ!」
茉美の声はもう、深いため息とかではなく、エッチな感覚が勝手に茉美に言わせてるものだった。
「茉美ちゃんは、お尻だけだなく、ここでもお兄ちゃんを受け入れてくれるかな?」
お兄ちゃんは意地悪く茉美の腟の中で、指をちょっと曲げたまま前後させた。
「あっ、お兄ちゃん!いや、やめて。痛いの、いや、ちがう..、茉美、おかしいよ!」
茉美の声はますます大きくなり、支離滅裂なことを口走っていた。
お兄ちゃんが一度指を抜いてくれて、茉美が「ふうーっ」とため息をついたが、茉美の力が抜けた途端また指が、ぐいっ、と一気に奥まで差し込まれた。
その時に、クリトリスもお兄ちゃんの手で擦られて激しい刺激を受けた。
意地悪なお兄ちゃんは、指を突っ込むと同時に、茉美の乳首もつねるように、ぎゅー、と摘まみ上げながら、「茉美ちゃん、このあと、お兄ちゃんとセックスして良いよね?」と聞いた。
「うあっあ、あっ!あう、お兄ちゃん、ああ、ああ...」
「茉美ちゃん、良いんだね!」
「ひっ、ひーっ!うっ!」
顔をガクッと下げ、茉美はこの日二回目になる失神に陥った。
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