5/5 f/abcdef
彬たち男性陣が早々に寝ることなく起きていたなら、
最後の夜は、あるいは狂おしいロリータ5Pが起きていたかのもしれない。
真子の小さな膣内に、彬と萌絵雄の濃い精液が流し込まれていたのかもしれない。
その精液を恵呂美と蜜満子が舐め取って、口移ししていたかもしれない。
最高のロリータ・セックスが展開していたのかもしれない。
だが、それはなかった。
恵呂美との出会いで未知の快楽を知ってしまった蜜満子だったが、
萌絵雄は近親姦に懐疑的であったし、エロ過ぎる小学生の真子を性の対象に出来なかったのだ。
何故なら萌絵雄は、子育て経験のない蜜満子が知る由もない親子の絆を知っているからに他ならなかったのだ。
まあ言ってみれば、身内の子供では本能的に欲情しないのだ。
例の変態ケダモノ男爵も、さみしい思いをするばかりであった。
相変わらずカラー・タイマーは球切れだし。
蜜満子は、萌絵雄が待つ部屋に戻っていった。
真子は、ベッドに入るや、可愛い顔でクークーと眠りについた。
彬も既に眠っている。
恵呂美は、昨晩の蜜満子からの助言を真摯(しんし)に受け止めていた。
真子との肉体関係に終止符を打つべき時期が来たのだと。
ふと、恵呂美は真子の魅力に溺れ始めた頃を思い出した。
真子が上沼家に住むようになって4年ほど、9歳になった真子が小学校3年生だったあの頃。
寝入った真子の体を使ってのセックスは、夫妻を完全に虜にし、それが常習化して半年が経過していた。
「あなた、この子、眠ったかしら?」
「おお、すっかり眠ったみたいだな」
「量、間違えてない?」
「大丈夫だ」
それは、週末の夜の最も危険なルーティンであった。
夫妻は、真子の夕食に適量の睡眠導入剤を混入して、真子を眠らせていたのだ。
頃合いをみて、眠った真子を抱っこして親子宿泊を装ってラブホテルへと行くのだ。
そして、真子の体を “餌” に激しくセックスする彬と恵呂美だったのだ。
更に夫妻は、セックスの快感を高めるためにハシシまで吸っていたのだ。
部屋に入って鍵を閉め、派手な円形ベッドの前に立つ恵呂美と眠った真子を胸に乗せて抱っこした彬。
「あなた、ウフフフフ」
真子をベッドに寝かせ、不敵な薄ら笑みを浮かべて、まずは激しくディープキスをする彬と恵呂美。
「また来てしまったなぁ、俺たち」
「悪い人ね、あなたったら」
「おまえだって同罪だろう」
「バレないかしら?」
彬はカウパー汁を垂らしながら、恵呂美は淫壺をヌルヌルに濡らした状態で、真子の服をゆっくりと脱がしていくのだ。
まずは、ベッドに寝かせた真子を眺めながら立ちポースで腰をしゃくり上げてセックスをするのが常であった。
「あなた見てぇ、真子の平たい乳房、いいわぁ」
「おお、たまんないな、子供の乳房だ」
「あなたぁ、子供とのセックス、あたし、してみたい」
「俺もだ、子供のまんこに、チンポコぶち込んでみたい」
「それ想像しながら、あたしのまんこに、ぶち込んでっ」
「おおお、子供とセックスしたいっ」
「あたしもしたい、子供とセックスがしたいっ」
もはや夫婦の興奮は極度に高まっていた。
今度は、二人で真子の脚を持ち広げて太ももから、陰唇、尻の穴まで本能の赴くまま唾液まみれで舐め狂った。
「今夜も狂いましょ、真子の体で、狂いましょ」
「おおおおおお~~~」
豚のような鼻息を出しながら、舐めては舌キス舐めては舌キスを何度も繰り返す彬と恵呂美。
真子をうつぶせたまま恵呂美の上に乗せて、二人で真子の体をサンドイッチしてセックスしたこともあった。
激しいディープキスを繰り返して、真子児の柔肌をベロベロと舐めてはえげつないセックスに耽る彬と恵呂美。
何の遠慮もなく真子を貪る夫妻の痴態は、異常性欲を貪る豚夫婦そのものであった。
依然としてぐったりと深く眠る真子の胸と腹に、今度はベビーオイルをたっぷりと塗り込み、オイルまみれの真子を寝そべる妻の上に仰向けに乗せて、二人はセックスしながら真子の首や腕、乳房、脇の下を、上と下からヌルヌルと撫でまわしたりもした。
二人にとって、間に真子を挟んでのセックスは最高の快楽をもたらした。
彬は、出した精液を真子の股に塗り込まみ、恵呂美は割れ目から尻の穴まで塗られた精液を舐め狂った。
更には、真子の股を舐め狂う恵呂美の淫壺に、再び勃起した肉棒を刺し込み、突きまくる彬。
彬と恵呂美は、本能の赴くまま強欲をむき出し鬼気迫る表情で真子の体を舐めまわして、その後もハードなセックスを続けた。
睡眠薬で眠らせた真子とのセックスは、夫妻に異常なほどの恍惚をもたらし、廊下まで聞こえるほどの大声で悶えながら、ケダモノのようなセックスが3時間以上続くこともざらであった。
彬と恵呂美は、ホテルの密室でこの真子の体を貪り尽くし、これ以上ないセックス快楽を味わったのだった。
そんな遠い思い出を回想しながら、いつしか恵呂美も眠りにつくのだった。
翌朝。
5人揃って最後のモーニングをゆっくりとっていた。
今年12歳になる真子は、来年の中学受験の話題で彬を相手に興奮ぎみであった。
二人を見つめる恵呂美の顔は、“母” になっていた。
いっぽう萌絵雄は絵画のモチーフにするために撮り集めた写真の話を蜜満子に吹聴していた。
新鮮な話題が入り乱れ、楽しく騒がしい朝食であった。
帰り際のロビーで、5人は楽しい思い出を胸に別れを惜しんだ。
スウィートに泊まるべく余裕と風格、そして多少の下品さをまとった大川・上沼両夫妻。
勿論、セックスの悦びも存分に楽しんだ5人。
今回の旅行は、色々な意味で彼等5人にとって様々に満足いくものとなっていた。
しかし蜜満子は別れ際に真子を想い、
自分の内にある矛盾を萌絵雄に気づかれぬように上沼家族たち三人を見つめた。
蜜満子は、
いつの日か真子は成長し、夫妻を憎み、夫妻のもとを去っていくのだろうと案じていた。
夫妻の背中に、シクラメンのかほりが漂っているように見えたのだ。
蜜満子は、もう近親姦はやめて欲しいと、恵呂美に願っていた、母になって欲しいと。
昨夜、真子を相手にめくるめくレズビアンを経験したくせに、蜜満子も勝手なものだ。
いや、人間なんて皆自分勝手な生き物なのだ。
自分の子を持てなかった経緯、そんな思いを恵呂美に託したかったのかもしれない。
本当の親子になって欲しかったのかもしれない。
時に愛は。
なつメロ歌謡に乗せた思いが、蜜満子の本当の願いだった。
しっかりと恵呂美の手をつないだ真子、その姿は紛れもなく母と子であった。
蜜満子は二人のことを、信じることに決めて、
ただ黙って、何気なく、二人を見つめている。
真子は、蜜満子たちに天真爛漫な笑みを送った。
「またね~、バイバ~イ」
完
※元投稿はこちら >>