自然の家を使うに当たっては館長の許可がいるので話はしたが、いきなり凛に3人の相手をさせるには、やっぱり無理があるな~などと考えていると、週の中日館長から連絡が入る。
「自然の家の使用許可は取ってあるから自由に使っていいよ。その代わり自分は出かけるかもしれないので、鍵ははよろしく」と言う話だった。
多分、どこかの御婦人とお出かけの予定が入ったんだろう。やはり館長は成熟した女性が好きなんだろうな。
山下さんにその旨を伝えたところ、既に館長から話は聞いているとの事だった。
「倉田くん…案外早かったね。凛ちゃんと会える土曜日が楽しみだよ。」
「はい。それでもあれから1ヶ月ぐらいは過ぎましたよ。買い物しながら行きますが、昼前には着くと思います。」
金曜日の家庭教師の日。机に向かう凛が横にいる僕を見上げる。
「お兄ちゃん…明日が楽しみ!」
「自然の家のお手伝いがそんなに楽しみなのかな~?」
とニヤッとしながら聞いて見る。
「だって…お兄ちゃんと一緒にいられるし、凛、1ヶ月我慢したんだよ。明日はイッてもいいんだよね?お兄ちゃんとエッチ出来るんだよね?」
と恥ずかしげもなく聞いてくる。
「凛…約束覚える?今度イク時は僕以外の人とエッチする時だって言ったよね?僕以外の人とエッチするのそんなに楽しみなんだ~。」
と意地悪を言ってみる。
「……お兄ちゃん。自然の家にお兄ちゃん以外の人も来るの?」
と不安な顔をする凛。
「嫌なの?」
と聞くと凛は暫く黙り込むと、顔を左右に振り、
「……嫌じゃないもん。でも2人だけかと思ってた。不安だけどお兄ちゃんが一緒なら大丈夫。でも怖い人だったら嫌だけど………イキたい。」
て言って僕を見上げる。今の凛は不安より気持ち良くなりたいと言う思いの方が強い。1ヶ月我慢させたのは良かった。お菓子を欲しがるように快感を求めてくるのは、凛も例外じゃないようだ。
「クスッ…そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。怖い人なんかじゃないから。僕より優しい人だと思うから安心して。凛…1ヶ月我慢したんだから思い切りイけばいいし、いっぱい気持ち良くなろうね。」
凛は僕をチラッと見て顔を赤らめコクンと頷く。
勉強を少し早めに切り上げると、ベッドに腰掛ける僕の前に凛を立たせ、
「凛…下脱いでお兄ちゃんが買ってきたパンツ履いてみて。」
と言って可愛いキャラクターパンツを渡す。凛は不思議そうにそのパンツを手に取り、
「う、うん…わかった。恥ずかしいから後ろ向くね。」
と言って僕に背を向ける凛。隅から隅まであらゆる所を見られてるのに、恥ずかしいとは……。羞恥心が芽生えてきたか。
凛は下を脱ぎ僕が渡したパンツを履きつつ「少し小さいかも」と言った後、「あっ!」と小さな声をあげる。
「凛…どうした?」
「あっ…あの…今クリトリスに何かが当たってビリビリってしたの。」
と顔を赤らめながら僕を見つめる。
「凛に渡したパンツにお米を数粒、丁度クリトリスに当たる位置を狙って瞬間接着剤で貼り付けておいたんだ。位置が心配だったけどドンピシャで良かった。明日お出かけする時も履いたままだからね。」
「……う、うん。でもどうして?」
と聞いてくる。
「1ヶ月お預けしてたからまずは刺激に体を慣らして置かないと…凛の為だから。動かなければ擦れないからビリビリしないでしょ?」
「う…うん。お兄ちゃん凛の事考えてくれたんだ。ありがとう。」
優菜や穂乃花のようにピンクローターをと思ったが刺激が強すぎる。1ヶ月我慢させた体をオモチャでイかせてしまうのは勿体ないと言うのもあるが、凛は優菜や穂乃花と違って内気で人見知りが強い。山下さんを見て寸前で嫌だと言うかもしれない。
だから微妙な刺激でもっと悶々とさせ「イキたいイキたい」とそれしか考えられないようにする為。他人棒を素直に受け入れられるようにしておかないと……。
凛が今度イク時はあくまでも複数セックスの時。
土曜日、朝8時半頃凛を迎えに行く。チャイムを鳴らすと凛が笑顔で迎えてくれた。
凛の服装は、茶色のトレーナーにグレーのショートパンツ。黒のニーハイソックスが、細い足をより長く見せる。
……可愛い。
「凛の顔はもちろん、服も可愛いよ。似合ってる。昨日渡したパンツは履いたままだよね?」
と耳元で囁くと「コクン」と頷く凛。
後から母親が出迎え、
「倉田さん…無理言ってすいません。凛の事宜しくお願いします。凛!鍵忘れないでね。」
と言って慌てて出勤していく。
僕達も自然の家に向けて出発する。
途中、備品を買い揃える為ショッピングモールに寄る。
車に座ってる時はそうでもないが買い物する為歩く度に、
「お兄ちゃん…擦れてビリッてする。ムズムズするの。」
と恥ずかしそうに僕を見上げてくる。
「凛…我慢我慢。」とニヤニヤしながら言うと、頬を膨らませる凛。狙い通りの反応。
わざと長い距離を歩かせるように買い物をし車に乗り込むと、ほっと胸を撫で下ろす凛。
顔を火照らせ「はぁ…はぁ…」と呼吸を整えている姿はそれだけで興奮する。
1時間ほどで自然の家に着くと、玄関を掃除している山下さんが出迎えてくれる。
「やあ…倉田くん。館長は僕に鍵を預けて出かけて行ったよ。倉田くんの後ろにいる可愛い子は凛ちゃんかな?」
と声をかけるも凛は僕の後ろに隠れ、恥ずかしそうに山下さんを伺っている。
「ほら、ちゃんと自己紹介しなさい」
と言うともじもじしながら、
「あの…山田凛です。小学4年生です。今日は宜しくお願いします。」
と言った後僕の袖を引っ張り小さな声で、
「お兄ちゃん…凛、あのおじちゃんとエッチするの?」
と泣きそうな顔で聞いてくる。
「そうだよ。凛…そんなに心配しなくても大丈夫だよ。山下さんは優しい人だし話してみればわかるから。」
と凛の頭を優しく撫でる。
山下さんは凛に近付き、目線を合わせるようにしゃがむと、
「凛ちゃん…今日はお手伝いに来てくれてありがとう。頑張ろうね。荷物重そうだからおじさん持ってあげる。さっ…中に入って!」
と優しく声をかける。
「……はいっ。」
僕と凛は山下さんに付いていくように館内に入っていく。
荷物を降ろし少し休憩した後、嫌だと言う凛をなだめ山下さん2人だけにし僕は館内の清掃や見回りをしに行く。
見回りを終え帰ってくると、和気あいあいに話す2人の姿が…。
凛は僕を見つけると、「あっ!お兄ちゃん!」と近寄ってきて、
「あのね…山下おじちゃんと竹切ったり松ぼっくりを集めたりしたの。おじちゃん優しくて色々教えてくれて楽しかったんだ。」
と笑みを浮かべる。僕は凛の耳元で、
「山下さんは優しい人だって言ったでしょ。仲良くなれて良かったね。それよりビリビリは大丈夫なの?」
と聞いて見る。
「……動くとビリッとするから大変だったよ。ずっとアソコがムズムズしてるもん。」
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