さて、家庭教師か……どうしよう。
連絡先を交換するのは僕の主義に反するが、ひなの場合は仕方がない。今までの中で一番可愛いし素直だし、何より僕に対する気持ちが他の子とは違う。イベントに参加しなくても、ひなに会うことが出来るが、別れ方をどうするか。
館長に木原さんに娘の家庭教師をお願いされた旨を報告すると館長は、
「母親は娘の事で随分君に感謝していたよ。内気で人見知りだったのに、倉田君のおかげで元気になり、何事にも意欲的になったってね。君は信用されてるんだよ。まあ…財布を忘れて届けに行った一見から、俺も自然の家のイベント以外で母親に会ってるから、君に家庭教師をしてもらえると助かる。心配で家に娘を一人にしておけないからと、なかなか外で会えないんだ。君が家庭教師をしてくれると安心して娘を任せられる。母親は自由に会えると言う事だよ。」
家庭教師の話は、館長と母親とが相談して決めたらしい。まあ……しょうがない。イベントでは違う子を攻略しながら、同時にひなを教育していくか。
館長は母親に本気になってるようだ。今まではそんな事はなかったが、お互い独り身なのとセックスの相性が良かったようだ。
「わかりました。館長のお役に立てるように頑張りますよ。館長が自由に母親と会えるように……」
次回のイベントは8月。一日目は午後からカヌー体験。その後BBQを兼ねてのキャンプファイア。二日目は、アイスクリームとウインナー作り。
家庭教師の話はすぐに進めた方が良いだろう。
自然の家の後片付けを済ませ帰宅すると、すぐに母親のスマホに連絡する。
教材をどうするか…また教える曜日や時間はどうしたら良いか、準備する時間が欲しいと伝える。細かい話は次回のイベントでお話しましょうという事になった。これで次回のイベントも木原親子は参加という話になった。カヌー体験は人気があるも危険が伴うので募集人数は少なめの子供10人程度。倍率は高いが木原親子は参加者名簿に載せておきます。と伝える。
最後に母親が、
「ひながどうしても倉田さんとお話したいって言ってるので代わってもいいですか?ひなにはまだスマホ持たせていないので……。」
「僕もひなちゃんと少しお話したかったので、お願いします。」
母親と代わりひなが電話にでる。
「もしもし……じん?あっ……違う、倉田さんこんにちは!」
「ひなちゃん……じんと呼ぶ時は、二人きりの時だよ。 もう…ママにおかしいと思われちゃうでしょ?家庭教師の話はママと進めておくからね。多分次回のイベントの後になると思う。次回のイベント、カヌー体験があるから楽しみにしてるんだよ。」
「大丈夫…ママ違うお部屋に行ったから多分聞こえてなかったよ。カヌー体験楽しみにしてる。それに家庭教師も……。また仁に早く会いたい。あのね……帰りの車の中でママにスマホ欲しいって言ったの。だって仁とお話したいから。ママに倉田さんとお話したいから買ってってお話したら、OKしてくれたの。倉田さんとお話するなら、いいよって。スマホ買ったら電話していい?」
僕とお話するならいいよって……どれだけ信用されてるんだか。それとも館長との事もあるから、ひなはお任せしますという事か……。直接話せるのはよいが、母親に見られてまずい証拠は作らないように気を付けないと。
「ひなと直接話せるなんて嬉しいね。でもスマホの使い方を間違えないようにね。犯罪に巻き込まれないように気を付けないとね。それから……約束覚えてる?自分で気持ちいい所触ったりしちゃだめだよ。」
「約束覚えてる。ちゃんと守るもん。今度スマホの使い方仁に教えてもらう。」
ひなとの会話を楽しんだ後、母親に代わり、
「倉田さん…まだ幼くてわがままいうかも知れませんがひなの事よろしくお願いします。スマホ買ってあげる事にしたので迷惑じゃなければ、お話してあげて下さい。」
「迷惑じゃありませんよ。スマホで勉強を教えたり課題を出したり出来ますし、ひなちゃんの日頃の悩みとか学校の事とか、相談相手になればと思ってます。」
暫く母親と話をし電話を切る。
ますます関係が深くなっていくような……。
次回のイベントが楽しみだ。
絶頂を経験したひなに1ヶ月のおあずけ。1ヶ月後どんな反応をするのか、欲しい欲しいとおねだりしてくるか。あの小さな体で、あの幼い顔でイクって言いながら絶頂に達するひな。思い出すだけでまた興奮してくる。もっと恥ずかしい事をしてあげたい。そろそろひなの初めても頂きたい。色んな事を頭に思い浮かべると顔がにやついてくる。
早く会いたい。
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