「お兄ちゃん…お兄ちゃん…」
凛の声が聞こえ目を覚ます朝7時。
「あっ…凛、おはよう!僕より早く起きたんだね。昨日はエッチが終わると同時に寝ちゃってびっくりしたよ。疲れただろうからもっとゆっくり寝ていれば良かったのに。」
「お兄ちゃん…おはよ。何だか目が覚めちゃって。疲れなんか寝れば大丈夫だよ。……やっぱりお兄ちゃんとのエッチが一番安心する。幸せって思ったもん。だから寝ちゃったのかも。エヘヘ。」
笑い方が可愛くてぎゅっと抱き締めてしまう。
「そっか~。僕とのセックスが一番か~。嬉しいな。」
あれだけセックスをこなしたのに、子供の体力の回復は早いな~。
それから暫くベッドでまったりしながら、凛の心のケアに務める。
「凛…昨日はエッチしたあとそのまま寝ちゃったからお風呂入ろうか?」
「うん!」
僕は凛を抱き上げて浴室へ。
凛の体をいたわるように温めの湯船に浸かり優しく体を撫でながら、
「色んな経験をいっぱいしたね。びっくりした事や辛く苦しい事が沢山あったけど、大丈夫か?」
と凛に聞く。
「うん…大丈夫。最後大好きなお兄ちゃんとエッチしたから。それに辛く苦しい事を我慢した後が凄い気持ち良くて…何度も真っ白になったもん。どれだけイッたかわかんない。」
「そっか…凛が気持ち良かったって言ってくれて安心したよ。でも暫く気持ちいい事はお休みだからね。体を休めないと…わかるね?」
「え~?また1ヶ月くらいお休みなの?イけないの?」
と不満そうな顔をする凛。
「そうだよ。凛の体をだいぶ酷使したからしっかり休んで回復に務めないとね。お休みした後のセックスを楽しみにしてるんだよ。いっぱいイかせてあげるから。」
「はい!お兄ちゃん。」
凛を椅子に座らせ髪を洗っていると、山下さん以外5人の男達が入ってくる。
「凛…おはよう!よく眠れた?」
山下さんの言葉に緊張気味に「う…うん」とうなずく凛。
「凛…おはよう。そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。今日はエッチしないから。凛が心配でみんなで様子を見に来たんだよ。エッチ以外はみんな優しい人達だって知ってるでしょ?」
凛はホッとした顔に変わる。
「みんな心配してくれてたんだ。ありがとう!」
男達が一斉に話し出す。
「いやいやこちらこそありがとうね。凛ちゃんとエッチ出来て最高の1日だったよ。」
「そうそう!ここにいる全員、凛ちゃんとエッチしたんだから、みんな家族みたいなもんだよ。」
「凛ちゃんがイク時、色っぽくて大人の女性みたいで綺麗だったな~。」
「凛ちゃんのちっちゃなオマンコ、お尻どちらも最高だったな~。」
「朝だぞ!お前は下品だな~。凛ちゃんが恥ずかしがるだろ?」
「いやいや褒めてるんだよ。」
「これから困った事があったら、おじさん達に言うんだよ。なんでも力になるから。」
「力になる代わりにエッチさせて!」
「バカ…お前は何言ってるんだ!」
「だって凛ちゃん可愛いんだもん。」
「お前だけじゃなく、みんな可愛いって思ってるぞ。」
「ハッハッハッ…」
男達が一斉に笑い出すと凛もつられて笑い出す。
僕は凛の体を洗いながら耳元で、
「みんな優しい人達で良かったね。」
と囁くと「うん!」と嬉しそうに返事をする。
凛は男達の方を見てもじもじしながら、
「おじちゃん…また凛とエッチして下さい。」
と顔を赤らめながら言う。
思いもよらない言葉に僕も含めみんなびっくりして一瞬固まってしまう。
「辛く苦しかっただろうに…凛はまたエッチしたいって思ったんだ。」
と山下さんが聞く。
「だって…お兄ちゃんにも言ったけど、苦しいのいっぱい我慢すると、いっぱい気持ちいいのが来るの。真っ白になりたいの!」
と絞り出すように言う凛。しっかり自分の意見が言えるようになった。
「またエッチしたいなんて言ってくれておじさん達嬉しいよ。頑張った甲斐があったね。でもしっかり体を休めてからだよ。おじさん達…今度凛ちゃんに会えるの楽しみにしてるから。」
「はいっ!」
凛の体を洗っている途中、山下さんと男達は先にお風呂から出ていく。
その後、暫く湯船に浸かり疲れを癒やすと凛をタオルで包んで僕の部屋へ。
凛の体を拭いてやり、髪をドライヤーで乾かし、服を着させる。
髪をポニーテールに結び、臼黄色のニットのセーターに紺のショートパンツ、白のニーソックスに薄紫のマウンテンパーカーを羽織らせる。
可愛いらしい格好に、あらためてまだ凛が10歳なんだと再認識する。
「昨日の夜はご飯抜きだったからお腹空いたでしょ?」
「うん…おなかペコペコ。」
食堂に向かうと山下さん以外男達が朝食を作って待っててくれた。
「うわあっ!美味しそう。みんなありがとう!」
「今日はクリスマスイブだからね!」
「そっか~!今日はクリスマスイブだってこと、すっかり忘れてた。」
7人で和気あいあいに朝食を取った後、
男達から、クリスマスプレゼントを渡される凛。
薄い紺色のショルダーバック。
「わあっ!可愛いショルダーバック!ありがとう!」
満面の笑みを浮かべる凛。
「気に入ってくれるか心配だったけど喜んでくれて良かった。お父さんお母さんには倉田お兄ちゃんに買って貰ったって言うんだよ。おじさん達との事はナイショだからね。」
「はいっ!わかってます。わあっ…嬉しい!みんなありがとう!」
食事の片付けが終わると帰る準備に取り掛かる。
男達それぞれ凛と目線を合わせ「さよなら」を言い凛にチュッとキスをしみんな帰っていく。
「倉田君…僕は最後戸締りを確認して、鍵を館長に返すから先に帰っていいよ。」
「山下さん…ありがとうございます。さっ…凛、帰るよ。」
「うん!山下おじちゃん…ありがとうございました。」
山下さんが凛と目線を合わせるようにしゃがもうとすると、凛はジャンプして山下さんにキスをする。
チュッ!
「おじちゃん…バイバイっ!また会おうね。」
「凛ちゃん…気を付けてね。バイバイっ!また会おう。」
凛の母親に自然の家を出発しますと連絡を入れる。
「途中、お昼ご飯を食べ、それから柚希ちゃんお見舞いに病院に寄りますので、宜しくお願いします。」
午前11時過ぎ自然の家を後にする。
途中ファミリーレストランで昼食を済ませ、柚希の入院する病院へ。
「柚希ちゃん…お見舞いに来たよ!」
「お姉ちゃん!来たよ~。」
若いだけあって回復も早いようだが、柚希は何だか不機嫌。
「凛だけ倉田お兄さんとクリスマスイベントに行けて良かったね。柚希は病院で寂しく……。」
僕は凛の耳元で、
「お姉ちゃん不機嫌そうだから、キスしようと思う。凛の目の前でするから、羨ましいって言ってくれる?」
と囁くと「うん…凛は大丈夫だよ。いっぱい愛して貰ったから。」と返事が返ってくる。余裕だな~。
不機嫌な柚希に顔を近づけ人差し指で小さな唇を撫で、
「痛い思いして柚希が一生懸命頑張ってたのはわかってる。早く良くなるようにおまじないするからね。」
と言って優しくちゅっとキスをする。
柚希はいきなりキスをされて顔を真っ赤に染める。
「うわあ~。お姉ちゃん羨ましい!凛にだってしてくれないなのに~」
と大げさに言う凛。僕は、
「誰かに聞かれたらまずいでしょ?」
と慌てて凛の口を塞ぐ。
柚希は嬉しそうに、
「やった~!凛…羨ましいでしょ?」
とニコニコになる。
「羨ましいよ~。お兄ちゃん…凛にもしてよ!」
「だめっ…凛ちゃんにはまだ早い。」
僕と凛はウインクしあい、柚希にバレないようにニコッと笑う。
柚希には、可愛い腕時計をクリスマスプレゼントとして渡す。
「わあっ…お兄さんありがとう!嬉しい。大事にするね。」
完全にご機嫌になる柚希。
暫くすると母親が病室にやってくる。
「凛の事ありがとうございました。それに娘たちの為にクリスマスプレゼントまで頂いてすいません。」
「いやいや…気持ちですから。凛ちゃんはしっかりお手伝いしてくれましたし、楽しんでくれたようでホッとしています。柚希ちゃんも順調なようで良かったです。また勉強教えに来ますから。」
「本当、ありがとうございます。」
夕方まで柚希の病室で過ごし、母親の仕事が終わるのを待って凛を預ける。
「凛ちゃんまたね~。今日は早く寝るんだよ。」
「はいっ!お兄ちゃん…またね~」
凛を見送ると柚希の病室に戻る。
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