【はるな】
パンツを脱いで行くって・・・・、何も履かないで行くって事?
そんなのムリだよ・・・、スカートなんだよ・・・でも・・・おじいちゃんだって恥ずかしいのに
はるなの事心配してくれてるんだよね・・・、はるなが嫌だって言ったらおじいちゃんが恥ずかしい
事言わせただけじゃない・・・、どうしよう・・・でも、近くのショッピングセンターなら・・・・
そう思ってパンツを脱いで屑カゴに捨てた・・・。
うん!・・・行こう、おじいちゃん、はるな可愛いのが良いな・・・
おじいちゃんの申し入れを受け入れた。
おじいちゃんの計画に乗ってしまっているなんて想像も出来ない。
今は汚れたパンツを何とかして、おじいちゃんに知られずに家に帰る事しか
考えられなかったのです。
家を出てすぐに、おじいちゃんが近所のショッピングセンターではない方向に
向かっている事に気が付いた。
おじいちゃん・・・ショッピングセンターじゃないの?
こっちだと商店街だよ・・・
はるなは感じた事のない感覚に襲われていた、たった一つの布切れがないと言うだけで
こんな感覚になるのだろうか、日常では感じられない感覚だった。
みんなが、はるなのスカートを見ている気がした。
屈まなければ見えない筈だけど・・・不意に前から後ろから視線をかんじるの・・・
ランドセルでスカートが捲りあがってるのかな・・・・。
気にしながら手で前や後ろを押さえれしまう。
なんだか変な気持ち・・・、おじいちゃんに手を引かれているから片手でしか
押さえられない・・・おじいちゃんに聞くのも変だと思った。
しばらく歩いて商店街の子供服屋さんに到着した。
お店の人とおじいちゃんは知ってる人だったみたい・・・。
店に入るとおじいちゃんがそのおじさんに、はるなのパンツを頼んでしまう。
え、おじいちゃん・・・はるなが・・・はるなが、選びたいよ・・・・きゃあ・・・!
おじさんはいきなり、はるなのスカートを捲ってしまう。
おじいちゃん・・・はるな・・・嫌だよ・・・やめて・・・
おじさんの手を払って、おじいちゃんの方を見ると、そうされるのは当たり前のように見守っている。
おじさんは、はるなが何も履いていない事に驚く素振りもなくメジャーを当てていく。
採寸など必要も無いのに入念に、はるなの恥ずかしいところをくまなく視線を這わせていく・・・。
ここに来る途中に感じた何倍もの羞恥心を感じていた。
そして出されたパンツは、縞パンだった・・・・。
はるなの趣味では無いけど、おじいちゃんは気に入っていた様だった。
おじさんから受取って、はるなに履かせてくれた。
おじいちゃんは何かおじさんと話している様だったが、話終わると店を出て家に帰った。
おじいちゃんと玄関で別れた、おかあさんが出てきたがおじいちゃんの顔を見ると視線を外して
はるなの顔を見た、なんだか思い詰めた様な気がした。
おじいちゃん、バイバイ・・・また、明日学校帰りに寄るね。
おじいちゃんがいつもと違う含んだ様な笑顔をその時は変には思わなかった。
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