それから真由は、毎週末僕のアパートに勉強しに来た。
毎回2時間、英数中心にみっちり教えた。真由の両親は感謝して、僕がお金を受け取らないので、代りに商品券とかを真由に持たせたが、これも固辞した。
公務員としての立場もあったが、後にもし、二人の関係がバレた時、金品を受け取った上に娘に手を出していたとなれば、親は更に激怒するだろう。
恋人同士になったと言ってももちろん、外でデートなんかできない。勉強時間も真剣だった。何しろ真由の成績が上がらなければ、僕のアパートで勉強すること自体やめさせられるだろうし、『二人きりでロクに勉強もしないで何してるんだ?』と疑われる元になる。
真由もそれは分かっているので、約束の2時間は真面目に取り組んだが、それでも難しい問題が解けずに苦しくなると、つい甘えた声で「ヒントちょーだい」とか言ってくるが、そんな時も心を鬼にして、なるべく自分で考えさせるようにした。
二人が恋人らしくなれるのは、勉強が終わったあとの1時間ほど。今度は僕が真由に甘える番だった。
セックスを怖がる真由は、キスやハグならいいが、なかなか身体を触らせてくれなかった。
最初はベッドに並んで座って、左手で肩を抱いて、キスしながら右手でトレーナーの上から胸を触るだけ。でも、真由の胸は小さすぎて、とても柔らかいことは分かるが、トレーナーの上からではどこに何があるかサッパリ分からない。
何回目かの授業のあと、ようやくトレーナーの中に手を入れて、シャツの上から胸を揉んだ。これで、真由の胸の膨らみ具合や形が分かるようになったが、シャツの下の肌着とスポブラに阻まれて、乳首がどこにあるか分からない。
僕がシャツのボタンを外そうとすると
「ダメ…」
と囁いて僕の右手を押さえた。
その日の帰り際、真由は
「先生ゴメンね、ガマンさせちゃって。あたし臆病だから…」と謝った。
「…そうだな。俺も男だから、つい色々スケベなことしたくなっちゃうけど、お前の気持ちも大事にしたい。無理しなくていいからな」
僕がそう言うと、僕の首に両手を巻き付けて、キスしてくれた。
何回か、シャツの上からが続いたあと、僕がシャツのボタンにチャレンジすると、真由は抵抗しなかった。
『やっとここまで…』
ボタンを下まで外し、肌着を捲ってお腹に触れた。初めて真由がアパート来た時、気持ちを試すために強引に触って以来だった。
そのまま手を上にずらして行くと、指先がスポブラの裾に触れた。
「これ、上にズラしてもいいか?」
「そ、それは…」
真由にとってみれば、スポブラは最後の砦。これを突破されたら、生で胸と乳首を弄られることになる。
「次にする?」
「ん…来週着たときでもいい?」
「分かった。今日はガマンするよ」
言いながら僕は、ブラの上から小さな膨らみを優しく揉んだ。
「あっ…それ、キモチいいかも…」
「痛くないか?」
「乱暴にされたら、痛い。でも先生の触り方、優しいから…」
僕は真由の反応に、少し安心していた。
それまで、トレーナーやシャツの上から胸に触っても、恥ずかしがるだけで、真由が性的に気持ちよくなっている様子がなかったので、『この子にはまだ、感じたり濡れたりというのは早すぎるのかも』と不安になっていたのだ。
だが、生地の厚いスポブラの上から探っても、乳首がどこにあるか、見つける事ができなかった。責めてみないと、本当にこの身体がセックスができるほど成長しているのか、確信が持てない。
僕は、次の授業の日を楽しみに待つことにした。
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