【はるな】
おじいちゃんやおかあさんに見られていたとも知らずに余韻に浸っている。
徐々に自慰と言うのがどう言うものか理解してきていた。
そして、行為によって得られる刺激は変化するし、場所や使う物によっても
変わる物だと思った。
けれど、はるなが体験できる事には限界がある事も明らかだった。
それは、最初に感じた視線による物だとはこの時は思わなかった。
どうしたら、はるなはもっと感じられるのかそんな事を考えだしていた。
小学生が考えるなんて変かも知れないけど、一度与えられてしまった感覚は
常習性があり、中毒性もあるのだった。
たまたま、祖父がリードした事と少しの遺伝的嗜好の存在がそうさせているのかも知れない。
はるなはそんな事など考えもしなかった、ただ自分の欲望に逆らえなかった。
単純に自分の嗜好を求めたのだった。
現状でおじいちゃんの家に行けば欲望を叶える手段はある事も何も疑わずに考えていた。
おじいちゃんのリスクも考えたが、それも問題無いと思っていた。
それでも良いとおもっていた。
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