テディベアーはまた人型に・・・
『はるな、良く判ってくれている様だね、おじいちゃんもにお尻を見せてくれないか
おお、傷は付いていないな、大丈夫だ・・・はるな、焦ってはいけないよ、今は
気持ち悪いかも知れないがある段階で気持ち良くなっても一段ずつ大きくするんだ
壊れてはいけないからね、そのうちどうしてこんな事をするか教えてやろう。
今夜はおやすみ・・・』
そう言うとまた、テディベアーに戻る・・・。
私はおじいちゃんにもらった下着を着けて、ダイニングに行った。
お母さんは夕飯の準備をしていた。
『はるな・・・今日もおじいちゃんの家に行ってたの?』
『うん・・・行ってた・・・おじいちゃんが、お正月お父さん帰らないって言ってたけど
お母さん知ってたの?それで、3人でおじいちゃんの家で、お正月しようって言ってた・・・』
『ああ・・・そうなの・・・お父さんから昨日連絡があったの、コロナの影響だって・・・』
『そうなんだ・・・お母さんはどうしたいの?おじいちゃんの家に行きたいの?』
『はるなは・・・行きたいんでしょう?、お母さんは・・・』
『行きたいんじゃ無いの・・・お母さんも・・・、おじいちゃん3人でって言ってるよ・・・』
私はお母さんが言いかけてるのに、それを遮る様に、心情を見透かしている様に言った。
お母さんの事情なんて理解出来ていなかった、ただお父さんへの裏切りが許せなかったのです。
自分の行動を棚に上げて・・・お母さんを責めていました。
この時、私もお母さんもどんな事が待ち受けているか想像もできないでいたのです。
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