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「おばさま? マコたちを見ててね」
そう言った次の瞬間、蜜満子は真子の顔つきが “大人の顔” に変わるのを目撃した。
純真な子供の顔に淫乱なベールでもかぶせたように、一瞬で変わった真子の目つき。
蜜満子は真子と恵呂美の雰囲気を気まずく感じながらも、二人の様子をうかがった。
甘~い眼差しで恵呂美の目を見つめて、唇をチュンと尖らす真子。
すると恵呂美も、いつのまにか真子をセックス相手として受け止める表情に変わっていた。
そして、まるで磁石同士が引き寄せられるように、真子と恵呂美の唇はピタッと密着した。
唇を軽く尖らせて、2度3度、さらに4度、5度と、フレンチ・キスをする恵呂美と真子。
「気持ちいい?」
「うん」
微妙な会話を、互いの唇に喋りかけるかのような小声でかわす。
間を溜めながら、柔らかい唇肉を何度も何度も密着させる二人。
今度はピタリと密着させたまま、目をつぶって悶えにも似た声を漏らしながら、お互いの唇の味を確かめ合う。
「んん~ん」
「んん~~ん」
とても親子の愛情表現には見えない、あきらかに性を味わうための淫靡なキスだった。
真子と恵呂美にしてみれば、キス程度なら何の抵抗もないのだろうが、蜜満子にとっては一大事案であった。
(凄い…)
突然の展開に蜜満子は激しく動揺し、ポカンと口を開けたまま二人に見とれた。
蜜満子の喉はいっきに渇いてしまい、心臓の鼓動はバクバクと高まった。
二人がこのまま抱き合い、もつれ合って、本格的なディープ・キスなってしまったら、自分はどうすればいいのか。
そんな余計な想像までしてしまうほど、濃厚なフレンチ・キスだったのだ。
「真子ぉ? 蜜満子オバサマにもチューしてあげれば?」
「うん。 い~い?おばさま」
真子は蜜満子の側へと回り込み、蜜満子を見つめた。
蜜満子はためらった。
親愛のチューなのか、性欲のキスなのか、どうしたら良いかわからなかったのだ。
「おばさん、恥ずかしいわよぉ」
「マコは大丈夫だよ」
「ウフフ。 蜜満子さん?、してみたら?」
恵呂美が投げた勧めに、秘壺の奥が軽くズキンと疼く感覚を覚える蜜満子。
蜜満子の返事も待たずに、真子は引きぎみの蜜満子に、ごく軽いくちづけをした。
それは実に無邪気な可愛いキスであった。
しかし依然として、どうしたらいいかわからない蜜満子だった。
真子は、いたづらそうな顔つきで蜜満子に言った。
「マコねぇ、エッチなチューのやり方、ママに教わったの」
そう言うと、何故だか真子は巻いていたタオルをひらりと湯船に落として、蜜満子に裸を見せた。
蜜満子の前で真子の裸が露わになる。
さっきまでとは全く違う真子の裸、いやがおうにもエロティックに見えてしまう真子の裸。
怖いくらい色気が漂ったタオルの外し方が、蜜満子にそう感じさせたのだ。
小さな体、可愛いお腹、ごく僅かに突起した乳輪、まだ子供の体の筈なのに。
そして、三白眼で見つめる真子の瞳が蜜満子に語りかける。
(おばさまぁ? エッチなチューは裸になってするのよ。 マコのオッパイ見てみて)
(マコね、セックスのやり方も知ってるの。 マコ、セックスが大好きよ)
(ねぇおばさまぁ? マコがパパとママとセックスしてるところ、マコ、おばさまに見てほしいの)
蜜満子には、真子の瞳がそんなことを言っているように見えた。
ただ普通に、うわ目づかいで蜜満子を見つめていただけかもしれないが、
あるいは蜜満子の先入観から、そのように見えたのか、
普通の小学5年ではとても出せない、セックスを求める表情であった。
ただ立っているだけの真子の筈なのに、そこに見えるのは子供の裸ではなく、女の裸体、女児の肉体。
蜜満子の目つきも変わっていった。
(あああ、真子ちゃん? オッパイ、すごくエッチよ)
(ママたちとロリータ・セックスやっているの?)
(おばさんもロリータ・セックスやってみたいのよ。 おばさん子供の体、好きよ)
それこそ上から下まで舐めるような目つきで、真子の裸体を見まわす蜜満子。
さっきまで湯船で遊んでいた真子を、セックスの対象にして見ている自分を感じる蜜満子。
この子は自分の裸体が、彬と恵呂美に激しい肉欲をもたらすことを知っている。
セックスをすれば、性の快楽を味わえることを知っている。
そう確信する蜜満子だった。
急速に妖しい気持ちになっていく蜜満子だったが、態度は依然として微動だに出来ずにいた。
変わりゆく蜜満子の表情をとらえて、いたづらに薄ら笑みを浮かべて固唾を呑む恵呂美。
真子は、恵呂美にちらりと目配せをした。
恵呂美から真子へ、何かの以心伝心があったのかはわからないが、
今度は、真子は大胆にも蜜満子のバスタオルに手を伸ばして、解き落とした。
されるがまま、蜜満子の胸が、いや、蜜満子の熟れた乳房が露わになった。
蜜満子は、自分の乳房に真子の視線を感じた。
すると真子は、何をするのかと思いきや蜜満子の右手をとって自分の尻へと誘った。
(えーっ、これが子供のすることなの? 真子ちゃん、あたしを誘ってるっ)
ためらう自分とスケベになっていく自分、二つの思いが混在する蜜満子だった。
「可愛いわ、真子ちゃんお尻」
完全に積極的な真子の挙動に飲み込まれた満子は、とっさにそう言うしかなかった。
しかし、真子の臀部にあてがわれた蜜満子の右手は、僅かだが尻肉の表面を揉み、摩っていた。
(あたし、何だか痴漢しているみたい)
恵呂美がとなりにいる手前、遠慮がちな触り方ではあったが、
真子本人は、性欲を伴ってお尻を揉まれていることを意識していた。
「マコのこと好き?」
「ええ、好きよ真子ちゃん」
もはや蜜満子の心中は、妄想ではないリアルな幼児性愛が目の前にあると感じていた。
蜜満子は、真子の唇を見つめた。
(真子ちゃん、ママとパパと、3人でエッチなキスし合ったの?)
(この唇でママの乳房もチュウチュウ吸ったの?)
(昨夜おばさんが咥えたパパのペニス、真子ちゃんも咥えたんでしょ?)
(あああ真子ちゃん、ここに泊まってパパとママと、セックスしたのね)
(おばさん、壁ごしに声を聞いてたのよ。 うんと激しくてスケベなセックスしたのね)
とろけるほど甘~い目つきで、真子の唇を見つめ、無言で語りかける蜜満子だった。
(スケベな顔した子だわっ、あたしも、この子とスケベなキスしちゃう)
(この、スケベな顔の子に、あたし今から、チュッチュしちゃう)
そして蜜満子と真子の唇は、ねっちりと濃厚に密着した。
小さくて柔らかい真子の唇から、いままで感じたことのない性の悦びが蜜満子の体を駆け抜ける。
毎回唇を確認しながら、3回4回と真子にキスする蜜満子。
蜜満子は、左手も真子の腰に添えて軽く抱き寄せるほど大胆になっていた。
(あたし、いま、裸の子供を抱き寄せて、エッチなチュッチュ、してるぅ)
(子供と、子供とチュッチュしてるぅ、セックスのチュッチュしてるぅ~、気持ちいいぃ~)
遠慮が影を潜めて、どんどんスケベな気分になっていく蜜満子。
それこそ、重ねた唇を真子の平らな乳房へと移動させたい気分にまでなっていったのだ。
いっそう淫らになっていく蜜満子の顔つきを見つめながら、喉部を大きく動かして唾を飲む恵呂美。
真子とキスする蜜満子の豊満な乳房に、手を伸ばしたい衝動に駆られる恵呂美だったが、
恵呂美は蜜満子の乳房を揉む代りに、バスタオルの上から自分の乳房に左手を当てがった。
そしてバスタオル生地の上から、恵呂美は自分の乳首をスリスリと愛撫した。
屋外の肌寒さを感じた恵呂美は、真子に言った。
「真子ぉ? 蜜満子オバサマと一緒にサウナに行こっかぁ?」
「うんママ」
恵呂美は考えていた。
(いいわぁ蜜満子さん、とってもエッチよ。 サウナでもっと凄いことしましょ、ウフフ)
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