投げたバスケットボールがリングの縁に当たりボールがあさっての方向へ大きく飛んでいく。
団地内の公園には宇宙船、洋風のお城をモチーフにしたような滑り台が二基、丸く大きな砂場が一面、雲梯、ジャングルジムに一般向けのバスケットゴールが一基ありベンチがちらほらと置かれている。
小学六年になってからようやくミドルレンジからのシュートが届くようになってきたがスリーポイントシュートはまだまだ届きそうにもない。ただバスケの練習をするたびに思うことがあった。
なぜ子供が遊ぶ公園にミニバスサイズのゴールではなく一般向けのゴールを設置したのか、いつも疑問に思っていた。リングが高すぎるが故にバスケをしている子供はほぼ僕だけと言っていいくらいに見たことがない。
リングに比較的近い場所でシュートの体勢に入り、リングに向かって放物線を描くように投げた。スパッとリングのネットが揺れた。ふと六階、彼女の家のベランダを見るとベランダから彼女が顎に手を当てながらこちらを見ている事に気づいた。
大きく手を振ると彼女は小さく手を振り返してきた。ドリブルからランニングシュートの体勢に入った時、つい先日の彼女の家での行為が脳裏をよぎった。
「口…濯いできたほうがいいよ」僕は彼女の口の中で射精してしまった。出ると何回か彼女に必死に伝えたが口を離し直立したまま射精したら部屋が汚れるという理由から彼女は僕の射精を口で受け止めた。彼女は口にティッシュを当てながら頷き、足早に洗面台へ向かった。
近くにあったビデオデッキを見つめた。彼女と僕の今までの行為がだんだんとビデオの世界と同然に見えた。まだしてない行為はビデオの男女のように互いの性器で擦り合う事…互いに気持ちよさそうに腰を振っていた姿を思い出すとボーッとしてしまう。
足元にあるズボンとパンツを履いていると床に置いてある彼女のズボンとパンツが目に入った。パンツに手を伸ばそうとすると「ねぇ!」と強く呼ぶ声が聞こえた。振り返れば彼女がTシャツを下に向かって目一杯引っ張りアソコを隠すように立っていた。
少し顔を赤くしムスッとした表情でズカズカとこちらに向かって歩いて来た。「あっち向いてて!」僕はすぐに彼女に対して背を向けた。「もう…!」「…ごめん」服装を整える音が聞こえる。
はい、いいよと振り返れば彼女はおもむろに座布団を半分に折って、枕がわりに横向きで寝始めた。僕が座っていたもう一つの座布団も同じように折り、彼女の座布団の隣に置いた。すると彼女は床をぽんぽんと叩きこちらを見つめている。
寝るよと言われてる気がしたので僕は彼女の隣に向かい合うように横になった。「疲れた?」彼女が言った。「少しだけね」「私も…。あ、そうだ今度団地のお祭りだね。一緒に回ろうね」
この団地は毎年8月に団地の住人向けにお祭りを行っていた。昼前から晩にかけては公園で子供向けのイベントが始まり、夜になれば花火やカラオケが始まり、大人達は酒盛りをしたりと大人も子供も楽しめる行事があった。
僕は記憶がある頃からずっと団地に住んでいる男子達と回っていたので今年だけ彼女と一緒にいたら周りの友達や両親に茶化されるかもしれない、でも彼女と回りたいという葛藤に苦しんだ。
「ダメなの?」彼女が悲しそうな表情で見つめて来る。「いや、ダメじゃないんだけど…」今年は小学生最後のお祭りという事を思い出した。
来年になれば中学生に進級して運動部に入れば部活で忙しくお祭りどころじゃないとも聞いた。団地に住んでいる子供も少なくってきてお祭り自体も今後無くなるかもという話を聞いたこともあった。
僕は決心した。「わかった、一緒に回ろう」「やった!……いま周りの男子達に何か言われるんじゃないかとか考えてたでしょ?」「そ、そんな事は」僕は狼狽した。「もうそんな子供みたいな事、気にしないの。私たち来年は中学生だよ?」
中学生はもう大人とでも言いたそうだ。僕は公共の乗り物が子供料金から大人料金に変わる、それぐらいしか思い浮かばなかった。
虚ろな目で彼女が僕を見つめてくる。「ねぇ腕貸して」と彼女が言い、少し体を起こし僕の腕を座布団に寝かせた。さらに僕の腕に頭を乗せ胸元に体を寄せてきた。
僕が彼女を抱きしめようとすると、密着するように僕の胸元に彼女が近づいた。「中学生になっても仲良く一緒にいようね」彼女は小さな声で言った。
僕がうんと頷くと「本当に?」と彼女が顔を上げてきた。「本当だよ」「嘘だね」上げた顔を僕の胸元に埋めていく。「嘘じゃないよ」「私のこと好き?」
「す、好きだよ」と言うと僕の胸に頭でぐりぐりと押して来る。少し間が空いた後、私もと顔を上げてきた。彼女の顔が僕の顔に近づいてきた。
僕達は唇を合わせた。唇を合わせると彼女が舌を差し込み、互いの舌を絡ませた。舌の動きと互いに擦れる舌の音、息遣いが互いを刺激させた。
僕は彼女のTシャツの上から膨らみへ手を伸ばし優しく撫でると声が漏れた。彼女も勃起した分身をズボン越しに触ってきた。
唇を離し彼女を仰向けに寝かせた。僕は彼女のTシャツ、スポーツブラも捲り、彼女の膨らみも露わにさせた。彼女の膨らみにゆっくりと顔を近づけ乳首を口に含んだ。
「あっ」彼女の体がビクンと動いた。両手で優しく触りながら彼女の少し張った膨らみに夢中になった。彼女は声を抑えようと口に手を当てているが籠もった声が聞こえて来る。
乳首が硬くなっている。体もクネクネと動いている。片方の手で彼女のアソコに手を伸ばした。服越しに生暖かい温もりが伝わって来るのがわかる。彼女の腰がピクッと反応した。
優しく彼女のアソコを指の腹で円を描くように触る。少し顔を上げ、声を我慢しようとする姿を見つめているとこちらに気づき両手で顔を覆い隠した。
「見ないで」と顔を隠している間に両手でズボンに手を伸ばし脱がした。彼女のパンツに目をやるとやはり湿っているのが分かった。すぐにパンツも下ろすとまだ生え揃っていない彼女のまだ薄い隠毛が見えた。
脱がした衣服を側におくと恥ずかしいのだろう太腿を交差させアソコを隠している。僕は彼女の足元に移り膝を掴むが足が開かない。彼女なりのアソコを舐めるなと無言の抵抗なのか強く閉じている。
「また舐めるの…?」「気持ちよくなってもらいたいんだ…」僕が言うと彼女の足から力が抜けていくのが分かった。ゆっくりと彼女の足を開き顔を近づけると生暖かいぬくもりと僕の性欲を掻き立てる匂いに包まれた。
僕はもしかしたらこの匂いを嗅ぎたくてたまらないのかもしれない。彼女のアソコを舌で舐めた。「ああっ」と足を閉じる動作をするが僕の手で止める。舐めやすく位置を調整するために彼女の太腿を奥へ押し込んでいった。
彼女のアソコは熱く、どんどんと濡れていく様に僕の興奮は加速する。手で声を押し殺しているつもりでも激しく声が漏れ、腰も小刻みに動いている。
僕の舌の動きが早くなる。「あっああっだめっぐうう…っ…はぁはぁ、ああっあっ…イっちゃうから!イくっうっ!」彼女の体がビクンと動いた。
「はぁはぁはぁはぁはぁ」息遣いが荒かった。
彼女の顔は五十メートル走を走り切ったような表情をしている。彼女が手をつきながらゆっくりと上半身を起こしてきた。少し呼吸を整え今度は私の番と言わんばかりの表情をしている。
「はぁ…はぁ…そこに寝て…」僕はゆっくりと頷き、仰向けで寝た。彼女は僕の腰の横あたりに座りズボンとパンツ、両方に手を伸ばし同時にゆっくりとおろした。
脱がされパンパンに勃起した分身が露わになった。ズボンとパンツを足元に置き、四つん這いで彼女が僕の分身に向かってきてゆっくりと握られた。
僕は少し上体を起こし彼女が分身を擦る様子を見つめた。自分でもわかるほど分身が熱くなっている。
ゆっくり僕の分身に彼女の顔が近づいて来る。彼女は僕に一瞥をくれ手で髪を耳にかけ分身の先を咥えた「うっ」彼女の頭が上下に動き出す。
あまりの気持ち良さにだんだんと息が上がって来る。彼女が僕の表情を見てくる。「だっ…ダメだって…っ…そ、そんなにされたら、また…で、出ちゃうよ…」彼女の動きが少しゆっくりになった。
疲れたのか彼女は分身から口を離しゆっくりとぷはっと顔上げ、分身を優しく擦っている。彼女は分身を見つめ擦っているが少し様子が変だ。「どうしたの…?」「んー?んー…」彼女は何かを考えている。
「ちんちん…入れて…みる?」ビデオの男女が大きくなった分身を女の人のアソコに何度も出たり入ったりを繰り返し、肌と肌がリズムよくぶつかり合うと音をすぐに思い出した。
「い…れてみたい…」「…わかった」彼女は分身から手を離し隣の部屋にある二つ並ぶ学習机に向かった。引き出しを開ける音が聞こえる。
小さな箱を持って彼女は僕の腰の横あたりに座り、箱を開け始めた。「それは…」僕が聞くと「私もう生理始まってるし、中で精子出されたら妊娠しちゃうから妊娠しないようにちんちんにつけるんだって。コンドームっていうの」
彼女は小さく銀色で四角いビニールを取り出しお菓子の封を開けるように横からビニールを手で切った。中からピンク色で少し太い輪っかのような物を取り出した。「どうやるんだっけ…」彼女が箱を眺めている。
彼女が輪っかを僕の分身に被せるようとしているがどうやら上手くいかないらしい。んーと首を傾げ、うまくいかずに輪っかを外した。
「こうかな…」すると先ほどとは違い僕の分身の先端から根元にかけてピンク色のゴムのような物に分身が少しづつ包まれていった。「これで多分…オッケーかな」「こ、こうゆうのどこで教わるの?」僕が聞くと
「うちのお姉ちゃんから教わった」とふふんと彼女は分身を擦りながら言った。
仰向けで横になった彼女は大きく深呼吸をしている。僕はゆっくりと彼女の足元へ近づく。また太腿で交差させながらアソコを隠しているのでゆっくり開いた。
「あ、あのね…」と彼女の口が開いた。「女の子って初めてちんちん入れる時、痛いんだって。だから…優しくだよ」僕は彼女を見つめ、わかったと頷いた。
僕は分身を彼女のアソコにゆっくりと近づけたがどこに入れていいか分からなかった。すると彼女が少し上体を起こし片方の手で僕の分身を優しく握り「……ここ、ここに入れるの…」と誘導してくれた。
僕は唾を飲み、分身を押し込むが入らない。分身が入っていかない事に少し焦りを感じ始めた。「…大丈夫、あせらないで」彼女は僕の腕をそっと触った。
「…うん」もう一度立て直し挑戦した。ゆっくりとまた分身の先端を彼女のアソコに近づけ「そう、そこだよ……そのまま…あっ!」ようやく分身の先端が彼女の中に入っていく。
上体を起こしていた彼女が座布団の上に寝た。そのままゆっくりと分身を入れていく。「うっ…あっ…い、痛い…」と強く目を瞑り眉を顰めている。
僕は一度動きを止め「だ、大丈夫…?辞めとく?」と言ったが彼女は横に首を振り「だ、大丈夫……でも…奥の方…痛い…」僕は頷き、アソコの手前まで分身を少し引き抜いたつもりが全部抜けてしまい、上下に揺れながら分身が現れた。
もう一度、ゆっくり彼女のアソコに入れる。分身の先端が彼女の中に飲まれた。先端から少し先まで入れてみた。「痛くない?」僕が聞くと「少し痛いけど、少し気持ちいい…」と返してきた。
「動いても大丈夫だよ…」彼女は言った。僕はぎこちない腰使いでゆっくり分身を見ながら出し入れを始めた。「あ…あっ…あ、いっ…」時々全部入れてしまいそうになってしまう。
僕はゆっくり出し入れを繰り返し分身を奥まで入れないように結合部分を見ていた。彼女の痛みを我慢している姿を見ていると痛々しい気持ちにもなって来る。すると「…気持ちいい?」と彼女が首をあげこちらを見てきた。
「うん…すごく気持ちいい…」「私も…少しだけど気持ちいいよ」分身を彼女に突くたびにだんだんと気持ちいい感覚が下半身から込み上げて来る。「で、出そう」「そのまま出して大丈夫だから…」
僕は少し早く腰を振った。「あっあっあっあっああ、いっ…た、あっ」「で、出る!」僕はコンドーム越しではあるが分身は彼女の中で脈を打ちながら射精した。
「はぁはぁはぁはぁ…最後ごめん。奥の方に入れちゃった…」「大丈夫だよ…」僕はゆっくり分身を抜いた。コンドームが被さっている分身には少量の血がついていた。
「血…ついてるけど…」僕は恐る恐る聞いた。「初めての時は血が出る人もいるんだって…それより、こっちきて」と腕を広げている。僕は彼女の隣で横になり彼女を抱きしめた。
彼女は僕の胸元に顔を埋めた後、小さい声で彼女は言った。「痛かった…」鼻を啜る音が聞こえた。
投げたバスケットボールがリングの縁に当たりボールがあさっての方向へまた飛んでいった。ボールは桜の木のそばにあるベンチの方へ飛んでいった。周りの木々がちょうど良く日陰を作っている。
ボールを追いかけた先にあるベンチには彼女が座りながら缶ジュースを飲んでいた。「あれ、いつ来たの?」「さっきだよ」と笑っている。僕は隣に腰をかけた。
彼女は僕にスポーツドリンクを差し出した。「はい、差し入れ!」「え、ありがとう」僕は受け取りプシュッと開けスポーツドリンクを勢いよく流し込んだ。クスッと彼女が隣で笑っている。
「ねぇ、もう練習しないの?もっと見てたい」「え、するよ。でもちょっと休憩」「ええー早くー」子供が駄々をこねるように足をばたつかせている。ふうと息を吐き「わかった」僕は立ち上がった。
僕はゆっくりドリブルを始めゴールに向かって走った。ゴールの前でスピードを上げリングに向かって大きく跳んだ。
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