【ひな編】
9月21(土)、22(日)、23(月)の3連休。
母親は館長との旅行の為、ひなを任された3日間。
先週の連休は優菜と山下さん、おまけに同級生の覚くんを交えて色んな事をしたが、今回はひなと2人きり。ひなの事は山下さんは知らないと言うか、あえて言っていない。
ひなは優菜と違って内気で人見知りだし僕へ
の依存度が高い。僕以外の人とセックスさせると精神的に壊れてしまう。
一度自然の家で優菜を交えてセックスをしたが、その時は嫉妬心からか優菜に対する態度が少し冷たかった。普段はM気質なのに、優菜に対してはドSだった。これはセックスの時だけだが……。
学年は違うが同じ学校に通う2人。優菜はひなにとって初めて出来た友達だから普段は仲がいい。優菜もひなお姉ちゃんと慕っている。
僕が優菜とセックスしている事は知ってるが、ひなはあえて聞いてこない。ひなは嫉妬心を剥き出しにするような性格ではないし、僕に嫌われたくないと思っているから。
相変わらず控えめで人見知りなひな。
ひなとセックスに至るまで丁寧に時間をかけてきた。やはり僕の中では一番。
今回の休日は事前に母親の了解をとり旅行に行く事にした。遊園地、9月末までやってる海水プール。子供らしい遊びに付き合ってあげないと……。
土曜日、朝8時にひなを迎えに行くと「お兄ちゃん!おはよっ」と僕を出迎えてくれる。黄色の半袖のブラウスに白の膝上スカート、長い髪は後ろに縛っている。
ブラウスの下は白のインナー。胸の膨らみが
ブラウスの上から何とかわかる。優菜よりは大きいけど……やはり小さい。その小さな膨らみが好きなんだけどね。
身長は135センチ程で華奢だが、それがまた可愛い。
「倉田さん……無理ばかり言ってごめんなさい。ひなの事宜しくお願いします。」
とひなの後ろから母親が挨拶してくる。
「いえいえ…大事な娘さん、預からせて頂きます。気を付けて行ってきます。月曜日の夕方には帰ってきますので、宜しくお願いします。」
僕はひなの荷物を持つと車に乗せ、ひなを助手席に座らせる。
「ママ、行って来ます!」
「ひな、倉田さんの言うことちゃんと聞いてね。迷惑かけちゃだめよ。」
「はいっ…わかってる。」
お辞儀をすると目的地に向かって出発する。
ひなは僕をちらちら見て、
「お兄ちゃんと旅行…楽しみにしてた。昨日の夜はドキドキしてなかなか眠れなかったよ。」
と嬉しそうな顔をする。僕もひなをちらっと見て、
「僕もひなとの旅行…楽しみだったよ。今日の服可愛いね。似合ってる。強いて言えばブラウスの下のインナーが邪魔かな。」
と冗談を言うと、
「もうっ…お兄ちゃんのエッチ。インナー着てないと胸が服に擦れて痛いんだから。」
と言って頬を膨らませるひな。可愛い。
「服に擦れて痛いけど…僕が触れると気持ちいいんだもんね。女の子の体ってよくわからないね。」
と言うとひなは顔を真っ赤に染め恥ずかしそうにする。
「それとこれは別なの。もうドキドキしてきちゃった。」
僕はひなの頬を撫でながら、
「ひな…その恥ずかしそうな顔、可愛いよ。昼間は遊園地でいっぱい遊んで、夜は温泉入って……その後はどうする?」
と聞くと、「えっ?…その後って…」とますます顔を赤く染める。
「ひなのしたい事は何?」
「お兄ちゃんの意地悪。わかってるのに。」
「ひなの口から聞きたい。」
「……………お兄ちゃんとエッチしたい。」
恥ずかしそうに下を向くひな。
幼い子供にエッチしたいと言われると、やっぱり興奮するしドキドキしてくる。
「よく言えたね。偉いぞ。ひなの希望はちゃんと叶えてあげる。いっぱいイこうね。」
信号で止まるとひなの小さな唇にチュッとキスをする。ひなは恥ずかしそうに、
「…………うん。」とうなずく。
その控えめな「うん」もやっぱり可愛い。
ひなとの何気ない会話を楽しみながら目的地の遊園地に到着する。9月だというのに、まだまだ暑い。初日は遊園地、2日目は海水プールの予定。
車を降りるとひなは可愛い麦わら帽子を被る。「お嬢様みたいで似合ってるよ。」と言うと、ニコッと笑うひな。
ひなの小さな手を握り遊園地へと入っていく。
「ひな…こうやって手を繋いで歩く姿、はたからはどう見えてるのかな?兄妹かな~。恋人どうしだとは見えないよね。」
「どう見えても関係ないもん。ひなは恋人どうしだと思ってるから。」
と僕を見上げる。あの控えめなひなが、どう見えても関係ないと言うとは思わなかった。
性格も少しずつ積極的になってきたと改めて思う。
1日乗り物券を買うと、色んな乗り物に乗って楽しんだ。ジェットコースターは怖いというひな。何とか乗せると「きゃあっ!」とお声をあげる。夜の悲鳴より大きいかも。
「怖かった」と言うもまんざらではなかったようで、また乗りたいと言ってジェットコースターに乗る。
「楽しい……こんなに楽しいのって初めてかも。遊園地久しぶりだし、お兄ちゃんと一緒だから。もっと乗ろうよ~」
と僕の手を引っ張るひな。こんなに楽しんでくれて僕も嬉しい。ひなの嬉しそうな顔を見てるだけで幸せな気持ちになる。
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