いつの間にか、ミドリは下着までも脱がされていた。
全裸の少女に躯を重ねる下着姿の少女。
剥き出しにされた少女の肌をゆっくりと這うアオイの舌。
その舌が通り過ぎた跡には、あたかもナメクジが這った跡のような唾液による轍が残る。
腋から乳房の下、鳩尾を経て臍まではシンプルな迄の一直線に、臍の下に至ってからは下腹部を執拗なまでに隈なく舐めるアオイ。
今、剥き出しの下腹部がアオイの眼に晒されている。
当然、下腹部の中心部を彩る翳りもだ。
太く剛い恥毛はミドリにとってコンプレックスの源のひとつであった。
それ故に、そしてかつての失敗故に日頃から無駄毛の手入れは怠らない。
だが、毛質だけは如何ともし難い。
ミドリの脳裏にアオイの下腹部、、産毛の生える気配すらない、、が浮かび上がる。
清浄と表現されるべき恥丘。
妬ましい。
一方、皮肉なことにアオイにとっては、無毛に等しい下腹部がコンプレックスの源であった。
それに引き換え、年齢相応の成熟ぶりを見せつけるミドリの下腹部に魅せられるアオイ。
無い物ねだりであった。
互いが互いに対して羨望の念と同時に嫉妬の念を抱く。
だが、いずれにせよ、今この瞬間、主導権を握っているのはアオイだ。
少女の顔がミドリの恥丘に近づき、半開きにした唇から尖がらせた舌の先端が、その素肌に触れる。
「ひっ!」
恥丘の端に触れられた瞬間、息を吸い込むような悲鳴を上げるミドリ。
腋の下と同様、自分独りでは不可能な愛撫を加えられた少女は、躯を、腰をくねらせる。
しかも、その辺りは腋の下なぞ比較にならぬ程の匂いを醸しているに違いない。
汗をかいた。
トイレにも行った。
そして今、はしたない液を渾々と溢れさせている秘裂。
それらの混ざり合う匂いがアオイの鼻腔を刺激していた。
濃密な牝の匂いが、更なる興奮をアオイにもたらし、その淫らな匂いを嗅がれているという想いが、ミドリの欲情を煽る。
膝を左右に割られ、大きく広げられたミドリの脚と脚の間にアオイの顔が近づいていた。
※元投稿はこちら >>