ひなを少し上へと持ち上げベッドの上で向かい合う。
「ひな……成長したね。自分の気持ちをしっかり言えるようになった。ひな覚えてる?最初はママの後ろに隠れていたんだよ。僕が一生懸命話しかけても、なかなか答えてくれなかったし、嫌われてるんじゃないかって思ってた。」
ひなは申し訳なさそうな顔で、
「覚えてる……だって私、人とお話するの苦手だから。
仁が一生懸命話しかけてるのに、そっけない態度だった。恥ずかしかったんだもん。本当はね、最初からいっぱいお話したかった。でも言葉がでて来なくて。」
僕はうんうんと頷き、ひなの話を真剣に聞いている。
「でも今はしっかりお話出来るようになったね。自分の気持ちもちゃんと僕に伝えてくれる。嬉しいよ。」
ひなもうんうんと頷き、
「それは仁のおかげ……。仁が優しいから。だって好きになっちゃったんだもん。」
僕はひなの頭を優しく撫で、
「僕の事優しいって言うけど、たまに意地悪言ったり、さっきだってエッチする時、厳しくしたりするでしょ?それも含めて好きなの?」
ひなは恥ずかしそうにもじもじしながら、
「もう…それ意地悪な質問なんだもん。仁わかってるくせに。……意地悪言ったり厳しくされた後、仁凄い優しいんだもん。キュンキュンしちゃうの。恥ずかしい……。」
見つめていた視線を反らし顔を背けるひな。
厳しくした後、優しくするのはご褒美。ご褒美を与えるともっと頑張らなくちゃって思うはず。
僕はひなの頬に手を当て、見つめるように促し、
「ひながキュンキュンする為に、たまには厳しく接したほうがいいのかな?」
ひなは恥ずかしそうに、
「……たまにだよ。いつもは優しくして欲しい。」
「じゃあ……エッチの時だけ少し厳しくしようか?その方がドキドキするだろ?ひなはお利口さんだから、僕の言う事よく理解してくれるけど……まだ恥ずかしいとか怖いとか……まだ克服出来てないようだから。」
ひなは言葉に困っている。自分から厳しくしてなんて言えないのは、わかってる。
「………仁の言うとおりだと思う。厳しくしても私頑張るもん。だって仁が好きだから。」
小学生のひないじらしくていじらしくて…本当可愛い。
「ひな…僕もひなが好きだよ。厳しい事を言う時もあるかもしれない。でもね…ひなを好きな気持ちはずっと変わらないから。忘れないで。ひなは特別な人。」
僕に愛されているんだという事を、心の拠り所にしてあげないと、ひなの気持ちが付いてこない。
ひなは僕をじっと見つめ、
「仁…忘れないもん。ずっと心の中に仁がいるの。
だからね、明日お別れしても大丈夫。寂しくなんかないもん。寂しくなんか………」
ひなの小さな瞳から涙が溢れてくる。
こんなに好きになってくれた子は、今までいなかった。快感を教え込むと、快感を求め僕に近寄ってくる子供ばかりだった。だから簡単だった。愛してるとか好きとは最初だけだったからね。別れる事も……難しくはなかった。
でもひなは違う。精神的な繋がりが欲しいという気持ちが強い。恥ずかしい話、それは僕も同じ。
ひなの涙にドキドキしてくる。
お口のお仕事もそう……。特に小学生は汚いっとか、いゃっと言ってまともにしてくれた事がない。人の事より早く早くって自分が気持ちよくなりたいばかり。
でもひなは違った。まだよくわからないのに僕を気持ちよくしよう、気持ちよくなって欲しいとぎこちないけど一生懸命さが伝わってきた。
これだけ好きになってくれるとは予想外だった。嬉しいけど……。
僕は泣いているひなをギュッと抱き締め、
「ひな……僕も寂しい。寂しい気持ちがあるから今度会った時、会えた時、嬉しさが何倍にもなると思う。
会えない時もお互いの事考えていると楽しい気持ちになるよ。僕は、いつもひなの事考えてる。」
ひなは泣きながら、
「ひなだけ寂しいんじゃなかった…。仁も寂しいって言ってくれて嬉しい。ひなもいつも仁の事考えてる。」
僕は親指でひなの涙を拭い、
「泣かないで……だから今をいっぱい楽しもう。明日バイバイするまで。」
うんうんと可愛いく頷くひな。
「明日のお昼前までいっぱい楽しもっ!」
ひなの小さな頭をギュッと抱き締めながら、
「ひな…もう12時過ぎてるよ。もう寝る時間だぞ。」
暫くしてもひなの返事が聞こえない……。ん?もう寝ちゃったのかな?
すると突然ひなが話し始める。
「仁……このまま寝ちゃうの嫌。だって明日のお昼まで楽しもって言ったのは仁だよ。」
もっとお話したいのかそれとも………。
もしかしてまたイきたいのか?初めてイッてからもう一回イク経験したのに。わざ聞いてみるか。
「ひな……もしかして?また気持ちいい事したいの?」
もじもじしている。
「………意地悪。まだ怖いけど恥ずかしいけど……あの気持ちいい事またしてみたい。だって今度いつギュッと出来るかわかんないもん。」
可愛い表現。ひならしい。
「ひな…実は僕もひなと気持ちいい事したいって思ってたけど、無理させたらいけないから我慢していたんだ。ひな……無理してない?」
ひなは、絶対無理してると思う。明日お別れしないといけないから…寂しいんだろう。どうする?
ひなが気持ちよくなっていく姿は可愛い。小さな体をビクビクさせてイクって叫ぶ姿はもう興奮。
でも相手は小学生……。
「………ひな無理してないもん。」
僕はひなを諭すように、
「ひな……乳首やクリトリス触れられて気持ちいいって
今日初めて知ったんだよね。特にクリトリスは、敏感でデリケートな部分なんだ。気持ちよさを追及して、あまり強く触れると痛くなっちゃうんだ。だから僕はあまり強く触らなかった。わかる?」
「………うん。わかるような……」
イクという感覚は、痛くなっても弄りたくなるような快感なんだ。一種の麻薬。でもひなはまだ小学5年生。じっくり開発していきたい。
「ひな……焦れったく感じるかもしれないが……それでもいい?」
ひなは恥ずかしそうに、
「それでも仁と一緒なら何でもいい。私寝たくないもん。」
「明日眠いかもしれないけど……大丈夫?」
ひなは僕にギュッと抱きついて、
「ひな大丈夫だもん。」
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