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女性には、セックスの際に生じる痛み、性交痛というものがある。
実は、性交痛に悩んだことのある女性は50~75、かなり多いことがわかっていて、
性的興奮の不足や女性ならではの身体的な特性が一般的な原因だ。
真子の場合、既にメンスはあるものの、まだ幼い年齢のため女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が足りないため、市販の潤滑剤を使用するのが常であった。
しかし真淫子の場合は、エストロゲン量は充分である上に、“セックスしたいという気持ち” が人並み以上に強いため、彬の太いペニスの挿入が激しい充満感と満足感を与え、それを傍で見る恵呂美のホルモン分泌も盛んになるという相乗効果を生んでいた。
しかし3人の持つ変態性欲は、カウパー液やホルモン分泌などの通常体液・淫液だけでは満足できなかった。
3人は、より強い刺激を得るために、人には理解し難いセックスで快楽を味わっていたのだ。
「真淫子? 今夜は何をやるのかしら?」
「えーと、ここで言うの?」
「言ってごらん真淫子」
「はい、オジサマ」
様々なバリエーションを持つ3人のプレイのなかでも、特に変態性が際立つものがあった。
一般的に、こう呼ばれている。
スカトロ・セックス。
黒い花柄レースのブラジャーとスキャンティ、黒く透けたショートソックスに黒いピンヒールを着けた恵呂美。
白いシルクのブラとパンティ、薄く透けた白いハイソックスを着けた真淫子。
可憐な真淫子に比べ、助平を露わにする恵呂美のその姿は、肥えた腹部の贅肉がことさら恵呂美の強欲を強調しているかのようであった。
最高級ブランドが、身も心も肥え太った助平ババアを、より変態淫らに見せていた。
カップ先端には孔が開いており、そこから勃起乳首を突起させるための仕様だ。
勿論スキャンティの下部は割れていて、そのままプレイできるようになっていた。
最高級とはいえ、恵呂美のはとんでもなく助平な下着だったのだ。
いっぽうの真淫子は、白いシルク生地が敏感な乳首と乳房を優しく覆っていた。
白い肌と白いシルク、その上にプッチンと突起した乳首。
それは、それこそダイヤモンドに匹敵する魅力を見せていた。
恵呂美は、そんな真淫子を非情かつ助平な表情で睨みつける。
震えながら恵呂美を見つめる真淫子。
そして恵呂美は、真淫子を椅子に座らせて、SMを気取った耽美な口調で告げる。
「わかってるわね、真淫子」
「はい、奥さま」
「いいわね、塗るのよ」
「はい」
「おまえの体を汚すの、わかるわね」
「はい、奥さま」
「そのあとは?」
「はい、旦那さまにお仕置き、されます」
「どのくらい?」
「はい、狂うまで」
「そう、わかるわね」
「はい奥さま、マイコ、承知しています」
この時点で、触れてもいない恵呂美と真淫子の淫壺はジットリと湿っていた。
「よぉくお聞き、狂うまで、気が狂うまでよ」
「はい奥さま。 気が、狂うまで」
「気が狂うまで、おまえ、何をするんだい? お言いっ」
「はい。 あたし、気が狂うまで、気が、狂うまで、ああああ~~、奥さまぁ~」
二人は見つめ合いながら、まさに気が狂ったように彬の肉棒が真子の膣に刺さる姿を連想した。
そして恵呂美は、再度SM口調の言葉を溜めて、スケベを丸出しにして真淫子に言ってきかせた。
「気が狂うまで、超ハードなオマンコするのよ、いいわねっ」
「はい奥さま」
「ちゃんと、お言いっ」
「はい、旦那さまと奥さまと一緒に、気が狂うまで、超ハードなオマンコぉ、オマンコぉぉ」
「あああ、可愛いわ真淫子、ママに舌ちょうだいっ」
「奥さまぁ、うんと汚くしてっ、うんと虐めてっ」
そんな会話を交わして、徐々に深い変態セックスの沼底へと身をゆだねるのだ。
ここで、恵呂美の名誉のために、ひとつ言及しておこう。
いくらスケベな輩とてスカトロに関しては、まずは抵抗感を持つ場合が多い。
ポルノのカテゴリーにすら入っていないのもそのためだ。
見るからに汚いし、ようするに需要も人気もないジャンルなのだ。
通常はポルノではなくパラフィリア(性的嗜好障害)に分類される場合が多く、
その行為は、何の品格も持たずに単に糞便を愛玩するうんこマニアたちの行きつくところだ。
尿は通常無菌だが、不摂生な人の糞便には大腸菌などの雑菌が含まれている。
つまりは、スカトロ?おいおいクソなんで勘弁してくれ、ということになるのだ。
しかし、恵呂美のスカトロ行為は、彼女の持つセックス美学を基にした独自のスタイルであった。
目をそむけるほど汚いのに、全く汚く感じさせない、それが特徴と言えた。
そう、糞便そのものには興味がない、糞便が目的ではないのだ。
禁忌、背徳、不浄、狂気、そこから淫らな興奮のみを引き出し、陰湿耽美な倒錯のひとときを味わうのが恵呂美流だ。
恵呂美は、時には真淫子を甘えさせ、とろけるような眼差しで変態を促すのだった。
「真淫ぃぃ、これからパパとママとぉ、何をするのかしらぁ? 言ってごらんなさい」
「ああ~ぅん許してママ、あたし、言えないぃ~」
「ダメでしょ。 ママから目をそらさずに、エッチな目でママを見つめて言うんでしょ?」
「はいママぁ。 これから、するのは、マイコ、あああダメ。 スカトロぉ、セックスぅぅ」
「まあ真淫子っ、もっとハッキリ言って? スカトロ・セックス、って」
「はぁいママ。 あん、あん、スカトロ・セックスぅ、あああ~」
恵呂美に言わされた言葉だけで、真淫子の乳首はムズムズと充血していった。
シルク製のブラカップにツンと出っ張った乳首を親指で自愛しながら、虚ろな視線を恵呂美に泳がす真淫子。
恵呂美は飢えた目つきで、真淫子の親指の動きをチラリと目配せして続けた。
「どんなセックスなのか、ママが教えてあげる。 ママを見てっ」
「はいママ。 スカトロ・セックスって、どんな、セックス?」
恵呂美の答えを知っていながら、その言葉を心待ちにして恵呂美の口元を見つめる真淫子。
このじれったいやり取りが、より淫らな興奮を煽るのだった。
「よぉ~く聞くのよ」
「はいママ」
そして、いくぶんの早口で淡々と、恵呂美は説明した。
「真淫子のウンチを体に塗るの、ウンチを体に塗ってセックスするのっ」
「ああ~、ウンチをぉ? マイコなんだかヘンな気分」
「ヘンな気分ん?ウフフフ。 真淫子のキレイな体に汚いウンチをすり込むの」
「ウンチ? ウンチを? 真淫子の体に?」
「そう、う・ん・ち、ウフフ。体にウンチをすり込んで3人でセックスするのよ真淫子っ」
「あああ~、マイコ、もうヘン。 ママぁマイコにキスしてっ」
「その前にもう少し言ってみる? オッパイにウンチ塗ってママとオッパイ舐め合うのっ」
「っあああ~~~、マイコ、ママのオッパイにウンチ塗ってそれを舐めるぅ~」
「ああああ真淫子ぉぉ~、舌だしてっ」
二人は興奮の高まりを我慢しきれずピタリと抱き合い、舌の先端をぶつけて弾き合った。
真淫子は、今度は恵呂美の乳首を吸おうと、ブラに目を向けた。
「ママ乳首凄い、ここに塗るの?」
「そうよ、そしてチュウチュウするのよ」
「マイコ、ダメあああ~~~~」
「ああ可愛いゎ真淫子ぉ~~~~」
恵呂美は、真淫子に催眠術をかけているのだろうか。
いや、催淫術であろう。
“スカトロ” その言葉が暗示する強烈な陶酔が始まる、まさに恵呂美流の耽美な快楽であった。
その具体的なスタイルは後述することにしよう。
話は脱線するが、
3人が密会する時はいつでも、かつて上沼夫妻の寝室の窓枠にへばりついていた変態ケダモノ男爵が部屋のすみっこでひっそりと壁に張り付いていた。
(こんばんは男爵くぅ、また見に来たの?)
(ヘヘヘ、いつもいますぜお嬢。 今夜はどんなプレイです?)
(男爵はどんなのがいいの?)
(いつだってとびきり凄っげーのを見せてもらってますぜ、ヘヘ)
(じゃあ、今夜はあたしがウンチするところ見る?)
(おおー、前に見せてくれたやつですね、旦那様のチンポコ咥えながらブリブリ出したやつ)
(ブリブリなんて言っちゃいやん、ホントは恥ずかしいのよ)
(そうなんです? 凄っげーエロエロなスケベ顔してウンコしていましたぜ)
(そのあと恵呂美オバサマがお尻の穴を舐めてくれたのよね、そしてそのまま3人でディープキス、あの時は凄い興奮したわ)
(お嬢のケツの穴だったら、おいらだって舐めたいですぜヘヘヘヘッ)
(まったく、相変わらずの変態さんねぇ)
(お嬢にはかないませんよ、女児になったりウンコしたり。 旦那様も奥様もお嬢と知り合ってさぞお幸せですな)
(上沼夫婦はいい方よ、エッチ以外でもあたしに気をかけてくれるし)
(お嬢もご夫婦殿から色んなエロハメを教わりましたね。 普通のハメハメなんて、もう出来ないでしょう)
(そうね、同年代の男子じゃ物足りないわ)
(お上品な可愛い顔して、まったくエロ娘だなぁお嬢)
(だって変態エッチはあたしの秘密ですもの。 今夜も凄いのするからね、ちゃんと見ていてね男爵ぅ)
(おお、チンポコがおっ立ってきましたぜ)
ところで、変態ケダモノ男爵って、いったい誰よ?
彼は、ドM69星雲に住むウルトラマンコタロウであった。
しかし彼は、カラー・タイマーの電池を入れ忘れて怒られたり、年中ヘマばかりして、テレビのオファーも来ないでいた。
一度だけ怪獣退治のオファーがあった時のこと。
駅前で買ったタコ焼きを食べながら部屋でゴロゴロとテレビを観ていた彼は、残りのタコ焼きをほおばって現場へ急ぎ、シュワッチュ、とポースをつけた。
しかし、そのシーンはあえなくアウトテイクになってしまった。
恰好よくポーズをとったものの、唇に青のりがべったり着いていたのだ。
以来、TVオファーは二度と来なかった。
まったくバカだなぁ。
(バカバカバカ、男爵のバカ、もっとしっかりしなさいよぉ)
(チンポコだけはしっかりしてまずぜヘヘヘッ)
(もう。 でもそういうところ好きよ)
真淫子には、この変態ケダモノ男爵ことウルトラマンコタロウの存在が見えていたのだった。
そして声も出さずに会話が出来るのだ。
この特殊な能力は、祖母から受け継いだものだった。
それもそのはず、真淫子の祖母は、祖母は、祖母わぁ~、
なんと恐山に通うイタコだったのだぁ~、マジっすか、スッゲー。
(へぇ~、そうなんだ)
(おーっと、蜜満子さま、いきなり何処からいらしたのです?)
(あたしも霊感が強いのよ、耳もいいのよ)
(ほほう、テレパスィーってやつですな。 じゃあ蜜満子さまがロリセやる時ゃ、お邪魔させて頂きますぜ)
(あたしたち夫婦は基本的に妄想夫婦だから、満足できないでしょ?)
(そんなことありませんぜ、蜜満子さまのボイン、たまりません、ヘヘッ)
(あたしのボイン?)
(そう、ボイン)
(ちょっとあなた)
(なんすか)
(ボインって言い方、古くない?)
(古い)
(ボイン好きなの?)
(ボイン好き)
(ボイン揉みたい?)
(ボイン揉みたい。 “ボインは男の夢” ですぜ、名言だなぁ~)
(でも、ボインだなんて、あなたけっこう歳いってるわねぇ)
(爆乳とかスイカップなんて言葉じゃチンポコが反応しませんぜ、やっぱボインでしょ)
(あたしは子供のペチャ乳房も好きよ、あなたもでしょ?)
(そりゃまた別の嗜好ですぜ。 おいらは両方でズリしまくりですからヘヘヘッ)
(あたし、子供のオッパイ舐めながら自分のボインも吸わせたいわ)
(おおお、そんなエロいこと考えてるなんて、たまりませんぜ蜜満子さま、おおお、チンポコしごきてぇ)
(いいのよシゴいても。 あたしも一緒に、この淫乱ボイン揉むわ)
(おおおお、たまんねぇ~~~~~~~~~)
(でも今夜はもう眠いわ。 またね男爵さん)
(おやすみなさいませ蜜満子さま、ボイン舐めてぇ~、ボイン吸いてぇ~、精液だしてぇ~~~)
今回も変態妄想をしていたが、なんだか頭がクラクラして、何を妄想してんだかわからなくなって、後半は全く脱線してしまった筆者であった。
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