それから僕は、毎週土日にみっちり真由の勉強を見てやった後、日曜の夕方は、真由の固く閉じた膣の拡張工事に努めた。
しかし、指入れした時の真由の苦痛はなかなか内輪にならず、見ている僕の方が辛かった。
『何とかならないかな』僕は思案した。
眠っている間に犯された子は、目覚めた時に無理に広げられた膣の痛みに顔をしかめるというが、その痛みは目覚めているときにねじ込まれた場合に比べればずっとマシなのだろう。しかしだからといって、真由を薬で眠らせる訳にも行かない。他に何か…
僕はネットで情報を集めてみた。すると、『Gスポット』という言葉が目に止まった。
その器官は膣口から5センチほど奥に入ったお腹側にあり、女性の体内でクリトリスと一体になっているため、クリよりも感じるという人もいるらしい。
『これか…』
僕はさっそく、次に真由が来る日に試してみることにした。
十分に愛撫で濡れさせたあと、人差し指を第2関節まで挿入すると、真由は目をギュッと瞑って歯を食いしばった。
そこで自分の掌が上になるように回転させ、膣の内壁を擦ってみた。
「…あれ?」
「どうした?」
「痛みが…消えた。なんで?」
「気持ちよかったか?」
「それは…ないかな。でも、さっきまでのが嘘みたいに」
「そうか…よかった。」
僕は真由に、Gスポットのことを説明した。多分、Gスポットを刺激された時の快感と、膣拡張の痛みが相殺されるのだろう。この発見によって、その後は随分楽になった。
春からこの作業を始め、夏を過ぎるころには中指と薬指2本を出し入れしても、感じる所までは行かないが、苦痛はほとんどなくなっていた。
『そろそろかな…』
僕の期待は高まって行った。
でもそんな矢先、真由が受験への不安から情緒不安定になった。
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