「グボッ、ヒュッ、グゥぅぅ…いやッ…」
左手で締め上げながら、スカートの中のパンツを下げるのももどかしく、腰を割り入れ挿入した。
「ぐぅ、ぐんぅぅ…」
あっさり入ったのは、既に恵美がぐっしょり濡れそぼっていたからに外ならない。子供の「可愛い」から大人の「美しい」に変わる刹那の愛らしい顔が、涙と涎に塗れ、赤紫に染まる。ドキンッ、こんなに美しく、唆るものは、今まで見た事がない。ピストンが止まらず、直ぐ射精するが構わずめちゃくちゃに突きまくる。
「お姉ちゃんは汚くなんかない、汚くなんかない!!」呻く様に繰り返す私に
「グゥっ、あ"~~ッぐっ、槌あ"~…」
恵美は訳のわからない声を出し、失神と蘇生を繰り返して膣をキュンキュン締め上げた。
冬の早い日がすっかり暮れ落ちて、私は彼女から離れた。
「ハッ、はぁ~っ、はッはっ…」首を解放された恵美は、まるで深海から浮上した海女の様に、新鮮な空気を貪り、ズルズルと床に崩れ落ちた。
何度射精しただろう?彼女の股間からは、精液と彼女自身の液が混ざり溢れ、スカートにも、べっとりシミを作っている。
暫くして、恵美はのっそり起き上がり、無言で身支度を始めた。私は、何だかチカラが抜けてしまい、その様子を寝転んだまま見ていた。
スカートに出来たシミに気付き「くすッ」と笑うと身を屈め、私にチュっと子供じみたキスをした。
「先、帰るね。ありがとう……あの、珠美はキレイなままだから…宜しくね。」
お姉ちゃんからは、昔の、汗とお日様の匂いがした。
思い出した!!!!
「あの!母がこれ、姉ちゃんに会う事があったら渡せって!」
お守り袋と手紙である。
「ありがとう。母さんに宜しくね。」
暗闇に、ヒラヒラっと手を振って出て行ったお姉ちゃんを、その後、見る事はなかった。
コツン、帰りがけ靴先に何かが当たる。
小さな箱には5粒のチョコレートと「あの時は、ありがとう。」のメモ。
あぁ、今日はバレンタインか。
今度会ったら、なんて言ってやろう…
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