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③/③ い/色は匂へど…
「おいで真淫子」
「はい、オジサマ」
「ここへ乗って膝をついて、しゃがんでごらん」
「はい」
「楽な姿勢でいいからね」
「はい、オバサマ」
「もうちょと脚と脚の間を広げてみようか」
「はい」
大病院に入院した患者が、医師と看護婦の指示に従って丁寧に診察台へ導かれる。
そんな淡々とした雰囲気であった。
いや、性欲異常の患者を診る変態医師とエロ婦長、と言ったほうが良いかもしれない。
先にシャワーから上がった彬によって、部屋はベッドと大テーブルだけに大光量のスポットライトが照らされるように調整され、部屋全体に異様なムードが漂っていた。
これから始まるエロスの予感を味わうため、浴室から出てきた二人の美女と共に暗く灯かりの落ちた部屋の隅に全裸で集まる彬たち三人。
3人は体を軽く寄せ合って、欲望を確かめ合うように交互に唇を密着させてキスをしていた。
50を超えてもなお、締まった筋肉を維持する体格の良い彬。
豊満なだけでなく、欧米人並みに脚が長く均整のとれたスタイルを持つ40代後半の恵呂美。
二人が夢中になる19歳の真淫子は、きめ細かい肌と小さい体が際立っていた。
小気味よいフレンチキスで、性快楽の上質感を演出する彬と恵呂美、そして真淫子。。
これだけを見れば、都会派の熟年夫婦と若い女学生のアバンチュールにも見えるであろう。
3人が全裸でキスし合う姿だけでも、覗き見る者がいたなら価値があるというものだ。
しかし実際は、そう、いまさら言うまでもなかろう。
変態の極み、スカトロ・セックスに、3人は震えるようなゾクゾク感を確かめ合っていたのだ。
薄暗い中、素っ裸で、目つきだけが気味悪くギラギラした3人の姿は、これから異常な行為に浸ろうとする変態性欲者の姿そのものなのだ。
笑顔も、微笑みも、余計な会話もない、その無音の雰囲気の中で僅かに漏れる吐息と、唇が触れ合う音が淫靡な雰囲気を助長していた。
真淫子は彬に優しく両肩を抱かれて、大きめのサイドテーブルの上に導かれた。
臀部をかかとに乗せたポーズで中腰でしゃがむ真淫子に、手をさしのべて姿勢を助ける彬。
大砲のように前方上部を向いた彬のペニスは、体が動く度に重量感をもって砲身部が揺れた。
青筋を立てて手に余るほど太く勃起したペニスに、真淫子は生唾を飲み込みながら思った。
(このおチンポコにウンチを塗って、あたし、死ぬほどおまんこを突かれるっ)
ペニスをチラ見する真淫子の顎に手をあてて、自分と向き合う位置へ目線を誘う彬。
真淫子は、彬の腕につかまって姿勢を安定させ、彬とくちづけした。
柔らかくて優しいくちづけ、数回するごとに二人は見つめ合い、それは続いた。
膝が折りまがってムチムチに張った太もも、なだらかにくびれた真淫子の背中から臀部へのラインは、西欧の古典美術彫刻を思わせるほど美しかった。
羨望の彫刻作品に想いを寄せるかのように、後ろから真淫子の肌に優しく指先を這わせる恵呂美。
しかし恵呂美の表情は、セックスしか頭にない飢えた助平熟女その人であった。
数分後、恵呂美の不審な行動に気づいた真淫子は、彬とキスしながら、湿った眼差しで恵呂美の挙動に目配せした。
同じく恵呂美も、落とした視線をチラリと真淫子に向けながら、テーブルへ近づいた。
恵呂美は真淫子の背後に立ち、手にしていた大皿を真淫子の足の間に置いた。
ガチャンという、セトモノを置く音に反応して、軽く唾を飲む真淫子。
真淫子の動揺が増しているのに気づき、淫靡な薄ら笑みを浮かべる恵呂美。
少し息が荒くなった真淫子をかばうように、彬はキスを続けていた。
半開きになった真淫子の唇に、優しいキスを続ける彬。
大皿を置いた恵呂美は、何度も唇を密着させ合う彬と真淫子の横へ来た。
あるいは、彬と真淫子のキスに嫉妬を覚えたかのように、無表情で二人を睨む恵呂美。
恵呂美は真淫子の乳房に手を伸ばし、柔肌の上でピンピンに勃起した小さな乳首に手をあてて、指先を使ってパラパラと弾いた。
「ああーっ」
真淫子は目線を上に向けて敏感に反応した。
同じように彬の亀頭部を指先で愛撫すると、彬は今すぐにでも淫壺へぶち込みたい衝動に駆られた。
「おおーぅ」
ペニスは怖いくらい太く勃起し、亀頭はパンパンに張り、砲身は角度を増して上を向いた。
恵呂美は、彬を半ば押しのけるようにして真淫子の前に立った。
真淫子は、言葉なく甘えを乞うように恵呂美を呼んだが、恵呂美の返事は非情だった。
「オバサマ、、、」
「え? おばさま? 生意気なこと言うわねぇ。 奥様でしょ?」
恵呂美は、形だけではあったが真淫子の頬にビンタをあてた。
形だけと言っても、それ相当に力の入ったピシャっと音のする本当のビンタであった。
「あ、ごめんなさい、奥様。 ごめんなさい」
謝る真淫子に対して恵呂美は嫉妬を演じて、真淫子を責め始めるのだった。
「よくも他人の旦那様に愛情たっぷりのキスなんか出来るわねぇ」
「ごめんなさい奥様、あたし、ごめんなさい」
「ごめんなさいですって?」
今一度、ピシャっ、強いビンタが真淫子の頬を打った。
「ごめんなさいって言えば許されると思っているの? どうなのっ、お言いっ」
「ごめんなさい、奥様、ごめんなさい、許してください」
真淫子は、三度目のビンタが来ないかと、半ばビクビクしていた。
何故なら、恵呂美の演技が半端の無い怖さだったからだ。
「そんなにキスしたかったのぉ、真淫子」
「お願いします奥様、なんでもしますから許してください」
恵呂美は、片手で真淫子の両頬をつかんで、顔を近づけた。
「何でもするの?」
「はい、なんでもします、許してください」
「そう。 何でもするのね。 じゃあ、してもらおうかしら」
「は、はい、、、」
「真淫子?」
恵呂美は、彬に負けずと唇を尖らせて真淫子に強引なくちづけした。
甘美と恐怖が混在した濃厚なキスの感触を覚える真淫子。
恵呂美のビンタも、怖い表情も態度も、真淫子にはたまらない刺激であった。
しかし恵呂美はすぐに真淫子の顔をつき離して、言い放った
「真淫子?」
「はい、奥様」
まるで奴隷を見下すような勝ち誇る態度で、恵呂美は告げた。
「お皿の上にウンチしてごらんなさいっ」
もちろん真淫子にはわかっていたが、雰囲気を読み返す言葉がうまくみつからなかった。
恵呂美は真淫子の戸惑いを気遣って、答えやすいようにもう一度言い直した。
「何をするのか、自分で言ってごらんなさい?」
「はい。 あたし、このお皿の上に、いまからウンチします」
恵呂美は急に怖い態度を軟化させて、とろける口調で続けた。
「そう、いい子ね。 いまから真淫子は、お尻の穴からウンチを出すの、いいわね?」
「はい。 あたし、お尻からウンチだしま、、、ああああ~~~~」
「そうっ、ウンチを出すのっ」
興奮ぎみに戸惑う真淫子の唇を、濃厚なキスで塞ぐ恵呂美。
「ウンチを出したら、次に何をするの?」
「はい奥様。 次に、、、オッパイに、、、、、」
「オッパイに? なに?」
「はい。 オッパイに、、、ウンチを塗るの」
真淫子の言葉を聞いた恵呂美は、思わず自分の乳首を親指で弾いた。
「ああああ~~~。 オッパイにウンチ塗って、そのあと何をするの? さあ言ってちょうだい」
真淫子に興奮を煽る恵呂美は、自らの興奮も抑えきれず、軽く舌を出してチロチロと揺らしながら真淫子の返事を待った。
「オッパイにウンチを塗ってから、汚いままセックス、、、」
「あああ~~、そうよ真淫子っ。 ウンチを塗って3人でセックスし合うのよっ」
たまらなくなった恵呂美は、真淫子の顔じゅうに舌先を這わせた。
真淫子は目をつぶって、恵呂美の舌の感触を味わった。
「今度は奥様が言って。 何をするのか、あたしにも聞かせて」
「いいわ。 3人でウンチ塗ってセックスする、、、だけじゃないのよ」
「他にも、あるの?」
恵呂美と真淫子の興奮を妨げないように、彬は恵呂美の背後にまわっていた。
二人の会話を聞きながら、彬は恵呂美の尻肉の間にペニスを当て、グリグリとうごめいていた。
それによって、恵呂美の変態性欲は更に刺激されるのだった。
「さっき教えてあげたわよねぇ。 叫びながら、って」
「あ、叫びながら。 あたしたち、叫びながら、気が狂うまで、、、」
「そう。 ちゃんと言ってあげるわ、よく聞くのよ」
「はい奥様っ、言って、早く言ってっ」
「叫び声を出しながら、気が狂うまで、ウンチまみれになってセックスするのっ」
「ああああ奥様ぁ、あたし気がヘンになっちゃう」
「あたしもヘンになりそうっ」
「奥様あたし、ウンチまみれで叫び声を出して、気が狂うまでセックスしたいっ」
「ああああ好きよ真淫子ぉ~」
「奥様ぁ~」
理性のテンションが切れるほど興奮する恵呂美と真淫子。
いっぽう、恵呂美の背後にピタリと密着していた彬は、恵呂美の乳房を激しく揉んだ。
彬と恵呂美が密着するその姿は、まさに熟年夫婦の助平さがにじみ出ていた。
肉欲しか頭にない下品な熟年夫婦が、無我夢中で交尾する姿のようであった。
恵呂美は理性を失い、昂った思いを極端な言葉にのせて真淫子に言い放った。
「真淫子ぉ~、あたし真淫子のウンチを口の中に入れたいっ」
過激すぎる言葉を放って、猛烈な舌キスをする恵呂美。
糞食の趣味などない恵呂美であったが、興奮を煽るには充分すぎる言葉だったのだ。
その言葉に、助平な欲望はもちろんのこと、改めて恵呂美の愛情の深さまで感じとる真淫子だった。
恵呂美の熱情を受けるように、真淫子は恵呂美に抱きついて激しい舌キスで答えた。
熱い鼻息が漏れるほど狂おうしい舌キスだ。
途中で息が止まるくらい激しく舌を絡ませ合う恵呂美と真淫子。
相変わらず恵呂美の後ろではハアハアと息を荒げて、彬がうごめいていた。
彬は真淫子に言った。
「ウンチを口の中に入れて、3人で口移しをやってみようか?」
「あああオジサマ、あたし、そんなこと、、、」
「いいのよ真淫子ぉ、あたし真淫子からウンチの口移し、されたいのよっ」
「あああ~、オバサマぁ~、そんなにエッチなこと、してもいいのぉ?」
「誰にも秘密よ、いいわね」
「そうだよ真淫子、3人だけで、人に言えないこと、やるんだよ」
「人に言えないこと、、、あたし、ああ~~~」
暗がりから目を移すと露出オーバーになるほど明るいライトに照らされた3人の体は、一つになっていた。
しかも性欲溢れる真淫子の体は、どこを触っても感じるほど敏感になっていた。
まだ何もしていないのに、急速に昂る3人の変態性欲。
彬は興奮をグッとこらえて二人から離れ、次の準備を始めた。
外の廊下では、清掃係のポチャな年増女性が、ドアに耳をつけて内部の様子に聞き耳をたてていた。
そして控室に戻るとすぐに従業員トイレに入り、声を殺して陰部を激しく揉み狂った。
その年増女性は、上沼夫妻たちが何度かこのラブホテルを利用していることを知っていたのだ。
以前、ベッドが汚物で乱れていたことも。
(あの人たち、きっとスカトロ・セックスするんだわ、スカトロ、セックス、、、)
女性は、自分のアナルに当てた指の臭いを嗅ぎながら、更に激しく陰部を揉み狂っていた。
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