凛の家から帰宅途中山下さんに電話しお店を尋ねる事に。アダルトショップということもあり、誰かに見られないように気を付けながら伺う。
「やあ…倉田くん。自然の家以来か。久しぶりだね。」
「山下さんお久しぶりです。優菜や穂乃花から話は聞いてますが、まだお預け中だとか…。」
1ヶ月、体を休めると約束し禁欲生活を送らせている優菜と穂乃花。
その後したいしたいと内緒で連絡がくるけど、なかなかタイミングが合わないとの事。
「近いうちに合う約束してるから、その時は連絡するよ。あっ…連絡しなくても倉田くんは2人の家庭教師をしてるから報告があるよね。」
「そうですね。報告があると思いますが、2人の事宜しくお願いします。ところで…山下さんに相談があるんですが…。」
と言って自然の家で写した写真を見せ、凛の事や柚希の事、家庭環境を詳しく話す。
「凛ちゃんか…これはまた可愛い娘だ。優菜ちゃんと違って内気で人見知りだとは、これはそそるよ。そうか…倉田くん相変わらずモテモテだね。優菜ちゃん同様、10歳の少女が自ら望んでセックスするなんて凄いね。それもイク事まできっちり教えるんだから。親の信頼を得るのもうまいし…いつも感心するよ。倉田くんの話を聞くと柚希ちゃんも時間の問題なんだね。僕に話と言う事は、優菜と同様に凛ちゃんに複数セックスを教える話だろ?」
「さすが山下さん。話が早い。凛には複数セックスする旨を言い聞かせて了解を貰ってます。後はタイミングです。柚希と2人同時はなかなか難しくて、凛が1人になる時があるかどうかです。それも自然な形で…。」
「倉田くん…話の内容はわかったよ。ありがたくお受けするよ。楽しみだが、優菜ちゃん穂乃花ちゃんがいて相手には困ってないから、気長に待つとするよ。でも凛ちゃん、一度イク事を覚えてしまったから我慢するのはきついだろうな~。次イク時は複数セックスの時はだなんて…よく考えてる。したくてしたくてたまらなくなるから…嫌と言えなくなるなんてね。」
「イク事が頑張ったご褒美だと思わせる。そうすればハードな事にも付いて来れるようになるんです。飴と鞭を上手く使い分ける事が大切ですね。」
「優菜ちゃんとの事で勉強させてもらったから、よくわかるよ。ところで山田、いや館長には凛ちゃんの事話したかい?穂乃花ちゃんとの事で、山田も幼い子に興味を持ったかもしれないしね。」
「いや、まだですが話すつもりでいますが館長も入れると4Pになってしまいますし…どうしましょう。館長と山下さん2人だと激しいセックスになりそうだから心配です。」
「そうかもしれない。セックスに慣れ熟れた女性を責めてきたからね。最初は山田抜きのほうがいいかもしれないな。優菜ちゃんならセックスに慣れてきてるし、まずはそっちにするか。」
「そうですね。でもくれぐれ無理させすぎないように気を付けて下さいね。誰かにバレたら終わりですから。」
「わかってる。その点はしっかりと考えているから。あっ…それから凛ちゃんとセックス出来る時がきたら新しい趣向を試したいと思ってる。今は内緒だけど。」
「新しい趣向ですか…わかりました。楽しみにしておきます。」
それから色々と話をし、お店を後にし帰路に着く。
「ふうっ…疲れた。」
土日は体を休める為ゆっくり休養をとり月曜日を迎える。
11月の自然の家の行事はお休み。12月のクリスマスイベントに向けて準備が事前にあるだけ。
月曜日は穂乃花、水曜日は優菜、木曜日はひなの順番に家庭教師をこなす。
金曜日、17時から凛、19時から柚希の家庭教師。凛と柚希は半袖、短パンの体操服姿だった。凛と違って胸の膨らみがはっきりわかる柚希。2年経つと凛の胸もこう膨らんでくるのか…。なんて想像してしまう。
凛には体を休めるように言ってある為、エッチな事は無し。しっかり勉強を教える。
「お兄ちゃん…お姉ちゃんには負けないから。」
と凛に耳打ちされる。内気で人見知りだったのに、柚希に対するライバル心を剥き出しにしてくる。これはこれでいい兆候だ。
柚希の時間。柚希の部屋も凛と同じで綺麗に整っている。2人きりになれたのが嬉しいのか、僕に抱き付いてくる。
「お兄さん…会いたかった。これ修学旅行のお土産。」
と言ってキーホルダーを渡される。
「僕の為に?少ないお小遣いの中でありがとう。嬉しいよ。」
と軽く唇にキスをする、
柚希は顔を赤らめ嬉しそうな表情を浮かべる。
柚希とはキスと体に軽くタッチするところまでしか進んでない。ましてイク事も知らない。
先週、妹と僕が2人きりだったから、セックスしたかどうか気にして聞いてきたが、「もちろん何もしてないよ。」と言うと、ほっとした顔をする。
妹の凛がとんでもなく先に進んでしまった事を知ったら焦るだろうから。
親がいる手前、あまり激しい事は出来ないし、タイミングさえ合えば柚希はいつでも出来る。慌てる必要はない。
まあ柚希が僕の事を好きなのはわかってる。中学生ぐらいまでだったら、好きな人と一緒にいられるだけで、幸せな気持ちになるはず。僕もそうだったから。
純粋だったのに……いつからそれ以上を望むようになったのかな~。
柚希には勉強を教えながら、太ももを軽く触ったり、答えが合っていたらキスをしたりとスキンシップを大切にする。それだけで柚希の顔に緊張とドキドキが見られ、楽しい。
無事家庭教師を終えご両親に挨拶を済ませ帰宅する。
それから次の週も柚希とは特に新しい進展もなく真面目に家庭教師をしていたが、あくる週の月曜日の夕方、凛の母親から柚希が交通事故にあったと電話が入る。凛も一緒に病院にいて泣いている声が電話から聞こえてくる。
母親の務める病院に救急車で運ばれたと言う事だった。心配で病院に行こうと思ったが、怪我の状態もまだよくわからないし穂乃花の家庭教師もあるので、柚希の容態が落ち着いてからにする事に。
柚希の家庭教師をしている事は、穂乃花には言ってあるので、その日の夜聞いてみようと思ったら、穂乃花の方から話があった。
横断歩道を青で渡っている所に左折車にぶつかったらしい。穂乃花は柚希の近くにいたそうたが、それ以上の事はわからないと心配していた。
火曜日は連絡が無く心配していたが、水曜日の夕方、柚希の母親から連絡があった。
頭は大丈夫で命に別状は無かったが、両足骨折で手術を終え無事成功したとの事。暫く家庭教師をお休みしたいと言う話も。それは仕方ない。
命があって良かったと胸を撫で降ろすも、両足骨折とはひどい。
入院は1ヶ月程度との事。
術後すぐお見舞いに行くのは、柚希も痛くて辛いだろうから土曜日に病院に行く事に…。
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