【はるな】
仕方なく勉強机の椅子に座ろうと椅子に手を掛けた、本棚に自然に目がいった。
おかあさんが見ている本や、聞いた事のあるコミックスの名前がちらほらある。
テレビで放送しているコミックスもある、興味のあるコミックスを手に取ってみる。
なんだか可愛い外装とは全く違う内容のコミックスみたいだった。
名探偵コ○ンだと思ったのだけど・・・・・、一眼見るなりとじてしまう。
けれど好奇心が抑えられない、嫌らしいと思いながら見ってしまう・・・。
コナンに藍ちゃんが弄ばれる内容だった。
小さな玉子みたいな物をあそこやオッパイに当てられて悶えている描写があったのです。
私はこの道具に興味を持ちます、これなら自分の感じる場所をピンポイントに責められる。
もしかしたら、ここにある本・・・全部こんな感じの物なのかな・・・・。
そんな事を考えながら本を本棚に戻して今度は何気なく机の引出しを開いて見た・・・・・。
そこに箱があった・・・、さっきのアレだ・・・おじいちゃんのかなあ・・・。
はるなはドキドキしてきた、この物を自分の物にしたくなったのだった。
今ならおじいちゃんにバレないで持って帰れる・・・・。
そう思ったら、ここを一刻も早く逃げ出したい気持ちで一杯になった。
どこに居るのかも知らないおじいちゃんに言った。
おじいちゃん、はるなおかあさんの用事思い出したから帰るね・・・また明日来るからねえ・・・。
そう言って逃げるように帰るのだった。
※元投稿はこちら >>