その後マミは常に私のそばから離れなくなった。朝、母は夜中に着替えたマミと濡れた布団を見て「あらっ」っと言っただけで、あとは淡々と布団を干し、後の処理を行った。
おそらくマミが、おねしょをしたと思ったのだろう。私の後ろに、私の服の裾を引っ張って佇む少女は、以降そこを自分の定位置にした。13人いる通学班でも班長以下1年生から
並ぶ決まりなのに、彼女は私にくっついたままだ。学校でも、休み時間の度に、私のクラスにやってくる。
一度女子から「ほかのクラスの子は、入ってきちゃあいけないんだよ!」と言われ私の後ろで泣きじゃくってしまい、女子も彼女をいじらなくなり、まるで背景のようにいつも後ろにいた。
家に帰ってからも、夜寝る時も、ずっと一緒だった。
「お兄ちゃん・・・・・」時々マミが困ったような、不安そうな顔で私を覗き込む。
彼女からの合図だ。それは学校でも、公園で遊んでいるときでも、TVを見ているときでも関係ない。
マミが、性器を触ってほしい時だ。何だろう、きっかけは全く分からないが唐突にやってくる。
その度に、学校の体育館のトイレで、滑り台の陰で、私の膝にちょこんと乗っかってTVを見ながら。
ある時は大きく喘ぎながら、ある時は誰にも悟られないように小刻みに震えながら私の指を受け入れる。
「イヤなこと全部忘れられる」自慰の代わりに私の指を選んだのだ。
夜は、こんな小さいのに性の快感に没頭して「忘れたいこと」がある女児を、散々に弄んだ。
なぜか挿入はしなかったが、もちろん口淫で射精しごっくんするのは、私の精通からマミの大好きな行為となった。
「なんかね、お兄ちゃんが私の中に入ってきて、私の体の栄養になるのかなあと思うとすごくうれしい・・・・・・・」
そんなマミとの行為は、彼女が中学3年生まで続いた。
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