「ひな…落ち着いた?」
ひなは「うん…」と返事を返すも、表情は不安でいっぱいなようだ。
それもそうだろう。貞操帯を付けたままスノーボードをしようとしてるんだから。おまけに鍵は部屋に置いていくと言う。僕も初めての試みだから、少しの不安があるが大丈夫だろうと楽観的に捉えている。
「そろそろ行く準備しようか?先輩達がそろそろ迎えに来るよ。」
「……はいっ。」
ひなにスノーボードウェアを着させ、僕も準備をしていると、大野と坂井が部屋に入ってくる。
「ひなちゃん…準備出来たようだね。そろそろ出発しようか?」
と大野がひなの小さな手を握る。
「あっ…お兄さん、ちょっと待って。入れたまま歩くの緊張するから深呼吸する。」
と言ってひなはゆっくり深呼吸を繰り返すと、大野を見上げ「コクン」と頷く。
歩き始めると、ひなは「ひゃあっ…あっ…」と小さな声を上げ足をぎゅっと閉じ立ち止まる。
「ひなちゃん…大丈夫?」と大野が声をかけると、
「はぁはぁ…歩くと玩具が擦れて…はぁはぁ…アソコがジンジンするの。ふぅ~…ふぅ~。」
と言って真っ赤に火照らせた顔で大野を見上げる。
「ブルブルさせてないのに大変だね。苦しいの?……それとも気持ちいいの?」
と大野に言われひなは恥ずかしそうに
「はぁはぁ…両方…。」と答える。
僕は、「ひな!言い訳はいいから、背筋を伸ばしてしっかり歩きなさい。じゃないと周りの人から変な目で見られちゃうぞ!」と後ろから声をかける。
内気で人見知りなひなだから、人からどう見られるかを人一倍気になるだろう。そんなひなの心を見透かして言う。ひなは一瞬ビクッとし、
「それはいゃあっ……ごめんなさい…はぁはぁ……歩きます。」
と言って背筋を伸ばして歩き始めるひな。何とか普通に歩こうと頑張ってはいるみたいだが、やはり辛そうだ。
大野に手を引かれホテルの廊下を歩くひなの後ろを僕と坂井が付いていく。
「なあ倉田…あんな幼い子がバイブを2つも入れて歩いてるなんて興奮するな~。知ってるのは俺達だけだし。」
「ひな以外の少女にローターを1日中入れっぱなしとかは何度か経験はあるけど、バイブはないからな~。」
「お前…ひなちゃん以外にも?」
「もちろんだよ。ひな以外にも何人か同時進行してるよ。良かったら今度紹介するよ。」
「おおっ…ありがとう。それは有り難い話だね。それはそうと、ひなちゃん苦しそうだし、やっぱり歩き方が変だぞ。誰かにバレたらどうする?」
と真剣な顔できいてくる。
「まさか…バイブ入れてるなんて誰も思わないよ。調子が悪いかと思われるかもしれないが…。」
「まあ…それもそうか…。」
普通の人なら調子が悪そうだと心配するだろうが、山下さんぐらいになるともしかしたらわかるかもしれない。
ひなと一緒にいる僕を見たら確実に何をしてるかわかるだろうな~。
ロビーに付くと流石にひなの息があがっているし、緊張しているのが伺える。ドキドキしてるんだろうな~。
大野はひなを椅子に座らせると、
「俺達は乾燥室に干してあるブーツとスノーボード取ってくるよ。良かったら倉田とひなちゃんのも取ってきてあげるよ。」
と言って坂井と乾燥室へ。
僕はひなの横に座り、「大丈夫か?」
と声をかける。ひなは深呼吸しながら
「う、うん……はぁはぁ…大丈夫。少し落ち着いてきた…。」と顔を真っ赤にしながら僕の前で気丈に振る舞う。
「よしよし」とひなの頭を撫でていると、ふと誰かの視線を感じ辺りを見渡す。
すると、2人の男性がひなの方をちらちら見ている。サングラスを掛けてはいるが、なんとなくわかる。
可愛いから見てるのか、ロリコンなのか、それとも…。
「ひな…トイレ行ってくるから悪いけど1人で待っててくれるかな?」
「あっ…う、うん。お兄ちゃん…不安だから早く帰ってきて。」
泣きそうなひなを1人残し僕は席を立つとトイレに入って行く。すると案の定、男達も入ってくる。
すると男の1人が、「君のお連れさん……可愛い少女だね。」と言ってサングラスを外すとニヤッと笑う。
「サングラスを掛けてると、誰だかわからないものですね。」
「君から連絡を貰ったのが確か一昨日だったよね。急だったけど何とか都合付けたよ。ホテルの予約はどうしようかと思ったが、連泊で2泊目の人数変更なんて考えもしなかったよ。」
「遠いところお疲れ様でした。知り合いがホテルに顔が聞くのでお願い出来ました。今日は僕の部屋に泊まって貰えばいいですから。もちろんあの可愛い少女も一緒ですけど…。まだ少女には話してはいませんが…。」
「それは楽しみだ。それはそうと…あの可愛い少女…不安そうな顔をしてビクビクしてるが大丈夫か?」
僕は男の耳元で、
「言ってなかったですね。実はディルド付きの貞操帯を付けさせてます。前と後ろ2穴に入ってますから不安なんでしょう。それにリモコンで操作出来ますから。さっき同時にスイッチ入れたら泣きながら狂ったように暴れて、イきましたよ。」
と小さな声で言うと男は壁から顔を少し出しひなをちらちら見て、
「うわっ!…そうだったんだ。あんなに幼く超可愛い少女が…。調子が悪いんじゃなくて感じてるんだね。君も悪いな~。リモコンローターなら前回の事もあるしまだわからないではないが、2穴にリモコン付きのディルドか~。責め方が凄いな。中はもう熱くグチュグチュになってるんじゃないのか。」
と言って舌なめずりをする。
僕は2人にひなの事、昨日からの事を要点をまとめて簡潔に話す。
11歳の割に身長は135センチ程で華奢
ひなは内気で人一倍人見知り。
処女を失ってから半年ほど。
イク事に関しては一人前だが、まだ怖さが残っている。
先輩達とは偶然スキー場で会った事。
スノーボードを教えて貰ううちに仲良くなり心を許すまでに至った事。
緊張と不安の中、初めての3Pを無我夢中でこなした事。
今まさにお尻を開発中だと言う事など。
「そうか…君を含めて経験人数が3人と言う事だね。あんな可愛い子が3Pを経験済みとは…驚かされるよ。」
「僕以外の人とセックスしたのは昨日が初めてです。極度の人見知りですが出逢ったばかりの人とセックス出来た事で、成長が伺えます。他の人のも受け入れやすくなるんじゃないかと思います。」
「ところで僕達はどうすればいい?心を開いて貰う為に仲良くなるよう努力すればいいのかな?」
「いや…仲良くするんじゃなくて精神的に追い込んで欲しいんです。」
「ほうっ………と言うと?」
「ディルド付きの貞操帯を付けてると言いましたよね?様子が変だと心配する振りをして話しかけて欲しいんです。あくまでも偶然を装うように。ひなが自ら貞操帯を付けてると白状するように…持って行きたい。後は……。」
「わかった…やってみるよ。いきなりはまずいだろうから…まずはスキー場に着いてからにしよう。うわっ…ドキドキしてきたよ。」
「僕の先輩達にもこの事は話しておきます。その方がスムーズに事が運びますので。」
「そうしてもらうえると有り難いね。ところであの可愛い少女、ひなちゃんと言ったかな。責めはどこまで耐えられる?ハードな責めでも大丈夫か?」
「ディルド付きの貞操帯を付けてるんですよ。もちろんハードな責めでも大丈夫です。イク事に関してはまだ怖さが残ってますけど。幼いですが、性感帯は開発済で敏感に反応しますよ。お尻でイク事は昨日玩具で経験しました。貫通はしてませんが…。」
「そっかそっか…。怖さが残ってる方が責めがいがある。あんなに可愛い少女がイクって叫ぶ姿を想像するだけで興奮してくるよ。実はあの時の事が忘れられなくてね。山下の責めは圧巻だったからな~。それぐらいの責め方をしても大丈夫だと言う事だね。」
「もちろんです。精神的にも肉体的にもとことん追い詰めてみたいんですよ。その時少女はどんな姿を見せるのか…興味ありません?お二人にかかってますから。」
「もちろん興味あるよ。うわあ…ドキドキしてきたよ。既に股間はカチカチになってる。」
「無理言ってすいません。北川さん…木村さん…宜しくお願いします。」
「いやいやこちらこそ。倉田君…楽しみだよ。」
僕はトイレを後にし、ひなの元に戻ると、
「お兄ちゃん…ひな1人だったから不安だったよ~。」
と涙目で僕を見つめてくる。
「ごめんごめん…大野と坂井が戻ってると思ったが、まだだったんだね。1人にしてごめんね。」
と話してると大野と坂井が戻ってくる。
「いやいや…大勢待っている人がいたから時間がかってしまったよ、お待たせ…出発しよう!」と大野。
大野と坂井がスノーボードとブーツを持ってくれているので、僕はひなの小さな手を引いてホテルを後にし車に向かう。
ひなは僕の手をぎゅっと強く握り、何とか平静を保つように必死に歩く。
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