4月4回目の土曜日。エッチなことを大胆にされ戸惑った麻衣香だが、洋服買ってあげるのと3000円のお小遣いで呼び出しにこたえた。朝10時に深雪の団地の近くの道路で待つ。今日は剛治の車に4人乗る。深雪の性格を考えてだ。「麻衣香、はいよ」「深雪も」剥き出しで千円札三枚を渡される。「やったー。」麻衣香はあからさまに喜ぶ。1ヶ月千円のお小遣いだから、麻衣香と深雪にとっては大金だ。剛治の横、助手席に麻衣香、後ろに深雪と俺が座った。麻衣香は平日も剛治と会っていた。ゲームを貸したり、コミックを買ってあげたりて毎日会った。抱き締めさせること、キスさせることが何かもらうための条件だが、先週の日曜に胸を見られ、下半身も触られている麻衣香にとっては重大なことではもはやなかった。車を出す前に「麻衣香」と剛治が呼び掛けると、麻衣香が剛治のほうを向き、当たり前のように麻衣香が剛治に唇を許した。
深雪は、うしろの席からふたりをながめ、俺は深雪の肩に手を回した。
剛治にそう言えと言われたのか、仲間、共犯者のような気持ちなのか「みゆ、照れてないで。キス、先週したでしょ」
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