閉じたワレメの上から軽く押しただけで、中指がヌルっと襞の間に吸い込まれた。
そこから大陰唇を割り広げながら、上へ辿ってゆくと、小さな豆に指が触れた。とたんに真由は、ビクッとして軽く背中を持ち上げた。
「これが、一番感じるやつかな?」
「…そうかも」
僕がそれを、指先で円を描くように撫でると真由が
「そこ、感じすぎてちょっと痛いみたい」
と言った。
「そうか、これも唇の方が相性がいいのかもな」
僕が言うと、真由はそれには答えず、恥ずかしそうに横を向いた。
僕はロリだが、女性経験がない訳ではない。大学時代には彼女もいたし、セックスもした。
だが、成人女性のアソコと処女中学生のとでは、外見がかなり違う。中の作りも異なるかもしれない。
僕はいずれ、自分が入って行く場所の構造を確かめるように、小陰唇を押し広げながら指を下の方に這わせ、丸い膣口にたどり着いた。クリトリス、小陰唇、膣前庭、そして膣口。パーツは大人と同じだけ揃っているが、ひとつひとつが儚いほど小さい。無神経に指で擦り上げたら壊れてしまいそうだった。
僕は恐る恐ると言った感じで、膣口に指先を挿れてみたが、それだけで真由は苦痛で顔を歪めた。
初めて真由がこの部屋に来てくれた日、『セックスはいや。怖い…』と言った。
それは、たった14歳で処女を失う事への不安もあっただろうが、この入り口に触れただけでも痛い幼い膣穴に、男の陰茎を挿入される痛み。それに対する恐怖心が、主な理由だったのだろう。
クリトリス、膣口、そのどちらも愛撫することができないので、仕方なくその間にある膣前庭を、指先で何度となく往復させながら、勃起した乳首を吸い続けた。
そんな、変化に乏しい淡々とした行為の繰り返し。だが真由の身体の中では、その心地よい刺激がどんどん蓄積されているらしく、次第に真由の呼吸が荒くなり、顔が赤くなって行った。そして…
ふいに、俺の手首を両手でつかみ、薄い太ももで俺の指を挟むようにピンと突っ張ったかと思ったら、いきなり脱力してぐったりとなった。
「真由、イッたのか?」
「…イク…今のが…」
「多分な。キモチよかったか?」
「ん…一瞬目の前真っ白。目の中に火花が散って…」
肩で息をしながら、真由はそう言った。
「よかった。イク所まで行けるってことは、真由が大人に近づいてる証拠だな」
「あ~もう…」
「ん?」
「あたしの身体、先生の好きなようにされちゃってるね…」
「そ、そんなこと!俺はただ、真由にキモチよくなってほしくて、一生懸命…」
「ホントかなぁ…」
言いながら真由は僕の方に細い腕を伸ばして来たので、抱き寄せて腕枕をしてやった。
「男の人の腕枕、初めて。すごく安心できる…」
真由のその言葉を聞きながら、僕は初めて、少し未来の光景をイメージしていた。この部屋で真由と一晩ともに過ごし、激しく求め合ったあとで、真由は僕の腕枕で朝まで眠る。そんな幸せの光景を…
※元投稿はこちら >>