「はぁ…はぁ…苦しいよ~。」
ひなは泣きそうな目で北川を見上げる。
「ひなちゃん…苦しいだけかな?薄い壁を挟んで大きな玩具が2つも入ってるから、擦れて気持ちいいんじゃないのかな?」
と北川が言うとひなは顔をブルブル左右に振る。
玩具は貞操帯で固定してあるとはいえ歩くと多少出たり入ったりを繰り返している。それが今までのより大きい玩具だから擦れる強さも今まで以上。
狭い穴の中、薄い壁を2つの玩具が擦り合う刺激がまた辛いんだろうな~。
入っている苦しさと擦れる辛さ、ひなは大変だ。
バイキング会場に着くと、目立たない隅の空いている席へみんなで座る。
3列の6人用のテーブル。ひなを真ん中にして両サイドに北川と木村。
ひなの向かいに僕、両サイドに大野と坂井が先に席に着く。
北川と木村は先に席に座るが、ひなは座るのを躊躇している。
「ひなちゃん…どうして座らないんだい?」
北川はひなに椅子に座るように促すとしぶしぶ座るもテーブルに肘を付いて微妙にお尻を浮かせている。
「なんかぎこちない座り方だな~。ちゃんと座りなさい。」
「はぁはぁ…だって今までの玩具より長いから、座るともっと奥まで入るから…怖いんだもん。奥にゴツンと当たるのだめぇ…。」
そういえば、日中椅子に座る時も微妙にお尻を浮かせてたな~。
スノーボードウェアはまだお尻に厚みがあり座る時の刺激を和らげてくれたが、今は薄い生地の浴衣のみ。
ディルドは肉棒ほどの硬さだが、それで奥を突かれるんだから怖いんだろうな~。ひなの気持ちは良く分かる。
「当たればいいんじゃないか。どうせおじさん達のオチンチンも奥に当たる長さなんだから…慣れだよ。」
と言って北川はひなの肘をさっと払う。微妙に浮いていたひなのお尻が一気に椅子にドスンと落ちる。
「んぎゃああっ…ああっ…」
と声をあげ慌てて立ち上がろうとするも、両サイドに座る北川と木村がひなの肩を押さえ背もたれに持たれさす。
ひなは「ああっ…ああっ…」と言いながら唇を震わせる。
ひなの声に一瞬周りの視線が集まるも、僕は大丈夫ですとみんなにわかるように頭を下げる。焦った~。
「ちゃんと座れたじゃないか。」
北川はニヤニヤしながらひなに話しかける。
「頭がバチバチって…。はぁはぁ…だっておじちゃんが…手を…。ああっ…奥に当たってる。はぁはぁ…苦しい…。」
「当たってるならちょうどいい。」
北川はリモコンのスイッチを入れる。
うぃ~んうぃ~ん
ひなの中で2つの玩具が振動を始める。
「ひいっ…おじちゃんだめぇ…ああっ。止めて…おじちゃん止めて…」
ひなは両手で股間をぎゅっと押さえる。足をガタガタ震わせ刺激に必死に耐えている。
「深く入って奥に当たってると、より振動が全身に伝わるから凄いだろ?おじさん達は食事を取ってくるから、それまでひなちゃんは1人で待ってるんだよ。どうせこのままでは歩けないと思うからひなちゃんの分まで取って来てあげるね。」
「はぁはぁ…ひなを1人に…1人にしないで…んああっ…」
「すぐに戻ってくるよ。くれぐれもお尻を浮かせないように座ってるんだ。わかったかな?」
涙を浮かべるひなを残して僕達は食事を取りに向かう。
北川が僕に耳打ちしてくる。
「小学生の幼い体をよく開発してきたね。倉田君、さすがだよ。ひなちゃんはレスポンスがいい。あれだけ敏感に反応してくれると、こっちも責めがいがあるってもんだね。恥ずかしがり屋な性格もいいね~。」
「凛の時は開発する時間があまりなかったので、何とか間に合わせるよう無理した所も有りました。」
「そうそう…山下が無理矢理セッティングしたからだよね。あれはあれで楽しい夜だったよ。」
「はい。ひなは内気で人見知りな性格でもあったので慎重に開発して来ました。凛は1ヶ月余りで3Pを経験させましたが、ひなは8ヶ月ほど経った昨日が初めてでした。敏感に感じるよう心がけて来ましたが、感じ方は年齢もあると思いますよ。凛は10歳、ひなは11歳。今年ひなは6年生ですから。この年で1歳の違いは大きいですよ。子供の体の成長は早いです。」
「俺もそう思う。それにしても、ひなちゃん…激しい責めによく心が折れないね。倉田君の事をそれだけで信用してると言う事か…。」
「それもあると思いますが、心が幼く経験してきた世界が狭いですから、大人が言う事に従う事しか知らないんでしょう。それとひなはああ見えて心の強い子ですし、集中力も人一倍あるから心が折れないんでしょう。基本的に子供は気持ちいい事が好きですしね。それでも心が折れそうな時は、優しく…。優しくした後は今まで以上に責めてもしっかり付いて来ます。」
「そっかそっか…優しくした後は責めても大丈夫って事だな。この後が楽しみだよ。」
北川さんとしばらく内緒話をした後、ひなの分も合わせて食事を持ってテーブルに戻る。
ひなは椅子に深く腰掛け、足をがくがく震わせている。顔は真っ赤に染まり額は汗びっしょり。
「ひなちゃん…お待たせ~」
と北川が座るとひなは、
「はぁはぁ…んんっ…おじちゃん遅かったよ~。はぁはぁ…もうだめ…ブルブル止めて~。おかしくなっちゃう。」
と泣きながら哀願してくる。
「ごめんごめん…今止めるね。」
北川は一瞬だけリモコンのレベルをわざとMAXにした後、スイッチを切る。
「きゃあっ…はひっ…」
ひなは一瞬ブルブルがMAXになると、ビクッと飛び上がり再び椅子にドスンとお尻が落ちる。するとまた「ぎゃあっ…」と声をあげぐったりする。
忙しいひな。
「あっ…ひなちゃんごめん。おじさんスイッチ間違えちゃったみたい。一瞬だけ最強になったけど…大丈夫?ひなちゃん…汗びっしょりだね。」
と北川はわざとらしく言うと、タオルでひなの額の汗を拭う。
「はぁはぁ…ブルブルを我慢するのが辛くて……はぁはぁ…。」
「そっか~。ブルブルが辛かったか…。もう止めたから大丈夫だよね?落ち着いたらご飯食べよ。」
ひなは必死に自分を落ち着かせようと「すぅ~はぁ~…すぅ~はぁ~」と深呼吸をしている。
僕達がご飯を食べ終わった頃、ひなはまだ半分ほど残っている。
入ってる玩具のせいで、味なんかわかんないだろうな~。
ひなが食べてる所をみんなでじっと見ている。
「見られると恥ずかしいよ~」
「可愛いから見てるんだよ。ひなちゃんは自分が思ってる以上に可愛いんだから…自信持ちなよ。」
「ひなちゃんの可愛さはずば抜けてるよ。」
北川と木村がひなを褒め、僕達もうんうんと頷く。
ひなは「あ…ありがとう…ございます。」と照れながら食事を口に運ぶ。
可愛い子は何をしてても可愛い。
ひなが何とか食事を済ませ時計を見ると午後8時を過ぎている。
「ひなちゃん…お部屋戻ろうか。」
「……うん。ゆっくり…ゆっくり歩かないと辛いから…お願い。」
ひなは立ち上がる北川を見上げ見つめながらお願いする。
「見つめられるとドキっとするよ。可愛いな~。そうだね…ひなちゃんに合わせて歩いてあげるから安心して。」
北川はひなの小さな手を引いてゆっくりと歩き会場を後にし、僕達もその後に続く。
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