近くのコンビニで拾ったワンコ 33
最初はそれぞれに握りしめていたはずの敷布団
次第にお互いの手を絡ませ合う…
次第に全ての触れ合える箇所でお互いを感じあう
俺の指を荒い息とミナの苦しみにも似た喘ぎ声
「気持ちいいって言うところまでチンポを
突き続けるぞ!何回も何回も…何処が気持ちいい?」
「…ぅうう…おくぅ…奥に…オチンチンしてぇ~」
ミナの体をホールドしたままドピュ!ドピュ!
ミナの中に流し込めるだけ…ありったけの精子を
次から次へと流し込んだ。
お互いの体を密着させて離れないようにしながら…
ガクガクと痙攣がお互いの体に伝わり合う
まるでセックスを覚え始めた中学生同士のように
何度も襲ってくるガクガクを味わいながら…
SEXなんて…セックスなんて自分だけが
気持ち良ければいいと思ってた…
相手の事なんて関係ない…ましてや…
彼女でもないのに…
そう…少しだけミナのテンションを上げる為に
俺を気持ちよくさせる為にミナの事も少しだけ
気持ちよくさせただけ…
でも…俺は知らないうちにミナを気持ちよくさせる事だけ
考えてた…最後の方は…
「痛っ…痛たた…」関節の節々が痛くて目が覚めた
どうやら寝てしまってたらしい…
「あ…タクミさん…起きた…」ミナは寝ている俺の横に
正座をしながらちょこんと座ってる
「おっ!びっくりした!あれ?ミナ…だよな…」
ミナは無言で小さく頷く
俺はてっきり帰ってるかと思ってた…
セックスなんて終わったらそれで終わり…
帰んないの?なんて相手の事を思ったところで面倒臭い…
今度はなんて言って帰そうか考える…
セックスが終わったんだから帰ればいいのに…
別に彼女でもないんだし…俺の時間もあるし…
その時《ぐぅ~ぅぅ…》
静かな部屋にミナのお腹の音が…
「ご…ごめんなさい…タクミさん…」
恥ずかしそうに慌てて下を向くミナを見て
なんだか可笑しくなってきた。
「くくくっ…はは…あはは!」久しぶりの大笑い
「だ…だって…お腹の…勝手に鳴るし…」
「テーブルの上におにぎり残ってなかった?」
「…見当たらない…」
「ん~そっか~…んじゃ…外にメシでも食いに行って
帰りに日用品でも買ってくるか…お前の」
キョトンとしてるミナ…
「お前の歯ブラシとか…え~と…その他諸々だよ」
俺の言葉を聞いて顔を上げたミナは
満面の笑みを浮かべて俺に
「うん♪」と会って初めてハッキリと返事をした。
ま…ペットの1匹くらい飼えるだろこの部屋でも…
ミナのこと…世界一可愛がってやろ…
END
※元投稿はこちら >>