「・・こうなるんだ・・。」
感に耐えかねたかのようにアオイが呟く。
アオイは大きく開かれたミドリの局部をしげしげと観察していた。
紅の花弁は濡れて光沢を放ちつつ、異様な淫香をも漏らす。
その秘裂の谷間に存在する肉の突起は、包皮が完全に剥けていた。
「・・こうなるんだ・・。」
再び繰り返すアオイの言葉を耳にしたミドリの心中は穏やかではいられない。
ミドリとて自分の局部を観察してみたことはある。
開脚して座り、手鏡に映しながら観察した己れの性器。
生肉のような色をした粘膜、貝類、、牡蠣や蛤、、のような形状をした異形の器官。
我が躯ながらゲンナリとしたものだ。
一体、自分の秘部はどうなっているのだ。
はしたない状態になっているのは間違いがなかった。
だが、そのレベルが分からない。
想像すら及ばない。
その部位が他人の眼に晒されている。
しかも鼻息を感じられる程の至近距離から、まじまじと観察されているのだ。
匂いもしているかもしれない。
屈辱である。
惨めである。
・・早く、続き・・してよ・・。
そう言いたかった。
だが、言えない。
代わりに腰の位置をズラし、アオイの鼻先に己れの股間を突き出してみる。
催促だ。
「ぅっわ。」
やや怯みながらもアオイは、その舌で片方の陰唇に触れた。
陰唇の縁に沿って舌が這う。
下端から上端まで。
上端ち至ると再び下端に向かう少女の舌。
左右の陰唇に一往復ずつの愛撫。
身悶えするミドリ。
そう。
そうだ・・。そこだ。
だが、そこではない。
そこも気持ち良い。
だが、本当に触れて欲しいのは・・。
本当に狂う為には・・。
「あ?ぁあ!アっ、あンッ、ァぁア・・」
獣のように吠えるミドリ。
不意にアオイの舌が『本当に触れて欲しいところ』に触れたのだ。
秘裂の谷間、その谷底の上端近くに位置する敏感な肉の突起。
既に充血したそれは、ぼってりと厚みを増し、包皮からその姿を覗かせている。
ちろり
刺激される度、じんじんするような快感がミドリの下腹部に拡散されていく。
限界まで充血したそれは、痛い程に膨らんでいた。
少女には既に痛みなのか快感なのか判別がつかなくなっていく。
「らメっ!も、もっと!イヤ!」
最早、呂律も回らず、支離滅裂に叫ぶ少女。
少女は狂っていた。
狂ったように身悶えし、叫ぶ少女の姿に戸惑いを隠せないアオイ。
それは偶然であった。
アオイには何をしたら良いのか、どんな刺激を与えれば良いのかが分からない。
深く考えることなく、少女はミドリのクリトリスを中心とした位置に唇を当てる。
ちゅうぅウうゥ・・・
アオイがミドリの陰核を唇により吸引してみたのは、ほんの気まぐれに過ぎない。
だが、その効果は、、与えた刺激は絶大であった。
ベッドの上、ミドリは躯を弓なりに反らせて絶頂に至る。
その両脚は真っ直ぐに伸ばされ、その足の先端に生えた五本の指は鉤爪のように曲げられていた。
「ぁあ゛アあぁあ゛アぁあ・・・」
躯を硬直させ、絶頂を味わう少女の喘ぎ声は、既に絶叫と表現されるに相応しいものであった。
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