その次の授業のあと、僕は真由のスポブラにチャレンジした。
トレーナーとシャツを捲り上げようとしたが、真由が恥ずかしがるので、トレーナーの中で手探りでシャツを開き、肌着だけ首元まで捲った。
汗で素肌に張り付いたスポブラの裾をめくるのに少し手こずったが、人差し指の先端だけを中にくぐらせ、裾をつまんで捲り上げると、小さな膨らみがふたつ、転がり出てきた。
捲くられたブラは、乳房の上の方で小さくひとまとまりになっている。
小中学生の未熟な乳首を、ブラ上から探したり刺激したりするには分厚い綿生地が邪魔だが、伸縮性があるので一度捲ってしまえば愛撫の邪魔にならないのがありがたかった。
手探りで、初めて触れる生乳を優しく揉みながら、未熟な乳首を探す。
普通にあるべき所、乳房の円の中心のやや下を探ってみるが、見つからない。
そこから、慎重に指を身体の外に向かって動かすと、ある地点で真由が『ビクッ』と反応し、軽く背中をのけぞらせた。
『これか?』
高さは、乳房の曲線とほぼ同じ。
予想していた場所よりだいぶ外に外れていたが、指先で触れるとゼリーのように柔らかい。だが、弄っていても勃起して、立体的になってくることはなかった。
『可愛いな、これ』
そう思った僕は思わず
「これ、嘗めてみたい」
と言ってしまった。
真由は一瞬『えっ?』という顔で僕を見たが、すぐに視線をそらし
「あたしの、まだちっちゃくて形悪いでしょ?もっと大きくなってから…」
それを聞いて僕は思わず
『何言ってるんだ!今くらいが一番可愛いんじゃないか!』
と叫びそうになったが、それではロリ丸出しなのに気付き、何とか止めた。
代りに、少し教師ぶった口調で
「胸は、大きい方がいいのか?」
と聞いた。
「あたりまえじゃん!」
「男に揉んでもらうと、早く大きくなっるっていうな?」
「…聞いたことある」
「あれは、ただ強くマッサージすればいいんじゃなくて、揉まれて女の子が感じなくちゃ、意味がないんだ。感じるってことは、大人の女身体に近づくってことだからね」
「…そうなの?」
「そうだよ。それに、乳首は指よりも唇の方が絶対相性がいいと…」
「で、でもぉ…」
真由は顔を真っ赤にして俯いた。
僕がトレーナーの裾に手を掛けて
「いいよね?」と聞くと、真由は
「ら、来週!」と叫んだ。
「…次の授業のあと。心の準備してくるから」
「…わかった。そうしよう。」
こんな風にして、僕と真由の身体の関係は、人に話したら笑われるくらいゆっくりゆっくりと進んで行った。
真由が初めて僕の部屋に来たのが、秋の頃。それから3ヶ月も経ち、冬の頃になってようやく僕は彼女の裸を、それも上半身だけ、見せてもらえることになった。
『こんな調子で、最後まで行き着くのはいつになることやら…』
だが、僕はこの頃には、後戻りできないほど真由に夢中だったので、そんなゲームみたいな駆け引きさえも、楽しんでいたのだった。
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