2/5
旅行初日の夜、大川夫妻は、のんびりとのんきに部屋でくつろいでいた。
「あなたぁ? おとなり気になる?」
「ならない。 俺らぁおまえみたいなエロじゃないんだ、俺らぁ画家なんだぞヘヘッ」
「何よもう、このスケベ画家っ」
「うーっそ。 愛してるよ、おまえっ。 俺らぁおまえの世界一のボインを愛してしまったんだよ蜜満子ぉ~」
「もう、あなたったらぁ、オッパイ欲しいの?」
ふざけたお世辞と知りながらも気分よくなる蜜満子であったが、
おバカな夫婦漫才もいい加減にしてくださいね(笑)
時計の針は午後8時をまわっていた。
ホテルに併設されたレストランでディナーを済ませて部屋に戻った3人。
婦人と真子は一緒にお風呂に入るところだった。
恐らくは、女の感というものだ。
家族なのか家族を装っているのか、となりに泊まる三人家族を見た時にヘンに感じたことや、その家族に対してロリ趣味的な想像をしたこと、それら蜜満子の直感をちゃかしてばかりで全く取りあってくれない萌絵雄であったが、夫妻がくつろぐスウィートのとなりでは、三人で秘密の宴を楽しむ準備をしていたのだ。
そう、三人は禁断のベンド・オーバーを楽しむために、このスウィートに宿泊したのだった。
蜜満子の感は当たっていたのだ。
婦人は、真子の服を丁寧にかつ手早く脱がしていく。
まだ膨らみを見せない胸囲には、カップが少し緩い木綿のブラジャーとパンツ。
まだブラなど必要ない歳の子に、婦人はあえて着けさせていた。
乳房の中心にあるピンク色の乳輪と乳首は、未だ目立つほどの突起もなく子供の胸囲そのものだった。
なだらかな肉付きへと発育し始めてはいたが、まだまだ華奢な体だった。
出べそ感が残る腹は、真子がまだ子供の体型であることを物語っていた。
真子の体は、まさに子供のそれであった。
裸になった真子は、楽しそうに風呂場へ入っていき、そのあと婦人も裸になって風呂場へ入っていった。
婦人の体格は、外人のようであった。
丸くたっぷりと膨れた乳房の先端にあるのは1センチ以上も突起した乳首。
ここまで大きく突起した乳首は外人でも珍しいであろう、圧巻の乳首であった。
ほとんど垂れを見せていない乳房は蜜満子同様で、もちろん猛烈なセックス・フェロモンを放っていた。
二の腕や脚、太もも、腹、臀部、全てに本来必要のない贅肉がたっぷりと付いているのはしかたのないことだ。
若干のビア樽体型。
どこぞの漫談師に賞味期限切れとでも言われてからかわれそうな体型も、婦人から溢れ出るフェロモンのおかげで、スケベな男にとっては魅力的な体つき、まさにセックスをするための熟した体であった。
しばらくして二人は風呂から上がり、次に夫が汗を流しに風呂場へ行った。
「真子ぉ? パパのこと、ビックリさせちゃおっかぁ?」
「うんママ、それ名案んっ」
「おいで真子、ママかっこいい下着持ってきたのよ」
「あ、こないだママとお揃いで買った下着? あれ、マコ好きぃ」
全体がユリ模様のレース柄になった黒いレオタードふうのボディ・スーツ。
子供用まで揃ったものを探すのは大変で、婦人は真子を連れてデパートを巡りまくって苦労して手に入れたものだった。
タンクトップの肩、後ろは大胆に開いていて下半身はVカット、胸はおへそ付近まで切れ込んでいて、生地をずらせば容易に乳房が出てしまうデザインだ。
こんなセクシーなデザインなのに子供用があるとは、いったい何のために使うのかと思うほどエロティックな物であった。
二人はそれを着用し、さらに揃いのユリ模様になった極薄の黒いハイソックスを履いた。
着用後の真子の姿は完璧だった。
誰がどう見ても、超可愛い、以外の何者でもなかったのだ。
いっぽうの婦人は、同じ物を着けているのにこうも違うものか、というのが正直な印象であった。
身も心もどっぷりと肥え太った熟女を包むレースの生地、でしかなかったが、子供の真子と比べるのは失礼というものだ。
肉欲にまみれたドロドロのセックス、という言葉を連想すれば、婦人のその姿はこれ以上どこにもない淫靡なファッションであった。
むしろ、婦人のほうがお似合いのボディ・スーツなのである。
「パパ、きっとビックリだよ」
「うん、パパ、ビックリするねっ」
風呂から上がった夫は、寝室にいる二人の所へむかった。
そして、二人の姿を見て、息を呑んだ。
「もっとぉ」
「もっとぉ?」
「うん、もっといっぱいぃ」
ベッドの上で枕に寄りかかった婦人は、真子を柔らかく抱き寄せて、真子の唇をチュウチュウと吸っていたのだ。
「ベロもやってみよっかぁ?」
「うん、やってみるぅ」
ベロ? それはディープ・キスのことであった。
真子の小さい舌と婦人の大きな舌がネチョネチョと絡み合う。
小さな真子の唇が婦人の口の中へすっぽりと吸い込まれる。
真子が大きな口を開けて、婦人の厚い唇をほおばる。
腰に巻いた夫のタオルは、ペニスの勃起のせいで床にずり落ちた。
「パパすご~い、あんなにドキドキしてるぅ」
婦人は、オチンチンが大きくなるのはドキドキしているから、と真子に教えていた。
「真子、ママの前にいらっしゃい」
「うん。 でも、ちょっと恥ずかしよぉ」
「ママがいるから大丈夫よ。 パパにぃ、真子のおニューの下着、見せちゃおっ」
「うん、見せちゃう」
真子は婦人の脚の間にもたれ、婦人の太ももの外側まで広げた脚のかかとを、太ももの下へまわして、婦人と自分の脚が絡みついた体制で股部を開いた。
そして真子は両腕を頭の後ろにもっていった。
「あなた、真子の下着、ほら見てーっ。セクシーでしょ?」
「パパぁー、見てーっ」
「おおお、真子っ、可愛いぞーっ」
「真子ぉ? パパのこと、見つめてあげてっ」
「うん」
真子は、円らな瞳で夫を見つめた。
子供にセクシーな表情などをつくれる筈もなかったが、口を一文字に閉じ、アゴを引いて夫を見つめる真子の三白眼の瞳は、本人の自覚がないにしても、とても子供とは思えない強烈な色気を放っていた。
夫のペニスは、砲身を上方へ向けるように一気に完全勃起した。
婦人は、上げた腕の脇から真子の胸を覗きながら、真子のボディ・スーツへ手を伸ばしてた。
そして、胸部の生地を外側へとずらした。
真子の胸部が、露わになる。
全くもって平らな胸、そう、完全に平らな子供の乳房、そして三白眼で見つめる瞳。
その姿は、ロリータ趣味の男を完全に狂わすことの出来る姿であった。
勃起した夫のペニスは寝そべる婦人と真子の前でドクドクと脈打つほど疼いていた。
「パパのオチンチン、あんなに大きくなってるぅ」
「そうね。 真子がすごくセクシーだから、パパ、とってもドキドキしてるのよ」
真子は、子供なりに単純に褒められたことを喜んでいたが、婦人と夫は、悦びを味わうための興奮を高めていったのだ。
夫に、目つきの悪い視線を送る婦人。
飢えた視線を送り返す夫。
「ママぁ~? パパ、マコのオッパイ見てるぅ」
「そうよ真子っ。 パパ、真子のオッパイ、いっぱいチュッチュしたくなっちゃうよ」
「マコのオッパイを?」
「そうよぉ。 う~んとチュッチュしてもらってぇ、真子わぁ、ヘンな気持ちになっちゃうのよ、真子い~い?」
「うんママ。 マコ、早くヘンな気持ちになりたいっ」
乳房を愛撫されると快感を得られることを既に知っている真子は、それを心待ちにした。
夫はずり落ちたタオルをそのままに真子に近寄り、広げた下着と脇腹の間に両手を差し入れて真子の体を支え、乳房を吸った。
同時に婦人は、真子の両腕をガッチリと押さえた。
「あ、ああ~ん、ああああ~~~ん、ああああ~~~ん、ああああ~~~ん」
「気持ちいいでしょぉ?」
「うんママ、ああああ~~~ん、ああん、あん」
「ヘンな気持ちになってきちゃったぁ?」
「うん。 マコ、ヘンな気持ちっ。 パパいっぱいチュッチュしてるぅ」
婦人は、とろける口調で甘~く真子に語りかけ、真子の性欲を引き出していった。
こうして、真子の体を貪る準備を整える婦人と夫であった。
真子の後ろから身をずらして、寝かせた真子の乳房を夫と共に舐め始める婦人。
乳房を舐められて身悶える真子の体からボディ・スーツを脱がして、真子を丸裸にする。
脱がしていく感覚に、言い知れぬ興奮を覚える婦人と夫。
華奢な脚にハイソックスを着けただけの真子の裸、夫と婦人の興奮はどんどん高まる。
そして、全裸になった真子の体を、胸を、肩を、腕を、尻を、そして太ももをペロペロ舐めまくる二人。
「これから、真子の一番大事なところを、パパとママが消毒のペロペロするからな」
「うんパパ」
消毒のペロペロ、言わずもがな割れ目と尻穴を舐めまくることだった。
「さあ真子ぉ、逆立ちよ、ママ手伝ってあげるわねぇ、ほうらっ」
そう言って真子をまんぐり返し、土手の割れ目筋と尻穴を上に向ける二人。
もちろんそのあとは、割れ目に舌を入れて舐め狂うだけであった。
「あ~~~~~ん、あああ~~~~~~~~ん」
ゆっくりと、ガツガツと、たっぷりと、割れ目とそのまわりを舐めまくる婦人と夫。
この上ない興奮が、夫のペニスと婦人の秘壺を刺激する。
土手の割れ目に口を完全密着させてムニュムニュと唇を動かす婦人を見ているだけで、夫の亀頭の先からはカウパー液が流れ出た。
そして婦人は夫に目配せし、小声で告げた
「お汁が垂れてるわよ、スケベなチンポっ」
「たまんないよ、おまえっ」
「入れちゃう?」
「んん~ん、そうだなっ」
ニタっと薄笑いながら、うなずく夫。
「さあ真子ぉ? お注射のお時間よ」
「お注射ぁ?」
「そうだよ真子。 パパが気持ちいいお注射してあげるからな」
「気持ちいいお注射ぁ?」
「そうよ。 パパのお注射、とっても気持ちいいのよ」
「うんママ。 マコ、パパにお注射してもらうぅ」
婦人は、真子を大の字に寝かせて両腕を押さえつけた。
「真子っ、いいわね。 あなたっ、入れて」
「入るよ真子っ」
「うん」
真子への優しい語りかけとは裏腹に、真子の膣にペニスを挿入する興奮を心待つ夫と婦人。
夫は、既に唾液でヌルヌルの割れ目にペニスを当てがって、ゆっくりと挿入していく。
「ほうら、お注射入ったわよ真子、痛くない?」
「うん。 大丈夫」
「いまからパパ、お注射打つよ」
「うんパパ、打って」
ゆっくりと、ゆっくりと、ピストンが始まる。
真子の腕を押さえている婦人の吐息が、ハアハアと聞こえてくる。
ピストンは少し強く、少し早くなっていき、同じように婦人の吐息も激しくなっていった。
「真子っ、痛くないか?」
「うん大丈夫。 パパのおっきいオチンチン、入ってる」
「いい子よ真子っ。 ママ、ここで見ているからね、もっと気持ちよくなろうねっ」
「うんママぁ。 マコ、お注射すごい気持ちいいっ、マコお注射好きっ」
夫は真子の背から肩に手をまわして体を固定し、真子の上から体をびったりと密着させた。
そして、一突きひと突きを味わうように、体を屈曲させて膣内に何度もペニスを刺し込んだ。
異様な悦びに溢れながらペニスを打ち込む夫の姿に、恵美は頭がクラクラするほど興奮した。
しかも、よく見ると夫と真子は、舌をレロレロと絡ませていた。
二人の舌キスに、婦人の興奮はさらに倍増した。
真子の3倍はあろう夫の体の下に、真子の体全体は埋もれていたが、真子もまたペニスが刺さる度にその充満感を味わっていた。
婦人は下部へまわり込んで結合部を覗くと、いたいけで小さな真子の膣穴に、太く勃起した夫のペニスが深く刺さっていた。
「凄いわ、あなたぁ」
婦人はおもわず結合部に顔を寄せて、舌先を膣の入り口に伸ばして振るわせた。
それから、さっきまで真子の舌と絡んでいた夫の舌を、今度は自分の舌と絡ませ、体を少し上げた夫の下にいる真子の唇にかぶりついて、赤子が乳を吸うように、ムニュムニュと吸いあさる婦人だった。
引きのカメラ・ワークのごとく、ベッドの上には、血走った目つきで小学生の女児の体をむさぼり犯す中年男と熟女の姿があった。
今まさに最高級ホテルのスウィートで、許されざる児童性愛セックスが行われているのだった。
鍵のかかった密室で、飢えた大人が小学生の女児を素っ裸にして、むしゃぶりついている。
そんな異様な空気が部屋に充満していた。
「パパとママわぁ、今からライオンさんやるから、ちゃんと見てるのよ、いいわね真子?」
「うん見てる」
真子へのピストンが10分・20分と続いただろうか、まだ子供の体だけに長時間のセックスに耐えうる強さを真子は持っていない。
そこで今度は夫と婦人がハメる番だ。
婦人は自分たちのセックスを、ライオンさんとか、大人のお注射を見る時間、などと言ってハードなセックスへの興味を真子に煽っていた。
二人は、いづれ真子を相手にして獣のような激しいセックスをしたいがため、言葉巧みに例えを使って真子にセックス教育をしていたのだった。
真子を傍らにおいて、正上位で結合する二人。
「真子っ、パパ、今からライオンさんになるからね、よく見てるのよっ」
「うんママっ」
「あなたっ、激しいのきてっ」
固唾を呑む真子を前に、突くたびに雄叫びをあげてセックスを始める夫。
「オーッ、オーッ、オーッ、オーッ、オーッ、、、、」
「ああああ、あなたイイわ~っ」
「あああ、パパのライオンさん凄いぃ」
「オー、オー、オー、オー、オー、オー、オー、オー」
早くなるピストン、そして夫の雄叫びが部屋に響きわたる。
「今度はママも一緒にライオンさんやるから、よぉ~く見るのよっ、い~い?」
「うんママ。 マコ、よぉ~く見てるね」
夫と共に、まるでお下劣な、低く太い悶え声をあげる婦人。
「オーゥ、オーゥ、オーゥ、オーゥ、オーゥ」
「あああ、ママ凄いっ、凄い声っ、ママ凄いーっ」
婦人の割れ目に凄いスピードでペニスを突き刺す夫、物欲しげに見とれる真子。
「おまえ、いいよ、オオーッ、オオーッ、オオーッ、オオーッ」
「あなたぁ、オーッ、オーッ、オーッ、オーッ」
ポカンと口を開けて、ハードなセックスを食い入るように見続ける真子。
真顔で見つめ合い、睨み合い、夜叉の形相でハメ合う二人。
「オォォォーーーーーッ!オォォォーーーーーッ!オォォォーーーーーッ!」
「オォォォ~~~~~~~~~~ッ!オォォォ~~~~~~~~~~ッ!」
文字字通り、下劣きわまるケダモノ・セックスを真子に見せ、教え込む婦人と夫だった。
「真子っ、ママのことよく見ててっ、ライオンさんは最後にこうやって吠えるのよっ、いい?」
プツリと配線が切れたように目を見開き、口を開け、尖らせ、物凄い大声で絶叫して達する婦人。
「オオオオオオオーーーーーーーーーーッ! オオオオオオオーーーーーーーーーーッ!」
「あああママっ、ママのライオン凄いっ」
怖いくらい強欲をさらけだして絶頂を味わう婦人。
これが ‘正しいセックス’ と認識し、性的反応をしてしまう真子。
つまりは、真子は小学生にして快楽に飢えた中年のセックスのやり方を知ってしまったのだった。
激しい絶頂の瞬間を真子に見せた後、その余韻もそこそこに、今度は真子に ‘実習’ させる婦人だった。
「真子もやってみる?」
「うん。 マコのはバンビちゃん」
夫は仰向けになり、婦人は真子を抱えて夫の腹上に乗せた。
「ア、ア、パパ入るぅ。 ア、ア~~ン、ア~~ン、ア~~ン、ア~~ン、ア~~ン、」
「真子?、バンビちゃん気持ちいい?」
「いい、とってもいい、ア~~ン、ア~~ン、ア~~ン、ア~~ン」
「あああ、可愛いわ真子っ、もっと鳴きなさいっ。 ああ~~~、たまらないっ」
盛り沢山のメニューで、真子への ‘セックス教育’ は続いていった。
「真子ぉ? バンビちゃんは、次はどうするんだっけ?」
「えと、バンビちゃんわぁ、ヌルヌルの油で体を洗ってもらうの」
「そうよねぇ、バンビちゃんは、ヌルヌルして洗ってもらうのよね」
「うん、ヌルヌルするのぉ、パパの上で、ヌルヌルするのぉ」
夫の上に乗った真子の体にベビーローションをたっぷりと塗る婦人。
ヌルヌルになった真子の体を夫の上で滑らせ、夫の上半身から下半身へ滑らせたまま、婦人は狙いをさだめて真子の膣へ夫のペニスを刺した。
「アーッ、滑るぅ、あっ、アア~~~~~~ン」
「あああ、たまらないっ。 ズボって入ったわ、あなたっ」
「マコ好きっ、ズボってなるの好き」
夫の上でヌルヌルと滑る楽しさとペニスが刺さる刺激を何度も味わう真子。
「さあ真子ぉ、ベロ出してみなさい。 パパとママと3人でベロも洗うのよ」
「うん、ベロ洗うぅ、ベロ洗うの大好き」
言うまでもなく、激しく舌を絡ませ合うことであった。
3人オイルまみれの体でヌルヌルともつれ合い、舌を激しく絡ませ合い、時に真子の膣にペニスをズボっと挿入する。
まるでスポーツ・アスレチックの一種でもあるかのように、体が動くまま、ネチョネチョと体をもつれ合わせて舌を絡ませる3人だった。
「真子っ、オッパイも洗っちゃうわね」
「あん、オッパイ洗ってママ」
「パパとママ、かわりばんこでオッパイあらうからね真子っ。 さあ、あなたぁ、やって」
夫と婦人は、いっぽうが真子と舌を絡ませ合い、もう一人は真子の乳房に舌を這わせるのであった。
舌を這わせるというより、舌を出した顔全体を乳房にあてがっては、狂ったように撫で擦りまくるのだ。
「あああ、可愛い真子ぉ、好きよぉ、たまらないっ」
「おおお、パパも好きだよ真子っ、おおお、たまんないっ」
「パパぁ~、ママぁ~、もっとぉ~、もっとぉ~~~」
オイルを塗った顔を小学生女児の見発育な乳房に撫でつけて無茶苦茶に乳首を舐め吸う行為は、この夫婦にこれ以上ないほどの恍惚感を与えていた。
好き者の大人しかやらないようなスケベなセックスを、丁寧な語りかけで当たり前のように教え込む夫と婦人。
しかも、実際はまだセックスをしてはいけないことや、それを内緒で教わっていること、だから誰にも秘密にしておくこと、そこまでを周到に教え込んでいたのだ。
真子のほうも二人の話をよく理解し、セックスによって快感が得られることも、それをなぜ人に言ってはいけないかをも理解していた。
天真爛漫で可愛い小学生の真子は、既にセックス好きのエッチな小学生になっていたのだった。
いっぽうの大川夫妻。
急ぎ足で萌絵雄の所へ行き、何やら説明する蜜満子。
「あなたーっ」
「ああ?」
「あたし聞こえたのよ、お隣りのドアから」
「おい、またかよ、たのむよ倫子さ~ん(笑)」
「ホントなのっ。 一緒に来てっ、多分まだ聞こえるわ」
蜜満子は、旅行にでると真っ先にお土産の煎餅やら饅頭を買い込み、それを食べながら観光するというヘンな癖があった。
しかし夜の10時すぎにホテル売店に行っても、もう閉まっているだろう。
仕方なく部屋に戻ろうとしたが、方向を間違えて隣りのスウィートのドアの前まで行ってしまった。
その瞬間、僅かながらそれは聞こえてきた。
蜜満子は犬よりも聴覚が良かった、と言いたくなるほど小さな音だった。
そっとドアに耳を当てる蜜満子。
悲鳴? いや違う。 これって何の声?
蜜満子は思った、セックスしている声だと。
急いで部屋に戻って萌絵雄に事情を説明し、百聞は一見にしかずのごとき隣りの部屋のドアの前へ萌絵雄を連れて行った。
確かに、萌絵雄にも、聞こえた。
いったい何の声だ? その想像は蜜満子と同じであった。
「おい、ヤバいよここ、いきなり出てきたらどうすんだ、誰か来たらヤバいよ」
俺たちはこんな所で何をやっているんだと、萌絵雄は焦った。
「ちょっといい考えがある、すぐ戻ろう」
部屋に戻り、隣りに一番近いと思われる壁を選んで、壁にグラスを着けてグラスの底に耳を密着させる萌絵雄。
「聞こえる?」
「、、、、、」
「どうなのっ? 聞こえるのっ?」
「聞こえる」
若干遠い音だが、ドアの外で聞こえた声と同じだった。
「聞かせてっ」
「さっきより聞こえにくいぞ」
蜜満子も耳を密着させて、耳を澄ませて、聞いてみた。
「これって絶対あの声よ、絶対そうよ、しかも3人で声だしてる。 3人でセックスやってるんだわ」
(つづく)
※元投稿はこちら >>