僕達は(木村、北川)2人と別れそれぞれホテルに向かう。
ひなは車に乗るまで一言も口を開かず黙ったまま。僕達は車に乗り込み、
「ひな…こんな事になってごめん。僕が玩具なんか入れたからいけないんだ。ひなに負担かけて…本当にごめんね。でもおかしいよね…リモコンは僕が持ってたのに勝手に振動するなんて思ってもなかった。ごめん。」
と謝ると、
「ぐすん…ごめんなさい。ひなが…ひながいけないの。ブルブルしても普通にしていればおじさん達に知られなかったのに。具合い悪そうな顔してたから…。医務室に連れて行かれたらバレちゃう…どうしようって思って…全部話しちゃったの。ぐすん…ごめんなさい。」
とひなは泣きながら謝ってくる。
「あやまらなくていい。ひなは悪くないよ。僕が悪いんだ。負担かけてごめん。おじさん達に従うしかひなを守る方法がないんだ。許してくれ…。」
とひなの頬を撫でると、ひなは顔を左右に振り、
「ひなが…ひなが頑張ればいいの。お兄ちゃん達に迷惑かけないもん。怖いけど…不安だけど、お兄ちゃんがキスしてくれたらひな頑張れる気がする。お願い…お兄ちゃんキスして。」
と目にいっぱいの涙を浮かべ健気に言ってくる。
僕は小さな肩に手を回し、抱き寄せながら小さな唇にキスをする。
ちゅっ…。
何度も、ちゅっ…ちゅっ…とキスをすると、「お兄ちゃん…好き!大好き…ひな頑張る。」と言って見つめてくる。
「僕も大好きだよ。」と言って小さな体を抱き締める。頑張ると言ったがひなの体は震えている。
緊張と不安でいっぱいなんだろう。
15時を少し回った時間、ホテルに到着すると、先輩達は「俺達はスノーボードを預けてくるから後で部屋に行くよ。」と言って別れる。
ホテルのロビーの椅子に座っている男達(木村、北川)が、僕達を見つけ、
「おっ…お嬢ちゃん来たね!お兄さんは受付があるから、お嬢ちゃんはこっちに来なさい。」
と言うが極度の人見知りなひなが1人で行ける訳もなく、顔を左右に振り僕の腕にしがみつく。
すると木村がひなに近付き耳元で、
「おじさん達の言う事聞けないのかな~?お嬢ちゃんが言う事聞かないとお兄さん達に迷惑かけるんだよ。」
と囁くとビクッと体を震わせ、
「ごめんなさい…。」と言って言われたように僕から離れ1人おじさん達の隣におどおどしながら座る。
「そんなに怖がる事ないよ。普段は優しいおじさんなんだから。お兄ちゃんのお友達だと思えばいいんだよ。」
「……はい。」
男達とひなの会話がインカムから聞こえてくる。
男達がひなに色々話しかけるが、緊張から「うん」とか「はい」とかしか喋
喋らない。
優しいおじさんか…。
ひなの体は敏感に感じるようになってはいるが、極度の人見知りは直っていない。よりハードに挑むなら心の繋がりが大切になってくる。
さっき玩具でイけたのは僕が目の前にいたから。その辺の扱いは凛の時とは違う。
体だけイクんじゃなく、心も同時にイかせてやらないと厳しい責めに付いてこれない。
この事はちゃんと2人には言ってあるから、わかっているだろうが…。
僕がチェックインを済ませると、ひなが走って僕の所に戻ってくる。
僕はよしよしとひなの頭を撫でる。
「すいません…ひな人見知りで。先に部屋に行って、ひなにはよく言い聞かせておきますから。先輩達も後から来ますのでよろしくお願いします。」
と言って男達に部屋番号を教える。
「わかった…俺達は後から行く。お嬢ちゃんが極度の人見知りだって言う事がよくわかったよ。でもこれからお付き合いしていかなくちゃいけないんだから、君、よく言い聞かせておくんだよ。」
「はい…すいません。」
僕が軽く頭を下げる様子をひなはじっと見ている。
男達には僕でも逆らえないと言う事をひなに見せておく必要がある。
部屋に入るとひなは、「お兄ちゃん…やっぱりひな怖いよ~」と言って抱きついてくる。
やはり子供、気持ちがコロコロ変わるのは仕方ない。
僕はひなを抱き締めながら、
「怖い思いさせてごめんね。僕や先輩達もいるから…。あの人達が来る前に着替えようか。」
と言ってひなのウェアを脱がして行く。中に着ているトレーナーやタイツも脱がせると、ひなは白のインナーと黒の貞操帯だけになる。
恥ずかしがるそぶりは見せるが、今はそれどころじゃないらしい。
インナーからは小さな胸の2つの膨らみがはっきりわかる。
改めて見るといやらしすぎる。
「お兄ちゃん…ていそうたいは外しちゃだめなの?ずっと入ってるから苦しくて…。」と目を潤ませながら僕を見上げるひな。
「ひな…ごめん。もう勝手な事は出来ないんだ。これからは何をするにもあの人達の了解をもらわないと…。下手に逆らうとひなに迷惑がかかるし…」
と言うとひなは、「勝手なこと…ううっ…。苦しくて…。」とガッカリし諦めたような顔をする。
「ひなもあの人達の了解をもらわないといけないみたいだから。負担かけてごめん。」
と言って僕はひなに浴衣を着せる。
「ううん…ひなが我慢すればいいんだから。いいの。お兄ちゃんは悪くないから」
健気なひな。僕が考えた事だなんて微塵も思ってない。
普通に見れば浴衣姿の可愛い少女。
実はディルドを2つも飲み込んで貞操帯を付けてるとは誰も思わない。
僕も浴衣に着替え部屋のチャイムが鳴る。
扉を開けると待ち合わせしたかのように、先輩達と男達が入ってくる。
男達はひなの浴衣姿を見て、
「わあっ…衣姿になると可愛さが増すね。セックスなんて知らない無垢な少女に見えるんだけどね。」
と北川が言うと続けて木村が、
「本当だよ。とびきり可愛いのに、実は浴衣の中は、貞操帯を付けておまけにディルドが2つも入ってる。そのアンバランスさがたまらないね~。こっちに来なさい。」
と言ってひなに来るように言う。
ひなは震えながら僕を見上げ、どうしたらいいか迷った末、男達の方へ。
僕と先輩達は少し離れた場所に座り様子を見る事に。
木村はひなと目線を合わせるようにしゃがみ、
「お嬢ちゃん…そんなに怯えなくても大丈夫だよ。」
と優しく頬を撫でると、ひなはビクッとし、
「だって……怖いもん。」と涙ぐむ。
「そっか…怖いか。だったら最初はキスしよっ。キスして順番に慣らしていこう。大人のキスは知ってるよね?」
木村はひなを持ち上げ椅子に座ると、自分の膝を跨がせ向かい合うように座らせる。
「あっ…」と小さな声を上げ恥ずかしそうに下を向くひな。木村がポケットに手を入れると、ブーンと玩具の振動する音が聞こえ出す。
「あっ!だめだめっ…ブルブルいゃっ。ああっ…苦しい!」
と体を強張らせるひな。木村はひなの顎を軽く持ち上げ、
「これでも一番弱くしてるんだよ。ほら集中しておじさんとキスしよ。」
と言って木村はひなの小さな唇を奪う。
木村はひなの頬を両手で押えると、舌で小さな口をこじ開け絡ませていく。
ぴちゃっ…ぴちゃっ…あむっ…れろっ
嫌がる事が出来ないひなは、小さな体を震わせながら目をぎゅっと閉じ木村のなすがままになっている。
時々振動でお尻をビクッと浮かせる。
この状態が5分ほど続く。
「お嬢ちゃん…積極的になってくれないと楽しくないな~。」
「はぁはぁ…だって…んんっ…好きじゃない人とキスするんだもん。ああっ…ブルブル苦しい…。」
「ハッハッ!好きじゃない人か…。僕は木村って言うんだ。だから木村さん好きって言いながらキスしてごらん。それから僕の目をしっかり見て。これは命令だから!」
おっ…これは優菜の時、山下さんに教えた事。好きだと声をあげながらセックスすると自分の心が勘違いする。
一種の洗脳。
ひなは何でそんな事しなきゃって思ってるだろうな~。
玩具を振動させ、快感を押し上げながら好きと言わせ自らキスをさせると、
本当に好きなんじゃないかと勝手に思い込む。トドメはイク事。心が未熟な幼い子には通用するが、ひなはどうだろう。
積極的に自分からキスをする為には木村の首にしがみつきながらじゃないと出来ない。どうする?
そう思って見ていると、ひなは僕の思ったように行動し始める。
木村の首にしがみつき、恥ずかしそうに目を見ながら、「木村さん…好き…」と言って自分からキスをする。
ちゅっ…
「お嬢ちゃんに見つめられるとゾクゾクするね。そうそう、上手いよ。振動のレベル上げるから、気にしないで何度も繰り返すんだ。イきたければイけばいい。」
と言って木村はまたポケットに手を入れる。
ブーン…ブーン…ブルブル…ブルブル
この音は回転のスイッチも入れたな。
激しい動きにあっと言う間にイかされるんだろうな~。
「ああっ…ああっ…木村さん好き…ブルブルが…中で動いてる!だめぇ…」
と言いながら木村にキスをするひな。
ちゅっ…ちゅっ…。
「ああっ…木村さん好き…」
「だめ…ブルブルが…ああっ…おじちゃん好き!」
好きと言う度、ひなの体は敏感になっていく。
木村はくねくねさせてるひなの小さな体を優しく抱き締めながら、
「おじさんもひなちゃんの事好きだよ。」
と何度も繰り返していく。
最初は唇を合わせるだけのキスだったが、だんだん夢中になっていくひな。
自分から舌を絡ませ始める。
木村を見つめる瞳もだんだん変わって来ている。好きな人を見る目に…。
ぴちゃっ…ぴちゃっ…
「ああっ…おじちゃん好き!おじちゃん好きだよ~。ああっ…ひなきちゃう!」
「ひなちゃん…遠慮なくイけばいいよ。ひなちゃん…好きだよ。」
激しく振動しながら回転する玩具に体を支配され、心は木村に支配されつつあるひな。
「おじちゃん好き…ああっ…もう来る!おじちゃん好き…あああっ…好き…大好き…イクッ!!」
膝から跳ねるようにビクッと飛び上がると同時に小さな体を激しく痙攣させるひな。
そのまま木村の大きな胸に体を預けるようにもたれ掛かるひな。
木村はリモコンのスイッチを弱めると、「ひなちゃん…好きだよ」と呟きながらひなの頭を優しく撫でる。
ひなは少し落ち着いてくると顔を上げ木村を見つめて、
「はぁはぁ…はぁはぁ…ひなも…おじちゃんの事…木村さんの事…大好き。」
と言って恥ずかしそうに胸に顔を埋める。僕が見ていてもお構い無しのようだ。やはりひなも優菜と同じ…好きだと声で発する事で勘違いが始まる。
まして絶頂を迎えた事で心も体も満たされ今幸せを感じているはず。
大好きな木村にイかされた幸せ、心も体も満たされた事が今後の責め方に繋がってくる。
よりハードな責めにも一生懸命、健気に付いてくるだろう。
木村さん…やるな~。
たぶん同じ事を北川もするんだろうな~。と見ていると案の定そうだった。
玩具でイかされながら、「北川さん好き!イクッ!」と何度も叫ぶ様子は木村の時以上だった。
※元投稿はこちら >>