【61話】
私が浴衣に着替えたあと、おじさんも浴衣に着替えて、二人で露天風呂に行きました。
家族で温泉には何度か行ったことありますし、おじさん家族と私の家族で温泉旅行も行ったこともありましたが、混浴露天風呂に来たのは初めてでした。
広めの脱衣場に入りましたが、そこには人はいませんでした。
「あれ?誰もいない、、、残念」
おじさんは残念そうに言いましたが、私はホッとしていました。
「でも露天風呂の中には人がいるね~。人の気配がするよ」
おじさんは嬉しそうに言いました。私は恥ずかしさに耐えながら浴衣を脱ぎました。紺色のパンツも脱いで、旅館の部屋に置いてあったタオルで何とか胸とアソコを隠しました。
「バスタオルじゃないからギリギリだね(笑)、、、まあ、それがまたエロいけど(笑)」
おじさんは浴衣を脱ぎながら私に言いました。
おじさんはタオルで隠すことなく堂々と裸で脱衣場から露天風呂内に歩いていきました。私はそんなおじさんの後ろを、タオルで胸とアソコを何とか隠しながらついていきました。
露天風呂はかなり広めで景色のいい温泉でした。ちょうど紅葉の季節ですごく眺めが良かったです。
露天風呂には、お爺さんやお婆さんが何人か入っていました。若い人やおじさんくらいの人がいなかったから私はすごく安心しました。
(良かった、、、これなら大丈夫かな、、、)
私はそう思いながら身体を洗い始めました。
「ちょっと残念だった?」
となりで身体を洗っていたおじさんが私に言いました。
「、、、安心したっ!」
私は舌をベ~っと出しながらおじさんに言いました。
私が身体を洗っていたら、露天風呂にお爺さん3人グループが入ってきました。私はびっくりしましたが、入ってきたのがまたお年寄りだったのでホッと安心しました。
「おおっ、いい温泉じゃないか」
「だろ?この前来て良かったから誘ったんだよ」
「混浴露天風呂だけど、爺さん婆さんだけだな(笑)」
「まあ、それは仕方ないな~」
お爺さんたちはそんな会話をしながら露天風呂内に歩いて入ってきました。そして、3人は私の横に並んで座って身体を洗い始めました。お年寄りでしたが、裸の男性が私のとなりに座ったので私は緊張してしまいました。
私の横に座ったお爺さんグループの一人が、
「おや?お嬢ちゃんは小学何年生?」
と私に聞いてきました。私はいきなり話しかけられて緊張しながら、
「ご、5年生、、、です」
と答えました。
「そうか~。お父さんと一緒に来てるんだねぇ。ワシにもお嬢ちゃんと同じ5年生の孫がおるよ~」
とお爺さんは嬉しそうに話してきました。
私は適当に相づちをしながら身体を洗っていました。
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